ドラゴン ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲 1/35 39-45 Series 6816 プラモデル

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ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲

販売価格

8,580円 7,722円(税込)

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「ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series  No.6816 )」です


●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の中戦車「4号戦車A型」の「増加装甲装着車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●大戦を通じてドイツ戦車部隊の中軸として活躍した「4号戦車」シリーズのトップバッター「4号戦車A型」の「増加装甲装着車」を再現、内装式防盾、塔状の車長キューポラ、車体側面の対空機銃架、車体側面の吸気ルーバーなど、黎明期のドイツ戦車らしいクラシカルな姿を再現した内容となっています

●サイバーホビー社製「ドイツ 4号戦車 A型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.A)」をベースとして、「増加装甲装着車」を再現するために、エッチングパーツを追加したバリエーションキットです

【 ドイツ 4号戦車A型 について 】


●1935年、ドイツはベルサイユ条約を破棄して再軍備化を開始、これまで戦車の保有が認められなかったドイツ軍は本格的な戦車開発を始めます
●この戦車は、「1号戦車」~「4号戦車」という4系統で開発が行われ、「4号戦車」は他の3種よりも車格が大きく、対戦車及び対歩兵用の支援戦車としての役割が充てられました

●この「4号戦車」の試作車輌となるのが「BW車」(随伴車輌を意味するベグリットワーゲンの略)で、その開発には多砲塔戦車「ノイバウファールツォイク」を参考とし、同車を製造した「ラインメタル」社と「クルップ」社により開発、試作が行われます

●「ラインメタル」社は、「ノイバウファールツォイク」を単砲塔式とするような形で試作車輌を製作、足周りもコイルスプリングを使用する従来の方式となっていました
●しかし、この足周りはその複雑な構造から実戦向きとは言い難く、結局「ラインメタル」社の車輌は採用されませんでした

●一方、「クルップ」社では、「BW.1」と「BW.2」という2種類の試作車を製作、「BW.1」では2輪を1組とし、リーフ式サスペンションを使用したボギー方式、「BW.2」では垂直スプリング式サスペンションを使用しました
●テストの結果、「BW.1」は優れた走行性能を示し、1936年12月に「4号戦車A型」として制式化、「3号戦車」が足周りの改良に手間取ったのに対して、この「BW.1」の足周りはそのままの形態で「4号戦車」シリーズにおいて継続使用が行われました

●「4号戦車A型」は、大戦を通じて生産・発展した「4号戦車」シリーズの基本スタイルを確立、ただし、車長キューポラは円筒状の単純形状、防盾は内装式、車体後部側面の吸気ルーバーはフィンの多いタイプとなっていました

●しかし、この「4号戦車A型」は、大戦初期のドイツ戦車を象徴するかのように装甲が薄く、その装甲厚は上部、底部を除いて14.5mm(前面も同じ)でした

●もっとも、同車は試作量産型としての意味合いが強く、その生産台数も35両であり、装甲の脆弱さは致し方ないことではありました
●もちろん、ドイツ軍もこの「4号戦車A型」の貧弱な装甲を問題視しており、生産最後の5両では装甲を30mmへと強化した「4号戦車B型」の車体へと変更、既存の車両も車体前面部を中心に30mm厚の追加装甲を取り付けるようになります

●この防御力強化により「4号戦車A型」はポーランド戦やフランス戦に参加、しかしそれでも防御力は充分とは言えず、少なくない損害を受けてしまい、その後は第2線部隊もしくは訓練用の車輌として運用が行われました

●「4号戦車A型」は「4号戦車」シリーズの原型であり、この「4号戦車」はドイツ戦車部隊を代表する存在として、その栄光と衰退を共にしたのでした

ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲 ドラゴン 1/35

【 ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲 ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6816 プラモデルの内容 】


●このドイツ軍の「4号戦車A型」の「増加装甲装着車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●ドラゴン社のディテール表現力を用いて「4号戦車A型」の「増加装甲装着車」を再現、パーツを細分化してディテールを徹底追及しながら、装甲板、ハッチ、クラッペなどのパーツを薄く成型、実車の装甲の薄さと、極初期の「4号戦車」の繊細さの再現に重きを置いた内容となっています

●ドラゴン社製「ドイツ 4号戦車 D型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.D) (3in1)」などのドラゴン/サイバホビー社の「4号戦車 初期型」のフォーマットに沿って、極限まで細分化した膨大な数のパーツで構成、中級者以上のユーザーを対象としたキットです

●「4号戦車A型」の「追加装甲装着車」としての、車体前部に装着した追加装甲はエッチングパーツで再現、車体の基本構造を再現したプラパーツの各パネル上に、エッチングパーツを貼り付けて作製します
 ・ 追加装甲のエッチングパーツは厚めの真鍮板で作られており、断面部も再現しています


●「4号戦車A型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー部」の5ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●薄く成型したパーツで「4号戦車A型」の砲塔装甲の薄さを再現、エッジ部分の溶接跡、天板部分の多数のボルト穴などのディテールを繊細なモールドで再現しています

●「24口径 75mm戦車砲」の砲身は、駐退器カバーを含めて前後方向に3分割したパーツで再現
 ・ 砲口部分は開口されており、内側のライフリングも凹凸あるモールドで再現しています
 ・ 砲尾部分は9パーツで構成、閉鎖器は開閉状態を選択することができます
 ・ 砲身は上下に可動とすることができます
 ・ 同軸機銃は「MG34」の通常型が付属、銃口部分は開口処理済みです

●砲塔は、上部、底部、前面の3パーツにて構成
 ・ 前面のクラッペは別パーツ化しており、開閉状態を選択可能です
 ・ 上部の通気ハッチ、側面ハッチ、クラッペなども別パーツ化、開閉状態を選択できます
 ・ 側面ハッチ上部の雨樋はエッチングパーツにて再現
 ・ 砲塔内部は各座席、側面クラッペの視察装置、砲塔バスケットなどを再現、砲塔バスケット下部のツメにより車体へと接続します

●車長キューポラは、一体成型化した外側パーツに、防弾ガラスを再現するための円筒状のクリアパーツを取り付けて作製します
 ・ キューポラ内側の視察口の枠はエッチングパーツで再現
 ・ 車長ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択できます

【 車体上部 】
●操縦席部分が前に突き出た「4号戦車A型」の車体上部レイアウトを再現、ハッチなどの開口部は薄く成型されています

●車体上部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
 ・ 車体前部に取り付ける増加装甲はエッチングパーツで再現、各パネルやハッチへと接着します
 ・ 車体上部の操縦手ハッチ、無線手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ エンジングリルの点検ハッチ、車体前部のブレーキ点検ハッチも別パーツ化しています
 ・ 前方機銃は「MG34」の通常型が付属、銃口部分は開口した状態となっています

●各クラッペは別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ クラッペ内側のビジョンブロックや内部機能を細かく再現、視察口の防弾ガラスはクリアパーツで再現しています

【 フェンダー 】
●ドット状の滑り止めパターンが付き、跳ね上げ式のマッドフラップが付いた「4号戦車」のフェンダーを再現、フェンダー裏側の構造も再現しています

●フェンダーは、フェンダー本体、前後のマッドフラップ、前部内側などの5パーツで構成
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
 ・ 履帯調整工具とステップは、エッチングパーツとプラパーツとで作製します
 ・ 前照灯は、通常のタイプと管制スリットが付いたタイプとを選択することができ、通常のタイプのガラス部はクリアパーツです

【 車体下部 】
●細分化したパーツ構成でサスペンションなどの車体下部の足周りを再現、履帯はベルト式履帯をセットしています

●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、これに前面パネル及び後部パネルを取り付けて作製します
 ・ ボギー式サスペンションは、1ユニットを8パーツで構成(全8ユニット)
 ・ 各転輪は、ホイール、ゴムの部分、ハブキャップの3パーツで構成、各サスペンションユニットに転輪4個を取り付けます
 ・ 起動輪は、前後方向に7分割しており、起動輪の歯の部分はボルトが一体成型となっているパーツと、ボルトが別パーツとなっているパーツとを選択して使用します
 ・ 誘導輪は、前後に分割したパーツで再現

【 履 帯 】
●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています
 ・ 履帯は、「4号戦車」の「初期型」シリーズ用の38cm履帯を再現しており、モデルカステン製「4号戦車 初期型用 (38cm幅)履帯 (可動式)」がこれに対応しています


●視察口の防弾ガラスなどを再現するためのクリアパーツが付属
●追加装甲、ステップ、履帯調整工具、車載工具の固定具の一部、砲塔側部の雨樋などを再現するエッチングパーツが付属しています


【 ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲 ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6816 塗装とマーキング 】


●「ドイツ軍 4号戦車 A型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明 (1940年)

●説明書の塗装指示に基づく国籍マークを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 ドイツ 4号戦車 A型 w/増加装甲 ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6816 のパッケージ内容 】


 ・ 4号戦車A型 追加装甲装着車 ×1
 ・ エッチングシート ×2
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2015年 エッチングパーツ追加アイテム (「ドイツ 4号戦車 A型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.A)」をベースとした、追加装甲を再現したエッチングパーツを追加したバージョン)



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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