東京都庁舎
「東京都庁舎 (プラモデル) (ウェーブ プラスチックモデルキット No.OG-021 )」です
●「東京都庁舎」のうち「第1本庁舎」と「都議会議事堂」「都民広場」で構成された都庁舎の一画を1/2000スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●東京都の都市機能の中枢として新宿にそびえ立つ「東京都 第1本庁舎」と「都議会議事堂」を再現、東京都の自治と文化、ふるさととしての東京、そして国際都市東京のシンボルとして建てられた印象強い建物を再現した内容となっています
【 「東京都庁舎」について 】
●1943年、戦時中に施行された「東京都制案」に基づき、首都機能を強化するため「東京府」「東京市」を合併し「東京都」が設置されました
●新たな行政区画として誕生した「東京都」は、丸の内にあった「旧東京府庁舎」をそのまま「東京都庁舎」として使用しますが、この建物は戦災で消失してしまいます
●戦後、1957年に「旧東京府庁舎」の跡地に新たな「東京都庁舎(旧)」が建造されますが、戦後の経済復興と比例して地方自治業務と首都管理の負担は増大、業務が増えるに従って「東京都庁舎(旧)」の周辺に分散する形で庁舎は増えていきます
●同時に建物の老朽化も進んだため、分散した庁舎を一元化し、効率的に地方自治機能を働かせるべく新たな東京都庁舎の建造計画が進められ、1985年9月、東京都議会は「東京都庁の位置を定める条例」を可決し、「丸の内」から「新宿」に移転して3代目となる「東京都庁舎」を建設することを決定、これが現在の「東京都庁舎」になります
●新都庁の設計にあたりは指名設計競技方式により基本計画案を選考、この結果、建築家「丹下健三」氏の設計案が採用され、1988年に着工、1990年に完成しました
●新たになった「東京都新庁舎」は、地上48階/地下3階の「第1本庁舎」、地上34階/地下3階の「第2本庁舎」、7階建ての「都議会議事堂」の3棟で構成され、東京都の行政機関の中枢を担っています
●この3棟の建物のうち一番目立つのが高さ243mの「第1庁舎」で、2本の塔を並列に配置したような構造と、幾何学風に配置した窓と外壁の色は日本伝統の障子や襖のイメージに見えたり、IC回路のようにも見る外観を備え、東京都のランドマークとしての役割も果たしています
●この「第1本庁舎」の右に「第2本庁舎」、手前には道路を挟んで「都議会議事堂」を配置、第1本庁舎と議事堂の間には「都民広場」を設け、東京都の憩いの場としてコンサートやイベント等も実施されています
●「東京都庁舎」は、その特徴的な外観もあってか、映画やアニメなどのメディアへの登場シーンも多く、ラブシーンの背景から怪獣の攻撃対象、果ては「都庁ロボ」に変形するなど、東京都民だけでなく、全国の人々に広く知られる建築物と言えるでしょう
【 東京都庁舎 (ウェーブ プラスチックモデルキット OG-021) プラモデルの内容 】
●この「東京都庁舎」のうち「第1本庁舎」と「都議会議事堂」「都民広場」を再現したプラスチックモデル組立キット
●印象の強い建物を誰でも手軽に組立できるよう、接着剤不要のスナップフィットキットで構成、パーツを切出し、パチパチと組み合わせ、付属のシールを貼ることで完成させることができます
・ また、塗装をされたい方のために、組立説明書内にカラーの「塗装指示」が記載されています
●本キットは「第1本庁舎」と「都議会議事堂(立体通路を含む)」」「ベース(広場・道路を含む)」の3ブロックに分割した構成
・ 「第1本庁舎」と「都議会議事堂」を組み立て、「ベース」へと取り付けて完成させます
●「第1本庁舎」「都議会議事堂」はシンプルなパーツ構成ながら、建物表面の窓や屋上のヘリポートなどを再現しています
●「ベース」には放射上に配置された都民広場の台石、議事堂を挟む形で通る「道路」などを凹凸あるモールドで再現しています
●「第1本庁舎」「都議会議事堂」の窓、ヘリポートマーク、緑、道路面などを再現したカラーシールが付属
●「東京都庁舎」の完成時のサイズ
・ 全高 : 約120mm
【 東京都庁舎 (ウェーブ プラスチックモデルキット OG-021) パッケージ内容 】
・ 東京都都庁舎 ×1 (第1本庁舎・都議会議事堂・都民広場など)
・ シールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 完全新金型