BMP-3 ERA
「BMP-3 ERA (レジン) (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) No.MTUAFV-086 )」です
●現用ロシア軍の歩兵戦闘車「BMP-3」の「追加装甲装備型」を1/144スケールで再現したレジン製組立キット
●主砲と機関砲、そして対戦車ミサイルなどを装備する重武装の歩兵戦闘車「BMP-3」の「追加装甲装備型」を再現、主砲と機関砲を並列に配置し、砲塔にはエラ状、車体にはボックス状の追加装甲を装着した、特異なフォルムを再現した内容となっています
【 「歩兵戦闘車 BMP-3 ERA」について 】
●ソ連軍は1960年代中頃に革新的な装甲兵員輸送車「BMP-1」を開発、この車両は重武装により火力支援も行えることから「歩兵戦闘車」という新たなカテゴリーを生み出しました
●その後、「BMP-1」の発展型として「BMP-2」が登場しますが、西側諸国はこの「BMP-2」の能力をも上回る歩兵戦闘車を次々と開発、そこでソ連軍が完全新設計となる新たな歩兵戦闘車として1987に開発したのが「BMP-3」です
●「BMP-3」は、半埋め込み式の砲塔に「100mm低圧砲」と「30mm機関砲」とを装備、この両者を並存させるだけでも強力な火力ですが、「100mm低圧砲」には専用の「対戦車ミサイル」も用意されており、単独で戦車にも対抗できる能力を持っています
・ 乗車する兵員は、後方の兵員室だけではなく、前方に2名を配置することができ、この2名の兵員は車体側面のマウントに装備している機銃を操作、これにより前方への大きな弾幕効果を発揮することができます
●「BMP-3」は戦車並みの武装を持つ歩兵戦闘車として、ロシア軍(ソ連軍)や旧東側諸国だけではなく、ギリシャやインドネシアなど世界各国が導入を進めています
●ただ、チェチェン紛争などに参加した「BMP-3」はゲリラの攻撃によって撃破されてしまう例も少なくなく、防御力を向上するために登場したのが「追加装甲装備型(ERA)」です
●この「追加装甲装備型」は、フランスの「GIAT」社が開発した「爆発反応装甲」を装備、対戦車ミサイルなどの化学エネルギー弾に対する防御力は格段に向上し、「BMP-3」の「追加装甲装備型」は最強クラスの歩兵戦闘車として高い評価を得ているのです
【 「BMP-3 ERA」のキット内容について 】
●この現用ロシア軍の歩兵戦闘車「BMP-3」の「追加装甲装備型」を再現したレジン製組立キットです
●一体成型を多用したパーツ構成でパーツ数を極力抑えながら、マツオカステンならではの繊細な彫刻とエッジを明確にした立体的なモールドで、「BMP-3」の「追加装甲装備型」のフォルムとディテールを再現した内容となっています
●全12パーツと、追加装甲を装備した複雑な造りをパーツ数を抑えて再現しており、その独特の姿を気軽に楽しむことができます
●「BMP-3」は、「砲塔」「車体」、左右の「足周り」の4ブロックで構成しています
●「砲塔」は、追加装甲を含めて一体成型のパーツで再現
・ 前部の追加装甲、防盾の防塵カバー、上部のパネル状の装甲などを繊細かつエッジの立ったモールド、そして立体的な造形で再現
・ 「100mm低圧砲」と「30mm機関砲」は、並列状に一体成型化したパーツで再現しています
・ 「車長ハッチ」「砲手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
●「車体」は、フェンダー、追加装甲を含めて一体成型のパーツで再現、車体下部と後部パネルは別パーツとなっています
・ 車体には、「前照灯」及び「ライトガード」「各ハッチ」「ペリスコープ」「車載工具類」「各部のボルト」などのディテールを、立体的で繊細なモールドで再現しています
●「足周り」は、車体側面パネル、転輪、履帯を一体成型化したパーツで再現
・ 履帯表面のパターン、裏面のセンターガイド、転輪のゴムの部分の凹凸パターンなどを彫刻により細かく再現しています
●原型製作 : マツオカステン
【 「BMP-3 ERA」のパッケージ内容 】
・ 歩兵戦闘車 BMP-3 ×1
・ 組立て説明図 ×1
●2015年 一部新造形
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【 「BMP-3 ERA」の組立て上のご注意 】
●レジン製キットですので、組立てる前にファインモールド社製「ご機嫌クリーナー 」やガイアノーツ社製「レジンウォッシュ (大)」などを使用して表面に付着している離型剤を洗い流して下さい
●また、パーツの接着には、瞬間接着剤もしくはエポキシ系瞬間接着剤を使用して下さい