Sd.Kfz.7 & 8.8cm Flak37
「Sd.Kfz.7 & 8.8cm Flak37 (プラモデル) (レベル 1/72 ミリタリー No.03210 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の高射砲「88mm高射砲 Flak37」と牽引用のハーフトラック「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●優れた対空能力と装甲貫通能力で、都市防空から対戦車戦闘まで広く活躍した高射砲「88mm高射砲 Flak37」と牽引するハーフトラック「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」を再現、大型の高射砲と半装軌車両という、重厚で迫力ある牽引シーンを再現できる内容となっています
【 「88mm高射砲 Flak37と8tハーフトラック」について 】
●ドイツ軍が生み出した傑作火砲の一つが高射砲「88mm高射砲 Flak17」で、この発展型として開発されたのが「88mm高射砲 Flak37」です
●この「88mm高射砲 Flak37」は優れた光学照準器や信管調整装置などを装備し、射撃指揮装置「コマンデゲラート40」などと組み合わせることで高い防空能力を持ち、都市や重要拠点の防空の中軸となりました
●また、高初速の砲弾は強力な装甲貫通能力も持ち、野戦においては対戦車戦闘にも活躍、その優れた能力はドイツ軍にとって救世主ともなっています
●この「88mm高射砲 Flak37」の牽引に使用されたのが「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」であり、牽引能力の大きさや半装軌式による不整地踏破力によって活躍し、「88mm高射砲 Flak37」の運用に大きく貢献したのでした
【 「Sd.Kfz.7 & 8.8cm Flak37」のキット内容について 】
●このドイツ軍の高射砲「88mm高射砲 Flak37」と牽引用のハーフトラック「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●レベル社のスケールモデルのフォーマットを踏襲した堅実なモールドと、ミニスケールに沿ったパーツ構成で「88mm高射砲 Flak37」と「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」を再現、そのフォルムとメカニカルな構造を再現した内容となっています
【 88mm高射砲 Flak37 】
●「88mm高射砲 Flak37」は、「砲身」「砲架」「防盾」「台座」「前後のリンバー」の6ブロックで構成しています
・ 脚を開いた射撃状態と、リンバーを取り付けた牽引状態とを選択して作製することができます
■砲 身
●砲身は、前後のブロックに分割しており、前部ブロックは1パーツ、後部ブロックは上下に分割したパーツ構成
・ 前部ブロックは「ワンピース型」と「ツーピース型」の2種をセット、選択して使用することができます
・ 「揺架」は、上部の「駐退装置」を含めて左右に分割したパーツで再現
■砲 架
●砲架は、左右及び中央の3パーツで構成しています
・ 「信管調整装置」は6パーツで再現
・ 「平衡器」はそれぞれ一体成型のパーツで再現
・ 「照準器」「操作ハンドル」「照準手席」「信管調整手席」「メーター」類などを別パーツ化しています
■防 盾
●防盾は、平面状となった「通常タイプ」と、表面が折れ曲がった「後期タイプ」の2種をセット、選択して使用することができます
・ 「通常タイプ」は一体成型のパーツ、「後期タイプ」は3分割したパーツ構成となっています
・ 照準用の扉は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
■台 座
●台座は、上下に分割したパーツで再現
・ 側部の脚は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 「接地パッド」「操作ハンドル」「杭」などを別パーツ化
・ 「トラベリングロック」は一体成型のパーツで再現、差し込んで取り付けることにより起倒可動とすることができます
■リンバー
●リンバーは、シャーシとフェンダーを一体成型で再現したパーツに、サスペンション、車軸、タイヤ、リール、座席などを取り付けて作製します
・ 「リール」はフレームを含めて左右に分割したパーツで再現
・ 「リーフ式サスペンション」はそれぞれ一体成型のパーツで再現
・ 「車載工具類」は個別に別パーツ化しています
●タイヤは左右に分割したパーツで再現
【 Sd.Kfz.7 8トンハーフトラック 】
●「Sd.Kfz.7 8トンハーフトラック」は、「ボンネット部」「車体上部」「シャーシ」の3ブロックで構成しています
■ボンネット部
●ボンネット部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
・ 「前照灯」「ノテックライト」「車幅ポール」などを別パーツ化して再現
・ ボンネットに配置する「車載工具類」は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
●フロントウィンドは、メーターパネル部に一体成型化して再現しています
・ 「フロントウィンド」は枠の部分を成型色パーツ、ウィンド本体は付属のクリアフィルムを切り出して作製します
・ メーターを再現するデカールが付属
■車体上部
●車体上部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ 後部の弾薬庫は内部の弾薬を再現、側面の扉は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます
・ 操縦席部分は、「ハンドル」、各種「レバー」類をパーツ化
・ フロントウィンドは枠部分のみをパーツ化して再現、ウィンドは付属しているクリアフィルムを切り出して再現します
・ 後部のバスケットは、一枚物のパーツを折り曲げて作製します
■シャーシ
●シャーシのメインフレームは、前部のフェンダーも含めて一体成型となったパーツで再現
・ 前輪は前後に分割したパーツで構成
・ 「牽引装置」「排気管」「燃料タンク」などを別パーツ化しています
●装軌部分のパネル状のシャーシはメインフレームとは別パーツで再現、サスペンション、サスペンションアームを一体成型化しています
・ 「転輪」は列ごとのパーツ構成で、外側の転輪は1個ずつ個別にパーツ化しています
・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現
■履 帯
●履帯は、プラパーツによるベルト式履帯が付属しています(曲げ加工にはお湯などを使用します)
■「Sd.Kfz.7 & 8.8cm Flak37」の塗装とマーキング
●「Sd.Kfz.7 & 8.8cm Flak37」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第15戦車師団 (リビア / 1941年)
・ 第11戦車師団 (ロシア / 1941年)
●説明書の塗装例に基づく、軍団マーク、師団マーク、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
【 「Sd.Kfz.7 & 8.8cm Flak37」のパッケージ内容 】
・ 88mm高射砲 Flak37 ×1
・ Sd.Kfz.7 8tハーフトラック ×1
・ クリアフィルム ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1