ちび丸艦隊 秋月
「ちび丸艦隊 秋月 (プラモデル) (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ No.ちび丸-011 )」です
●太平洋戦争時における日本海軍の駆逐艦「秋月」をノンスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●曲線ラインのシルエットでデフォルメした日本海軍の駆逐艦「秋月」を再現、簡単に組立て、気楽に楽しくプラモデルを楽しむことができる内容となっています
【 「ちび丸艦隊 秋月」のキット内容について 】
●駆逐艦「秋月」をデフォルメして再現したプラスチックモデル組立てキットです
●接着剤不要のスナップオンキット、手軽に組立てることができます
●「秋月」の船体のデザインは、かわいらしく曲線ラインでかたどられたシルエットでデフォルメ、主砲、魚雷発射管、そして対空機銃といった兵装を満載した姿を、ギュッと船体に詰め込んだフォルムで再現しています
●艦底部分は艦底色、船体上部は軍艦色で成型、リノリウム貼りの甲板部分はシールとデカールが用意されており、塗装しなくても楽しむことができます
・ リノリウム貼りの甲板部分にはスケールモデルのようなリノリウム押さえが彫刻されていますので、塗装して楽しむことができます
●艦底部分は着脱させることが可能、「フルハルモデル」「洋上モデル」を選択して組み立てる事ができます
●艦底部分は一体成型のパーツとなっておりますので、水に浮かべて楽しむことも可能となっています
・ 艦底部のスクリュー(2軸)や船舵も再現されています
・ お風呂で遊ぶ時には40度以上のお湯では使用しないで下さい
・ シールはお湯に付けると剥がれやすくなりますので、注意して下さい
・ デカールを貼った場合は、水に浸けると剥がれてしまいますので、水に浮かべて楽しむことはできません
●「秋月」の船体は、「艦底部」「船体部」「船首楼甲板部」「後部甲板」で構成、これに上部構造物を取り付けます
●船体上の各構造物は、「艦橋」「煙突」「中央構造物」「後部構造物」「マスト」「主砲」「魚雷発射管」「対空機銃」ごとにブロック化して構成、各ブロックを組立後、「秋月」の船体上にはめ込む形で取り付けます
●主砲塔は上下に分割したパーツ構成、これに1本ずつ成型した砲身パーツを取り付けます
・ 砲身はスライド金型により砲口が開口され、砲身基部には防水布を再現しています
●魚雷発射管、対空機銃は、各1パーツで再現
●「秋月」の艦上の装備として
・ 連装 主砲塔 ×4基
・ 4連装 魚雷発射管 ×1基
・ 連装 機銃 ×2基
を、再現しています
●艦橋は、積み上げ式に3層で構成、トップの射撃指揮装置は別パーツで再現
・ 艦橋窓は、窓枠部分を凸モールドで再現して、立体感を演出、艦橋窓を再現したシールも付属しています
●煙突は、左右に分割したパーツで構成され、トップ部は別パーツとなります
●中央構造物と後部構造物は、それぞれ一体成型のパーツで再現、予備魚雷装填装置などはパーツ上のモールドで再現されています
●メインマスト、後檣は1パーツで再現
●その他の艤装を再現したパーツとして
・ 錨
・ 艦首、艦尾旗竿
・ デリック
・ スキッドビーム
・ ボートダビット(×2組)
・ 内火ランチ
・ カッター
・ 魚雷(×1)
などが付属しています
●リノリウム貼りの甲板部、艦橋窓、砲の防水布、軍艦旗、煙突の黒い部分、旗竿に掲げられる軍艦旗などを再現したシールが付属
●リノリウム貼りの甲板部、旗竿に掲げられる軍艦旗などを再現したデカールが付属しています
●完成時の全長 : 約8.5cm
【 「ちび丸艦隊 秋月」のパッケージ内容 】
・ ちび丸艦隊 秋月 ×1
・ シールシート ×1
・ デカールシート ×1
●2015年 完全新金型
【 「駆逐艦 秋月」について 】
●1930年代、航空機技術の目覚しい発展状況から、艦艇にとって航空機の脅威が徐々に高まり、1930年代中頃から列強の海軍では艦隊防空を担う防空艦の開発、建造が行われるようになります
●このような防空艦は、高角砲を多数搭載する必要があるため、スペースに余裕のある巡洋艦クラスの艦が多くを占めていましたが、日本海軍では予算や主力艦の充実化の必要性、そして既存の軽巡洋艦ではスペース的に狭いことなどを理由に、防空駆逐艦を新規に建造するという方法を採りました
●これを実現し、1940年から建造が始まったのが駆逐艦「秋月型」です
●駆逐艦「秋月型」は、主砲を従来の駆逐艦が装備していた「12.7cm砲」から、「65口径 98式 10cm連装高角砲」(通称「長10cm高角砲」)を搭載しているのが最大の特徴となっています
●この「65口径 98式 10cm連装高角砲」は、射程(射高)、初速、発射速度などの能力が大幅に向上、多くの艦が搭載していた「89式 12.7cm連装高角砲」と比較して1.5倍程度の能力を擁していました
●駆逐艦「秋月」は、駆逐艦「秋月型」の1番艦として1942年6月に竣工、早速最前線に投入され、艦隊防空だけではなく、夜間戦闘にも活躍、新鋭艦らしい働きを見せました
●「秋月」は、その後の「マリアナ沖海戦」「レイテ沖海戦」などの主要海戦に参加し、その防空能力を如何なく発揮しましたが、「レイテ沖海戦」において被弾、その姿を波間に消したのでした