ピットロード 海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま型 1/700 塗装済み組み立てモデル (JP-×) JP-010 プラモデル

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海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま型

販売価格

4,180円 3,762円(税込)

購入数 SOLD OUT

「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま型 (プラモデル) (ピットロード 1/700 塗装済み組み立てモデル (JP-×)  No.JP-010 )」です


●海上保安庁の大型巡視船「はてるま型」を1/700スケールで再現したパーツ塗装済み組み立てキット

●海上保安庁の洋上中継基地として活動中の巡視船「はてるま型」を再現、フルハルモデルと洋上モデルを選択して組立てることができる内容となっています

【 「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま型」のキット内容について 】


●海上保安庁の大型巡視船「はてるま型」を再現したパーツ塗装済み組立てキットです

●軍用艦船とは構造が異なり、全通式甲板に艦上構造物を載せて商船構造で建造された大型巡視船「はてるま型」の船体フォルム及び艦上のディテールを再現

●船体喫水線までを再した洋上モデルと船体全体を再現したフルハルモデルとを選択して組立てることが可能です

●ピットロード社製「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま」のキットのパーツを塗装済みとしたバリエーションキット
 ・ 「はてるま型」のパーツ構成は「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま」と同じ内容となっています
 ・ 船体や甲板だけでなく、艦橋窓や船首部分の「JAPAN COAST GUARD」なども塗り分けしており、組立てて付属のデカールを貼るだけで塗装済みの完成品にする事ができます
 ・ 船名標識は「PL-61 はてるま」「PL-62 いしがき」「PL-63 よなくに」「PL-64 しもきた」「PL-65 しれとこ」の5種をセットしており、デカールを選択することで5隻の大型巡視船「はてるま型」を作り分けることができます(船体パーツは1隻分のみセットしています)

海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま型の商品画像

●はてるま型は、「船体」「上甲板」「船橋などの構造物」「機関砲などの艤装類」の各ブロックに分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体は、喫水線のラインで上下に分割したパーツで構成
 ・ スライド金型を使用して「舷窓」や「水抜き穴」「ヘリ甲板の柱」などをモールドで再現しています
 ・ 洋上モデル用の船底パーツは付属していませんが、船体内部にはリブが設けられ、洋上モデル時にすわりを良くし、変形を抑える構造になっています

●フルハルモデル用の船底パーツが付属
 ・ 上部船体をしっかりはめ合わせる事のできるガイドを彫っています
 ・ 「半滑走型高速船」特有の「波切り形状」を再現しています
 ・ 「ウォータージェット推進機」「カードフレーム」「フィンスタビライザー」は別パーツ化して再現
 ・ 「ウォータージェット推進機」は推進器本体と上面の吸排気管の2パーツで構成
 ・ 喫水線下に装備するため、フルハル時の専用パーツとなります

●上甲板は、一枚板状の一体成型のパーツで再現
 ・ 上甲板には「ボラード」や「アンカーチェーン」などのディテールをモールドで再現しています

「はてるま型」の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●船橋
 ・ 「船橋」はスライド金型を使用して各面と天井を再現、上層、下層前面、下層左右壁面、の4パーツで構成しています
 ・ 「船橋窓枠」は窓の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています
 ・ 壁面には「水密扉」「窓」「ラダー」などをモールドで再現しています
 ・ 「船橋」に付属するメインマストは箱型構造、これに「水上レーダー」「サーチライト」等を取り付けることによりマスト形状を再現します

●船室
 ・ 「船室」は基部に左右と後方の壁面を組み合わせる形で作製します
 ・ 壁面には「水密扉」や「補強部」をモールドで再現しています
 ・ 船室天井部に装備する、「複合型搭載艇」(×4)、「クレーン」(×2)、「拡張ボートコンテナ」(×2)、箱状の構造物などを別パーツ化して再現しています

●主武装 「Mk.44 ブッシュマスター 2 30mm機関砲」 ×1
 ・ 銃塔は一体成型のパーツで再現

●放水銃 ×1
 ・ 銃身部と基部を一体成型のパーツで再現しています

●水上レーダー ×2
 ・ 全てメインマスト上に装備します

●複合型搭載艇
 ・ 船室上に2種類、計4艘装備します
 ・ 「複合型搭載艇」はゴム製船体のボートで、船室上のラックに装備、クレーンで昇降するために、ダビットは付属しません

●船首及び船尾「旗竿」
 など


●「はてるま型」の搭載ヘリコプターとして
 ・ ベル 412 中型ヘリコプター ×1
 が付属しています
 ・ 「ベル 412」は、胴体、スキッド、メインローター、テイルローターに分割した4パーツで構成しています
 ・ スライド金型を使用して各窓やパネルラインをモールドで再現しています
 ・ 本機ははてるま型の固有装備ではありません

●「はてるま型」の船標識やマーキング用のデカールが付属
 ・ 船名用に「PL-61 はてるま」「PL-62 いしがき」「PL-63 よなくに」「PL-64 しもきた」「PL-65 しれとこ」の5隻分が付属
 ・ 船首・船尾の日章旗、船名、ハルナンバー、JAPAN COAST GUARDの所属表記、ライン、海上保安庁のマーク、ヘリ甲板の着船標識などを再現したデカールが付属
 ・ ヘリコプターのストライプや国籍マーク、所属表記もデカールで再現しています

●フルハルモデルを安定して飾る事のできる「ディスプレイスタンド」が付属
 ・ 台座は、船体をしっかり捉える、船底に合わせたテーパー形状となっています

●ボーナスパーツとして、日本近海に出没した「不審船」と「小型高速艇」が付属しています


●「はてるま型」の船体サイズ
 ・ 全長:127mm


【 「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま型」のパッケージ内容 】


 ・ 大型巡視船 はてるま型 ×1 (「PL-61 はてるま」「PL-62 いしがき」「PL-63 よなくに」「PL-64 しもきた」「PL-65 しれとこ」を作製可能)
 ・ ベル 412 中型ヘリコプター ×1
 ・ 不審船 ×1
 ・ 小型高速艇 ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


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【 「海上保安庁 巡視船 はてるま型」の製作上のワンポイント 】


 ・ 「はてるま型」のパーツ構成は「海上保安庁 巡視船 PL-61 はてるま」と同じ内容となっていますので、パーツをランナーからカットする際、塗装してある部分の色が剥げてしまう時がありますので、塗料を使って塗装し直して下さい(リタッチ)
 ・ 塗装済みとなっているパーツは、接着面も含めて色がついている場合がありますが、塗料が載っている箇所に「タミヤセメント」などのプラモデル用接着剤を使用すると、塗料が溶け出してしまう時があります
 ・ これを避けるには、粘土の低い「瞬間接着剤」を使用し、パーツを合わせた上、細いノズルで瞬間接着剤を流し込んでパーツ同士を接着するとよいでしょう


【 「海上保安庁 大型巡視船 はてるま型」について 】


●東シナ海にある尖閣列島は1895年より日本の領土として編入しており、その後現在に至るまで実効支配が続けらている我が国固有の領土ですが、中国及び台湾もこの尖閣列島をめぐり1971年から自国の領有権を主張、大きな外交問題となっています

●この3国に渡る領有権を巡り、尖閣列島付近の海域において、日本側からすれば、領海侵犯行為が繰り返されたり、漁業行為を侵害されたりする事案が発生しており、これらに対する監視行為を強化する必要が生じてきました

●明治以降、我が国の領土として管轄してきた尖閣列島海域については、沖縄返還以降、海上保安庁がこの領水域の安全および治安の確保を担保するよう、領海警備任務を継続してきましたが、同海域には巡視船やヘリコプターが寄航できる施設がなく、補給や乗員の休息を行う際には「石垣島」(約170キロ)や「沖縄」(約240キロ)まで戻らねばならず、負担の大きな状況が続いていました

●そこで通常の警備任務のほか、小型巡視船やヘリコプターへ補給を行う母船機能を有する「拠点機能強化型」と呼ばれる「大型巡視船」の建造を決定します
 ・ この「大型巡視船」は、当初3000t級の船舶を予定していましたが、予算の都合から1000t級船舶に変更、その結果生まれたのが「はてるま型巡視船」です
 ・ 「はてるま型巡視船」は、海上保安庁では公式船型を「1,000トン型巡視船 (PL)」と呼称し、総排水量は1,300t、4基の高速ディーゼルエンジンと4基のウォータージェットを装備、最大船速は27ノット以上、海上保安庁所属の「えりも型巡視船」と同格の船体を有しています

●「はてるま型巡視船」は、「高速高機能大型巡視船」として設計された2,000t級のヘリコプター甲板付大型巡視船「ひだ型」に準じた設計となっており、船体は高速型の「半滑走型」を採用、船首にはブルワークを設け、優れた凌波性を実現しています
 ・ また、「角型船型」も採り入れられ、船底に装備された「フィンスタビライザー」と共に船体の横揺れを低減、洋上での安定性を確保しています
 ・ 船体には軽合金を採用し、船橋付近には防弾装備が施され、武装工作船などからの銃撃に対し操舵室を護りながら対応できるように設計しています

●担当する警備任務の性格から「高速高機能大型巡視船」に準じた武装を装備しており、「FCS 光学式射撃指揮装置」と、これにリンクする遠隔操作式の「Mk.44 ブッシュマスター 2 30mm 機関砲」を搭載、海上保安庁所属船の中では強力な武装を装備しています

●このほか、小型の「抗議船」などへの対応も考慮して遠隔操作式の「大型放水銃」と大小2タイプの「複合型搭載艇」4隻を搭載しています
 ・ 「大型放水銃」はひりゅう型消防船に搭載している物と同等の性能を持つ本格的なもので、数10m先に毎分2万リットルを噴射する能力を有し、船舶火災のみならず暴徒鎮圧にも有効な機能を発揮します

●また、「はてるま型巡視船」の補給機能は、20m超級の巡視艇「PLクラス」で3隻、20m以下の巡視艇「CLクラス」で4隻にまで同時に対応できます
●船体後部には「ヘリコプター発着甲板」を装備、格納庫は装備されていないため、固有機の装備はありませんが、燃料補給能力を持ち、ヘリコプター用燃料のタンクも装備しています

●「はてるま型巡視船」は2008(平成20)年より2010(平成22)年まで合計9隻を建造、建造の目的どおり1番船「PL-61 はてるま」から4番船「PL-64 もとぶ(現:しもきた)」までが、南シナ海を管轄とする「第11管区」、九州北部を管轄とする「第7管区」へと集中配備されています
 ・ 「PL-63 よなくに」および「PL-61 はてるま」は尖閣諸島中国漁船衝突事件にも出動し、その活躍は記憶に新しいものです

●「はてるま型巡視船」は、耐用寿命が訪れた「しれとこ型巡視船」の代替として運用されていましたが、9隻をもって建造を終了、今後、より警備任務を重視した「くにがみ型巡視船」にバトンタッチする予定となっていますが、運用が続けられる限り、尖閣諸島を始めとする日本周辺のホットスポットで我が国の領海を守るため活躍を続ける事でしょう



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