サンダーバード 4号
「サンダーバード 4号 (プラモデル) (アオシマ サンダーバード No.016 )」です
●海外TVドラマ「サンダーバード」に登場する「サンダーバード 4号」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●国際救助隊唯一の水中機動メカとして、水中での救助活動などに活躍する「サンダーバード 4号」を再現、大型のグラスキャノピーを備え、前方に前照灯を兼ねたドーザーブレードを装備した、水中メカの独特なフォルムを再現した内容となっています
●旧「イマイ」社の金型を使用した再販キットで、1970年代のキャラクターモデルでよく用いられた可動ギミックを仕込んだ内容となっています
・ 当時、「イマイ」社(「今井科学」)はキャラクターモデルを中心とする模型メーカーの雄であり、同社の「サンダーバード」シリーズは、作品の人気の影響もあり、大ヒット商品となりました
●「ディスプレイモデル」と、モーターによるタイヤ走行を楽しむことができる「モーターライズモデル」とを選択して組み立てることができます
●前照灯を兼ねた「ドーザーブレード」内に付属のムギ球を仕込んで発光させることができます
・ 「ドーザーブレード」は上下に可動させることができ、ブレードを下げると船体前部に内蔵したミサイルパーツがバネの力によって飛び出すというギミックも仕込むことができます
●ディスプレイ用のベースが付属
【 「サンダーバード 4号」について 】
●TVドラマ「サンダーバード」は21世紀中頃を舞台としたスーパーマリオネーションドラマで、未来へのテクノロジーへの憧れと警告とを含ませたSF作品です
●同作品は、自然災害や人災によって引き起こされた人命への危機を救うことを目的とした国際救助隊の活躍を描くもので、1965年に製作されたマリオネットを使用した作品ながら莫大な制作費を掛け、模型を多用した特撮シーンは現在のCGとは異なるリアル感を持ち、50年近く経った現在においてもSFシーンや模型界に多大な影響を与え続けています
●「サンダーバード」の劇中、国際救助隊が使用する主要メカは「サンダーバード 1号」~「サンダーバード 5号」の5機であり、さらに専用の救助車両や器材も数多く登場しています
●「サンダーバード 4号」は水中作業用の救助メカで、水中だでけではなく、陸上走行機能も備えています
●「サンダーバード 4号」は、主要メカの中では最も小さく、行動範囲も限定されるため「サンダーバード 2号」のコンテナに収納してから災害現場まで輸送されます
●近くに陸地がある場合には、「サンダーバード 2号」の着地後、コンテナを展開して「サンダーバード 4号」を発進させるのですが、陸地がない場合は、上空の高い位置からコンテナを落とすといったかなり乱暴な方法を採るときがあり、「サンダーバード4号」は激しい衝撃にも耐え得る構造を持ってると推察されます
●これを裏付けるものとして、「サンダーバード 4号」は敵からの魚雷攻撃にも耐えたこともあり、見た目以上に外部装甲は分厚いものと思われます
●「サンダーバード 4号」の前部には、前照灯を兼ねたドーザーブレードを装備、船体前部には作業用のマニュピレーターやレーザー切断機なども備えています
●また、防御用としてミサイルも装備、「サンダーバード 4号」は小型のメカながら、他の「サンダーバード」の機体に負けない高い機能を備えているのです
【 「サンダーバード 4号」のキット内容について 】
●この「サンダーバード」に登場する「サンダーバード 4号」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「サンダーバード 4号」は、「船体」「コクピット」「上部安定板」「インテーク」の各ブロックで構成しています
【 船体 】
●船体は上下に分割したパーツで構成、船体前部と後部パネルは別パーツとなっています
・ 船体パーツ上にはパネルラインを凹モールドで再現しています
・ 船底部分も別ブロック化、ディスプレイ用とモーターライズ用の2種をセットし、作り分けることができます
・ 船体左右の推進装置は船体パーツと一体成型化して再現、ダクト内側のスリットや後方に延びたノズルなどを別パーツ化して再現しています
・ 船体上部に設置した3つの推進装置は別ブロック化したパーツ構成、ダクト内側のスリットや、尾翼のような安定板を別パーツ化して再現しています
・ 安定板下部の内側は「電池ボックス」となっており、推進装置ブロックはツメで固定し取り外しすることができます
●ドーザーブレードは、ブレードと左右のアームの3パーツで構成
・ ブレードは付属のムギ球を組み込むことで発光させることができます(別売の単3電池1本が必要となります)
・ ムギ球の配線はアーム部分に這わせて船体内部へと引き込み、船体と上部安定板の間の部分に設けた電池ボックスへと繋ぎます
・ ブレードの内側に貼るメッキシールが付属
・ アーム部分の船体側に金属製バネを取り付けることで、ドーザーブレードは適度な硬さで上下に可動させることができます
●船体前部の発射口は上下に分割したパーツで再現
・ 付属の金属製バネを内蔵し、中央の2つの発射口内に装填したミサイルパーツを発射することができます(ドーザーブレードを手動で下ろすことでミサイルを発射します)
・ 両脇の発射口部分に装着できる、マニュピレーター、レーザー切断機など5種のパーツが付属(装着の有無を選択できます)
【 コクピット 】
●コクピットはフロアパネルと後部パネルの2パーツで再現
・ キャノピーとルーフ上のサンルーフはクリアパーツで再現
・ メーターパネル部分には各操作部を凹凸モールドで再現、各メーターを再現したデカールが付属しています
・ 操縦席は別パーツ化しています
●操縦席に座る「ゴードン・トレーシー」のフィギュアが付属しています
・ 国際救助隊の制服を着用、略帽を被った姿です
・ フィギュアは、「頭部」」「胴体」「両腕」に分割したパーツ構成です
【 モーターライズギミック 】
●船底の部分は別パーツとなっており、この船底パーツ上にギアボックスと走行装置を取り付けてモーターライズ仕様にすることができます
・ ディスプレイモデル用の船底パーツも付属していますので、選択して作製することができます
・ ギアボックスは組立て式です(組立てには小型のプラスドライバーが必要となります)
・ ギアボックスに使用するモーター(130タイプ)が付属しています
・ タイヤは3輪で、駆動しない前方タイヤは左右に可動させることができます
・ タイヤは、ホイール部分はプラパーツ、その周りはゴム製パーツとなります
・ 配線は、ムギ球点灯用と同一となる、船体と上部安定板の間の部分に設けた電池ボックスへと繋ぎます(電池ボックスには別売の単3電池1本が必要となります)
・ 走行の可動と停止は、船体下部に取り付けるスイッチによって操作します
【 ディスプレイスタンド 】
●ディスプレイモデル用に「サンダーバード 4号」を宙に浮いた状態で展示できるディスプレイスタンドが付属しています
・ ディスプレイスタンドは海底の地形をイメージした造形となっており、「サンダーバード 4号」は付属の金属製シャフトで取り付けます
・ ディスプレイスタンドをジオラマ風に演出するために、緑色で着色された「ライケン」が付属、任意の位置に取り付けます(ライケンの接着にはタミヤ社製「タミヤ クラフトボンド」などの木工ボンドが適しています)
【 「サンダーバード 4号」の塗装とマーキング 】
●「サンダーバード 4号」のマーキングとして、1種類の塗装例が説明書に記載されており、船体に描かれた「4」「THUNDERBIRD」の文字、赤色の帯などを再現したデカールが付属しています
【 「サンダーバード 4号」のパッケージ内容 】
・ サンダーバード 4号 ×1 (ディスプレイモデルとモータライズモデルとを選択可能)
・ ゴードン・トレーシー ×1
・ ギアボックス一式
・ 130モーター ×1
・ ムギ球 ×1
・ グリス ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
・ ライケン
・ 金属製シャフト ×2
・ 金属製バネ
・ メッキシールシート ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
など
・ ムギ球の点灯及びモーターの駆動には、単3電池1本(別売り)が必要となります
●再販アイテム (旧イマイ製)