レオパルト 2A5/A5NL
「レオパルト 2A5/A5NL （プラモデル） (レベル 1/35 ミリタリー No.03243 )」です
●ドイツ連邦軍の主力戦車「レオパルト2A5」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ヨーロッパ諸国を中心に各国で広く運用されている「レオパルト2A5」を再現、砲塔に楔状の追加装甲を装備した、先鋭的なフォルムを再現した内容となっています
●ドイツ連邦軍の「レオパルト2A5」と、オランダ陸軍仕様となる「レオパルト2A5NL」とを選択して作製できるコンバーチブルキットです
【 「主力戦車 レオパルト2A5」について 】
●1970年代後半に登場した「レオパルト 2」は、戦後第3世代の戦車として120mm滑腔砲と高精度な射撃指揮装置による高い命中率、複合装甲を採用した防御力、そして俊敏な機動性を備え、従来の第2世代の戦車とは異なる次元の戦車であり、圧倒的な強さを誇示していました
●しかし、冷戦という時代背景の下、「ドイツ連邦軍」は「レオパルト 2」の配備で満足することはなく、より性能を強化したアップデート計画「KWS」が1980年代後半に立案されます
●この「KWS」では3つの性能向上策を立案し、「KWS1」は既存の120mm滑腔砲を長砲身化して攻撃力を向上するプラン、「KWS2」は前面に大型の追加装甲を施し防御力を向上させるプラン、「KWS3」は140mm滑腔砲を搭載するプランでした
●この「KWS2」計画に基づいて完成したのが「レオパルト 2A5」で、防御力の高い「レオパルト 2」をベースに、砲塔前面部に楔形の装甲を追加、世界最高レベルの防御力を有しています
●そして、射撃管制装置の改良や、車長サイトの増設などにより攻撃力も向上、「レオパルト 2」シリーズの最新型として、「KWS1」を実現化した「レオパルト 2A6」と並ぶ存在となっています
●この「レオパルト 2A5」は、ドイツ連邦軍の中核戦車の地位を獲得、既存の「レオパルト 2」シリーズも「2A5」仕様へと改修が行われました
●また、ヨーロッパを中心とした各国にも積極的に輸出が行われ、西ヨーロッパにおける標準的戦車としての地位も獲得しています
●「レオパルト 2A5」は余裕をもった設計であるため、各国の思惑に基づいたアップデートも可能となっており、オランダ、スウェーデン、デンマークでは独自の改造を施したタイプを使用、2000年代の最強クラスの戦車として広く運用されているのです
【 「レオパルト 2A5/A5NL」のキット内容について 】
●このドイツ連邦軍の主力戦車「レオパルト2A5」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●レベル社らしい堅実でシャープなモールド、そしてディテールに関してはパーツ上に施したモールド表現を主体として、同スケールではスタンダードなパーツ構成で「レオパルト 2A5」のフォルムとディテールとを再現した内容となっています
●ドイツ連邦軍仕様の「レオパルト2A5」と、オランダ軍仕様となる「レオパルト 2A5NL」とを選択して作製することができます
●「レオパルト 2A5/2A5NL」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●前部に楔形の追加装甲を装備した「レオパルト 2A5/2A5NL」の砲塔レイアウトを再現、溶接跡やボルトなどのディテールをシャープなモールドで再現しています
●「120mm滑腔砲」の砲身は左右に分割したパーツ構成、砲口部分は別パーツ化しています
・ 「防盾」は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
・ 「防盾」は完成後も上下に可動させることができます
●砲塔は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製、上部と下部のパネルには前部の追加装甲を一体成型化しています
・ 側面の「展開式装甲板」は別パーツ化、完成後も開閉させることができます
・ 「車長ハッチ」「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます（各ハッチは3パーツで構成）
・ 「砲手サイト」の「前面扉」は、開閉状態を選択することができます
・ 「車長用ペリスコープの」ガラス面は付属のクリアフィルムをカットして作製します
・ 後部の「車長用サイト」は左右に分割したパーツで再現
・ 「砲塔バスケット」は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
・ 「スモークディスチャージャー」は、ランチャー部分を1本ずつ個別にパーツ化、ベースへと取り付けます
・ 対空機関銃は「MG3 機関銃」（「2A5」用）と「FN MAG 機関銃」（「2A5NL」用）の2種をセット、選択して使用することができます
・ 「アンテナマウント」は、「2A5」用のパーツと「2A5NL」用のパーツをセット、選択して使用することができます
・ アンテナを再現するための金属線が付属しています
●「スモークディスチャージャー」は、「2A5」用の1本ずつ独立したタイプと、「2A5NL」用の連装状となったタイプの2種をセット、選択して取り付けます
・ 1本ずつ独立したタイプは、1本ずつ個別にパーツ化、ベースとなるフレームへと取り付けます
・ 連装状となったタイプは、連装状に一体成型となったパーツにガードを接着、それをベースとなるフレームへと取り付けます
【 車体上部 】
●後方に円形の冷却ファンを持つ「レオパルト 2A5/2A5NL」の車体上部レイアウトを再現、パネルラインやヒンジなどはシャープなモールド、ドイツ連邦軍車両特有の滑り止めパターン部は繊細なモールド、そして冷却ファンは内部構造も再現した立体感のある繊細なモールドで再現しています
●車体上部は、一体成型のパーツで再現
・ 「操縦手ハッチ」と前後のレールを別パーツ化、ハッチは開閉状態を選択することができます
・ エンジングリルの「冷却ファン」は別パーツとなっています
・ 「前照灯」は前後に分割したパーツで再現
・ 「サイドミラー」は、ミラー本体とステーの2パーツで構成
・ 車体前部の「グローサー」はブロックごとに一体成型となったパーツで再現
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラパーツ、ワイヤー本体は軟質樹脂製パーツで構成
・ 「サイドスカート」は前後に分割したパーツで再現
●前部フェンダーの上部は車体とは別パーツ化しており、「2A5」用のパーツと「2A5NL」用の2種のパーツをセット、選択して使用することができます
・ 「2A5」用のパーツには「回転灯」と「グローサー」を一体成型化しています
・ 「2A5NL」用のパーツには、「回転灯」のみを一体成型化して再現
・ 「回転灯」のガードは別パーツ化しています
【 車体下部 】
●車体下部は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化しています
・ 「転輪」「起動輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで再現
【 履 帯 】
●履帯は、履帯表面部分にラバーブロックを付けた「レオパルト 2」シリーズ用のダブルピン式履帯「ディール 570P」を再現しています
・ 履帯は、接着が可能な軟質素材によるベルト式となっています
【 「レオパルト 2A5/2A5NL」の塗装とマーキング 】
●「レオパルト 2A5/2A5NL」のマーキングとして、4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ連邦軍 第33戦車大隊 （Bergen / 1996年）
・ ドイツ連邦軍 第393戦車大隊 （Bad Salzungen / 2010年）
・ ドイツ連邦軍 第104戦車大隊 （Pfreimd / 2006年）
・ オランダ陸軍 第42戦車大隊 （Havelte / 1999年）
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、戦術マーク、車体番号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●「レオパルト 2A5/A5NL」の完成時のサイズ
・ 全長 ： 26.6cm
●全パーツ数 ： 242点
【 「レオパルト 2A5/A5NL」のパッケージ内容 】
・ レオパルト2A5/2A5NL（「2A5」と「2A5NL」とを選択可能） ×1
・ 金属線 ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 一部新金型
