艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖
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「艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖 (プラモデル) (エフトイズ 艦船キットコレクション No.Vol.007 )」です
●太平洋戦争時に活躍した日本海軍の艦艇を1/2000の統一スケールで再現したパーツ塗装済み半完成組立キット
●本製品では、1944年に起きた「レイテ沖海戦」中の「エンガノ岬沖海戦」に参加した日本海軍の「第3艦隊(通称「小沢艦隊」)」の艦艇を再現した内容となっています
●メーカー出荷時の未開封1BOX(インナーボックス×10個入)のセット販売となります
【 「艦船キットコレクション」について 】
●1/2000のマイクロスケールながら、できるだけ詳細なディテール再現と組立てやすさを追求した新しいタイプの艦船キット
●パーツ類は既に塗装済み、船体は一体成型を基本とし、上部の主砲などの艤装を取り付けるだけで誰でも手軽に組み立てる事ができます
●小さなスケールながら、艦の特徴となる主砲、副砲、高角砲、機銃などの艤装類やマストなどをしっかりと再現しています
●各艦は、ネーム入りスタンド付きの「フルハルタイプ」と、航海シーンを再現できる「洋上タイプ」の2種のバリエーションがあります
【 「艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖」の製品内容について 】
●「艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖」では、1944年10月に日本海軍が洋上決戦を挑んだ「レイテ沖海戦」の中、フィリピン北方の「エンガノ岬沖海戦」に参戦した「小沢艦隊」の艦艇を再現しています
●太平洋戦争はそれまでの戦争とは異なり、航空機を主体とした戦いを展開、緒戦において日本海軍は勝利を収めましたが、戦争後期になると工業力と物量に勝るアメリカ軍が優勢となります
●1944年6月、日本海軍は「マリアナ沖海戦」において艦隊航空兵力(空母艦載機)の全てを投入、しかし、完全な敗北を期してしまいます
●続く1944年10月の「レイテ沖海戦」ではもはや艦隊航空兵力は無きに等しく、空母機動部隊である「小沢艦隊」を「囮」として用いることで米機動部隊を惹き付け、その間に水上戦力である「栗田艦隊」「西村艦隊」「志摩艦隊」を、アメリカ軍の上陸艦隊が展開するレイテ島沖へと突入させたのです
●「艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖」では、「小沢艦隊」を編成した航空戦艦「伊勢」「日向」、航空母艦「瑞鳳」、軽巡洋艦「五十鈴」、駆逐艦「若月」をラインナップしました
・ 軽巡洋艦「五十鈴」と駆逐艦「若月」は、インナーボックス1個に2隻をセットしています
・ 各艦は「フルハルタイプ」「洋上タイプ」の2種のバリエーション、合計8種類となります
●未開封1BOXのセット販売となり、「航空戦艦 伊勢」「航空戦艦 日向」「航空母艦 瑞鳳」「軽巡洋艦 五十鈴」「駆逐艦 若月」の4種がパッケージされていますが、洋上、フルハルの種別はランダムに入っているため、1BOXで全種類揃うとは限りません
●ラインナップの内容は下記のとおり
・ 01 戦艦 日向 (航空戦艦時)
戦艦 日向 フルハル仕様
戦艦 日向 洋上仕様 (迷彩塗装)
・ 02 戦艦 伊勢(航空戦艦時)
戦艦 伊勢 フルハル仕様
戦艦 伊勢 洋上仕様 (迷彩塗装)
・ 03 航空母艦 瑞鳳
航空母艦 瑞鳳 フルハル仕様
航空母艦 瑞鳳 洋上仕様 (迷彩塗装)
・ 04 軽巡洋艦 五十鈴/駆逐艦 若月
軽巡洋艦 五十鈴 / 駆逐艦 若月 フルハル仕様
軽巡洋艦 五十鈴 / 駆逐艦 若月 洋上仕様
●「フルハルタイプ」は、喫水線以下の部分も再現しており、ネーム入りのスタンドが付属しています
●「洋上タイプ」は、喫水線以下の部分は省かれています
●1インナーボックスの内容 (1BOXはインナーボックス×10個のセットとなります)
・ 船体 ×1セット
・ 解説書 ×1
・ ガム ×1
●クローズドタイプのボックスですので種類のご指定はできません、どうかご容赦下さい
【 「艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖」で再現している艦艇について 】
●戦艦「伊勢」「日向」
・ 1906年、イギリス海軍は画期的な戦艦「ドレッドノート」を建造、この「ドレッドノート」は主砲を主体とした兵装装備により、それまでの副砲や中間砲といった雑多な兵装を持つ戦艦を一気に旧式化してしまいます
・ さらに、この「ドレッドノート」の設計思想をより進めて、主砲を艦の中心軸線上に配置した「超ド級艦」も登場、日本海軍はこの「超ド級艦」の建造技術を取得するために巡洋戦艦「金剛」の建造をイギリスに発注しました
・ この「金剛」をベースに、主砲の搭載門数を1.5倍としたのが戦艦「扶桑型」と「伊勢型」(「伊勢」「日向」)で、巡洋戦艦である「金剛」と比べると速度では劣りましたが、攻撃力は格段に向上、日本海軍の主力艦となります
・ しかし、この主砲の配置が防御上の欠点を生み出し、速度も遅かったことから、太平洋戦争において「扶桑型」「伊勢型」は第一線での運用は殆ど行われませんでした
・ 「ミッドウェー海戦」で4隻の空母を失った日本海軍は、「伊勢型」の2隻を航空母艦へと改造することを決定、資材と時間の関係から第5番、第6番主砲塔を撤去して航空機作業甲板を設置するという形となり、これによって世界の軍艦史上希有な存在となる航空戦艦が誕生しました
・ 航空戦艦「伊勢」「日向」は、航空隊の不足から艦載機を搭載して実戦参加することはできませんでしたが、改造時に増強した対空兵装によって対空戦闘に活躍します
・ 1945年3月以降、両艦は内地において浮き砲台として運用、空襲によって大きな損害を受け、大破着底した状態で終戦を迎えています
●航空母艦「瑞鳳」
・ 軍縮条約によって、日本海軍は全ての艦艇に保有制限を受けるようになり、苦肉の策として戦時においては簡単な工事で航空母艦へと改造できる補助艦艇の建造を行うことになりました
・ 高速給油艦「高崎」もその一艦であり、一旦進水はしたものの、国際情勢から航空母艦への改造が行われ、1940年12月に航空母艦「瑞鳳」として竣工しました
・ 航空母艦「瑞鳳」は、貴重な空母戦力として小型ながらも各海戦で活躍、このような通常の空母としての役割だけでなく、各地への航空機輸送にも従事し、日本海軍の活動を支える大きな働きを行いました
・ 日本海軍がその総力で挑んだ「レイテ沖海戦」において、航空母艦「瑞鳳」は「小沢艦隊」の一員として参加、米機動部隊からの波状攻撃を受け、奮戦虚しくその生涯を閉じたのでした
●軽巡洋艦「五十鈴」
・ 軽巡洋艦「五十鈴」は、「長良型」の2番艦として1923年に竣工しました
・ 太平洋戦争開戦時、「五十鈴」をはじめとする5,500tクラスの軽巡洋艦は旧式化しつつありましたが、水雷戦隊の旗艦を中心に第一線で運用され、「五十鈴」も「第3次ソロモン海戦」などに参加しています
・ 1943年12月、「五十鈴」は空襲によって大きな損害を受けて内地へと帰還、修理を兼ねてそれまでの兵装を一新し、対空兵装を充実させた防空巡洋艦へと改造が行われました
・ 1944年9月、改造を完了した「五十鈴」は「小沢艦隊」に編入、「エンガノ岬沖海戦」では強力な対空能力を発揮し、活躍しています
・ 1945年4月、「五十鈴」はインドネシア方面で活動中においてアメリカ潜水艦の攻撃を受けて被雷、その姿を波間に消したのでした
●駆逐艦「若月」
・ 駆逐艦「若月」は、駆逐艦「秋月型」の6番艦として1943年5月に竣工しました
・ 竣工後、「若月」は日本近海での護衛任務に従事、1943年9月からは南方に移動して機動部隊や輸送艦隊の護衛に就きました
・ 「マリアナ沖海戦」や「レイテ沖海戦」では、「若月」は対空能力の高さから機動部隊の直衛艦として参加しています
・ 「レイテ沖海戦」終了後、「若月」はフィリピン方面へと移動し、「レイテ島」に上陸したアメリカ軍を撃退するために、同島への増援部隊を送る輸送船団の護衛任務に従事します
・ しかし、「若月」はこの護衛任務中にアメリカ艦載機による猛攻を受け被弾、その最期を遂げたのでした
【 「艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖」のパッケージ内容 】
・ 艦船キットコレクション Vol.7 エンガノ岬沖 インナーボックス ×10個入 (メーカー出荷時の未開封状態)