WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート)
「WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35203 )」です
●第2次世界大戦時、冬季装備を着用したアメリカ軍の歩兵を1/35スケールで再現したレジン製組立キット
●防寒服「マッキノウコート」を着用、「M1 カービン」を抱えるように持ち、立っている兵士の姿を再現しています
【 「マッキノウコート」について 】
●「マッキノウ(マッキーノ)コート」は、「フィルソン」社の商用コートを基に、戦前の時期にアメリカ軍が防寒用に開発した服です
●「マッキノウコート」は、初期はウール素材でしたが、乾きにくいため、すぐにコットンポプリン素材へと切り替わりました
●また、極初期のものは「カーキ色」に染められていましたが、後に「タン色」へと変更されています
●この「マッキノウコート」は、生産時期により仕様を変更しており、1938年に制定された「初期型」では襟の部分をウール地にしていましたが、1942年に制定された「中期型」ではこれを廃止、1943年からの「後期型」では切れ込みのある「ノッチト・カラー」となりました
●アメリカ軍は、この「マッキノウコート」のように戦前から防寒装備を重視していたものの、戦時急激に膨れ上がった兵員数と楽観的な戦況判断から、冬季装備を兵士達に充分行き渡らせることができず、1944年のアルデンヌ戦で多くの凍傷者を出してしまっています
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の歩兵を再現したキットで、冬季装備を着用しやや緊張感ある表情の兵士を再現しています
・ 「M1 カービン」を抱えるように持ち、立っているポーズとなっています
●服装は、「マッキノウコート(後期型)」を着用、「革製レギンス」を履き、ヘルメットを被った姿となっています
・ 首から双眼鏡を下げています
・ 「マッキノウコート」は1943年に制定された「後期型」で、「革製レギンス」を履いていますので、1944年秋以降の冬季におけるアメリカ軍兵士の姿となります
・ アメリカ軍の将兵の野戦における服装は階級による変更はありませんが、双眼鏡を身に付け、「M1 カービン」を装備していることから、基本的に「将校」と考えてよいでしょう
●服の皺はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の質感、ポケットや服の縫い目などのディテールもレジンの特性を活かして繊細かつシャープな彫刻で再現しています
●フィギュアは、「頭部」「胴体」に分割したオーソドックスなパーツ構成
・ 「M1 カービン」の後部は「胴体」に一体成型化しており、前部を別パーツ化して再現しています
●頭部は、通常の「M1 スチールヘルメット」を被った状態と、「M1 スチールヘルメット」に偽装網を付けた状態の2タイプをセット、選択して使用することができます
・ 2タイプのフェイスの造りはほぼ同じものとなっています
・ 両タイプ共にヘルメットの顎紐はヘルメット後部に固定している状態です
【 付属している装備品類 】
・ M1 カービン ×1
・ ハンディトーキー (携帯無線機) ×1
・ 水筒 ×1
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート)」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍 兵士 ×1
・ ヘッドパーツ ×2 (フィギュアに使用するヘッド×1を含む)
・ フィギュアの装備品 一式
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【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュア造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●レジン成型の特徴により、パーツ数を極力抑えながらも細部再現に拘った内容となっており、その組み立てはインジェクションキットよりも容易、その分塗装に凝ることもできます
●フィギュア単品としてビネットとして飾るのもヨシ、AFVモデルの脇に配置して車両とフィギュアとが織り成す世界観を楽しむのもヨシと、フィギュアとしての様々な演出を楽しむことができます
●また、良質なフィギュアは車両をより良く見せる効果を持っており、車両の演出にも大きく役立つことでしょう