ドイツ陸軍 駆逐戦車 ヘッツァー
「ドイツ陸軍 駆逐戦車 ヘッツァー (プラモデル) (フジミ 1/76 ワールドアーマーシリーズ No.WA-003 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の軽駆逐戦車「ヘッツァー」の「後期型」を1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●排気管を縦置きにした「ヘッツァー」の「後期型」を再現しています
●大戦後期、ドイツ機甲兵力の一翼を担って活躍した軽駆逐戦車「ヘッツァー」を再現、傾斜装甲に包まれたマッシブなフォルムを再現した内容となっています
【 「Sd.Kfz.138/2 38t式軽駆逐戦車 ヘッツァー」について 】
●1943年、ドイツは「3号突撃砲」を生産していた「アルケット」社の工場が連合軍爆撃機の空襲によって壊滅的な損害を受けてしまいます
●当事、「3号突撃砲」はドイツ軍の機甲戦力の一画を占めており、戦力的な空白を埋めるために代替の戦闘車両の開発が進められました
●「38(t)戦車」を生産していた「BMM」社では、軍からの要請を受けて「3号突撃砲」の代わりとなる駆逐戦車の開発を開始、この駆逐戦車は工場の設備の関係から小型となるを得ず、偵察戦車「38(t)n.A.」をベースとして開発が進み、軽駆逐戦車「ヘッツァー」として結実します
●「ヘッツァー」は、1944年4月から生産を開始、適度な火力と防御力を持ち、生産コストは低いことから、最優先生産車両として指定され、約1年間の間に2500両という大量生産が行われています
●「ヘッツァー」は、本来「3号突撃砲」が配備されるはずの突撃砲大隊(旅団)だけではなく、戦車不足に喘ぐ戦車部隊にも戦車の代わりとして配備されました
●また、生産数の多さから歩兵師団などの各師団内の対戦車部隊にも配備、師団固有の機甲戦力として運用が行われました
●「ヘッツァー」は、小柄な車両の割りには強力な戦闘能力を持ち、大戦後期におけるドイツ軍の機甲戦力として欠かせない存在となり、各戦線において迫り来る連合軍相手に奮戦したのです
【 「ドイツ陸軍 駆逐戦車 ヘッツァー」のキット内容について 】
●このドイツ軍の軽駆逐戦車「ヘッツァー」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●本キットは、1970年代に製品化されたものですが、実車のポイントを踏まえて「ヘッツァー」のフォルムとディテールをスケールに沿って再現しており、ミニスケールの「ヘッツァー」のキットとして定番的アイテムとなっています
●「ヘッツァー 後期型」は、「砲身」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 砲 身 】
●「75mm対戦車砲 PaK39」の砲身は一体成型のパーツで再現
・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現
・ 「防盾」は、完成後も可動させることができます
【 車体上部 】
●車体上部は一体成型のパーツで再現、エンジンデッキは別パーツとなっています
・ 「車長ハッチ」「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
・ 「フェンダー」は左右それぞれ一体成型のパーツで再現、「フェンダー支持架」は別パーツ化しています
・ 「排気管」は基部も含めた一体成型のパーツで再現
・ 「リモコン機銃」は、機銃、銃架、左右の防盾の4パーツで構成
・ 操縦手の視察装置はモールドにて再現
・ 「ノテックライト」「ジャッキ台」「照準器ガード」「エンジングリル」「雑具箱」を別パーツ化して再現
・ 「シュルツェン」は1枚ずつ個別にパーツ化、それぞれ「シュルツェン架」を一体成型化しています
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ 「サスペンションユニット」はそれぞれ一体成型のパーツで再現(全4ユニット)
・ 「起動輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで再現
・ 「転輪」は1パーツで再現しています
【 履 帯 】
●履帯は、裏側のガイドが2枚となる「ヘッツァー」用の履帯を再現しています
・ 履帯は、軟質素材によるベルト式となっています
【 フィギュア 】
●戦車長を再現したフィギュアが1体付属しています
・ 「上部ハッチ」から上半身を出して、両手をハッチ部分に置いているポーズです
・ 服装は、「戦車服」を着用、「略帽」を被った姿です
・ フィギュアは、一体成型のパーツで再現
【 「ヘッツァー駆逐戦車」の塗装とマーキング 】
●「ヘッツァー駆逐戦車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、部隊マーク、車両番号などを再現したデカールが付属しています
【 「ドイツ陸軍 駆逐戦車 ヘッツァー」のパッケージ内容 】
・ 軽駆逐戦車 ヘッツァー 後期型 ×1
・ 戦車兵 ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●シリーズ再編成、価格変更アイテム