ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編
「ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編 (本) (モデルアート 臨時増刊 No.933 )」です
●飛行機模型の製作方法を、豊富な製作工程写真を交えて解説した製作ガイドブック
●日本海軍機、特に後期塗装で「暗緑色」で塗られた機体を中心として、製作上のポイントと塗装方法を解説した内容となっています
【 「ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編」の概要 】
●誰でも簡単に組み立てられ、カッコイイ縮尺模型を手にすることが出来るのがプラモデルの魅力です
●最初はキットの説明書どおりに組み立てるだけで満足していても、数多く作るうちに、より綺麗に作りたい、塗装に工夫をしてみたい、迷彩塗装を上手く塗りたい、使い込まれたようにリアルに作りたいなど、より模型作りの上達を願うものです
●模型を作る上で、オリジナルのキットより最も効率的に差別化を図ることができるのがディテールアップで、艦船モデルやAFVモデルなどでは上級者を中心にスタンダードな製作方法となっています
●もちろん、飛行機モデルでもこのディテールアップはとても効果的で、エンジンのパイピングやシートベルトの追加、そして張り線やリベットの打ち直しなど、ディテールアップポイントを挙げればキリがありません
●ただ、飛行機モデルの本質はその機体フォルムであり、少しのディテールアップや塗装を少し変えてみるだけでも、その効果は高いものです
●本書「ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編」では日本海軍機を題材として、このちょっとした追加のひと手間や、塗装方法を中心に、より良く見える飛行機モデルの作り方を紹介します
●題材とした6種の機体を題材に、ディテールアップのポイントとして、エンジンのパイピングなどの比較的簡単で効果が高いものに絞って紹介、塗装はエアブラシを使用した応急迷彩や、筆塗りによる迷彩塗装、キャノピーのマスキングなどを解説しています
●また、日本海軍機の機体外面色の考察も加え、各社から発売されている「日本海軍機」用の機体外面色のカラーチップを掲載、佐藤邦彦氏による「95式水上偵察機」のディテールイラストも収録、さらに日本海軍機の製造を請け負ったメーカーについての解説も収録し日本海軍機の背景を俯瞰します
●上級者程にハードな製作はできないけれども、ひと手間加えることで飛行機モデルをより良く見せたい、モデラーの中では大多数を占めるそんなユーザーを対象とした製作ガイド本となっています
【 「ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編」の内容目次 】
●作例
・ 局地戦闘機 紫電改 (ハセガワ 1/32)
・ 零式艦上戦闘機 22型 (タミヤ 1/48)
・ 95式1号水上偵察機 (ハセガワ 1/48)
・ 97式3号艦上攻撃機 (エアフィックス 1/72)
・ 局地戦闘機 震電 (造形村 1/48)
・ 艦上爆撃機 彗星12型 (AZモデル 1/72)
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●解説 : 日本の航空史を彩った航空機メーカー
・ 川西飛行機
・ 三菱重工業
・ 中島飛行機
・ 愛知航空機
・ 九州飛行機
・ 川西航空機
・ 立川飛行機
・ その他のメーカー
●記事
・ 紫電改は零戦よりも「青黒く見えた」、「川西系暗緑色」の考察を改めて振り返る
・ 日本海軍機 機体外面色模型用カラーガイド
・ イラストで見る 「95式水上偵察機」
・ 日本海軍機 1/72~1/32定番キット カタログ
【 「ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編」の内容について 】
■作例
●1/32スケールならではの醍醐味、塗装でリアリティを追及する
・ 「川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改」 (ハセガワ 1/32)
●飛行機模型の既成概念を忘れて自由な発想で製作してみる
・ 「三菱 零式艦上戦闘機 22型/22型甲」 (タミヤ 1/48)
●ハセガワの最新1/48キットを考証を図解しながら製作する
・ 「中島 E8N1 九五式一号水上偵察機」 (ハセガワ 1/48)
●実機の構造まで理解できる造形村1/48キットを製作する
・ 「局地戦闘機 震電」 (造形村 1/48)
●あなどりがたい実力を持つエアフィックス製の近作キット
・ 「中島 B5N2 97式艦上攻撃機」 (エアフィックス 1/72)
●謎多き存在?の東欧製キットの実力を探る
・ 「艦上爆撃機 彗星12型」 (AZモデル 1/72)
【 「ひこうき模型上達のコツ 日本海軍機編」の奥付 】
●版型 : B5版 / ソフトカバー
●全128ページ / カラー118ページ
●発行日 : 2016年1月15日
●ISBNコード : 4910087340165