ソビエト 陸軍指揮官 1941-1943
「ソビエト 陸軍指揮官 1941-1943 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6132 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の野戦司令部要員4体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●前線において指揮を行う指揮官と、指示を伝達する通信手の姿を再現したフィギュアセット
●再現したソ連軍野戦司令部要員は
・ 部隊指揮官 ×2
・ 通信手 ×2
となっています
●ズベズダ社の「ART OF TACTIC」のユニットとなるキットですが、非常に高いレベルで造型されたフィギュアですので、1/72スケールのAFVフィギュアとして様々な場面で活用することができるフィギュアセットです
【 「野戦司令部」について 】
●近代における軍隊の組織は「中隊」が部隊運用として最小単位となり、この「中隊」を複数まとめて、「大隊」や「連隊」という部隊を編成しています
・ もちろん、「中隊」の隷下には、「小隊」や「分隊」などの部隊が存在しますが、これらの部隊はあくまでも「中隊」に帰属する部隊であり、基本的に独立運用されることはありません
●「中隊」以上の部隊には、それぞれに「司令部」を設置、指揮官の他に、幕僚や通信手、伝令などが配置されており、部隊の指揮を担っています
●この「司令部」は、部隊の規模が大きい程に構成する要員の数は多くなり、「中隊」では10名以下なのに対して、「大隊」「連隊」では20名以上、さらに「連隊」「旅団」「師団」では司令部直属の部隊を持つ傾向もあります
●「司令部」は部隊の中枢であり、もし損害が発生した場合には、部隊の能力の大幅な低下を招いてしまいます
●そのため、「司令部」は指揮が行いやすいように前線近くに配置されますが、安全性を確保するように、秘匿できる場所や、堅牢な陣地内などに設置するのが用兵の常識となっているのです
【 「ソビエト 陸軍指揮官 1941~1943」のキット内容について 】
●ソ連軍の野戦司令部要員を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することを考慮しており、専用のベースが付属しています
・ スケールモデルフィギュアとして1/72スケールの車両キットやジオラマなどにも使用することができます
●このようなミニスケールのフィギュアはビニールなどの柔らかい素材が多いですが、本キットでは通常のプラスチックモデルと同様の硬いプラ素材で成型されています
●フィギュアの内訳は、部隊指揮官2体、通信手2体の合計4体です
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、マップケースや拳銃ホルスターなどの装備品は立体感ある造型となっています
●フィギュアの服装は開襟式の「ギムナシチョルカ野戦服」を着用、部隊指揮官はブーツを履いた姿、通信手はゲートルを巻いた姿です
・ この服装は1943年頃までの軍装で、その後は詰襟式の「ルパシカ野戦服」に移行しています
●フィギュアは、「胴体」「両腕」などに分割したパーツ構成で、接地部分にはベース用のアタッチメント(ダボ)が付属しています
●4体のフィギュアを固定するためのベースが付属しています
【 「ソビエト 陸軍指揮官 1941~1943」のフィギュアのポージングについて 】
●野戦司令部要員のフィギュアのポーズは4体、4種類をセット
・ 部隊指揮官は
双眼鏡を両手に持ちながら、前方の戦況を眺めているポーズ
サブマシンガンを肩に掛け、片手を大きく伸ばして、戦況を報告しているポーズ
・ 通信手は
片膝を付いた姿勢で、通信機で通話しているポーズ
両手でリールを持ち、通信線を敷設しているポーズ
となっています
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、ソ連軍の「野戦司令部要員」のスペックを表示したカードが付属しています
●全14パーツ
【 「ソビエト 陸軍指揮官 1941~1943」のパッケージ内容 】
・ ソ連軍 野戦司令部要員 ×4
・ フィギュア4体配置用ベース ×1
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ スペックカード ×1
●2016年 完全新金型
------------------------------------------------
【 「ズベズダ ART OF TACTIC」シリーズについて 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう
●また、1/72スケールではあまり重視されていないフィギュアを、ズベズダ社による造形力と現代の成型技術によって極めて高いレベルでキット化
●さらに、従来はこのようなミニスケールでは軟質素材製のフィギュアが多かったのですが、この「ソビエト 陸軍指揮官 1941~1943」は通常のプラスチック製で構成しています
●1/72スケールの車両と組み合わせたり、ジオラマシーンを演出したりと、ゲームの駒としてだけではなく、スケールモデルとしての様々な楽しさを味わうことができる内容となっています