ロシア TOC-1A 多連装砲 ロケットランチャー
「ロシア TOC-1A 多連装砲 ロケットランチャー (完成品) (ズベズダ 1/72 完成品モデル No.2501 )」です
●2000年代初頭に登場したロシア軍の自走式多連装ロケットランチャー「TOS-1A」(ロシア名「TOC-1A」)を1/72スケールで再現した塗装済み完成品モデル
●大口径の多連装ロケットの火力を用いて対ゲリラ戦などを想定した自走式多連装ロケットランチャー「TOS-1A」を再現、「T-72」の車体上に巨大なロケット発射機を備えた、未来兵器的な姿を再現した内容となっています
【 「TOS-1A 自走式多連装ロケットランチャー」について 】
●1979年、ソ連軍はアフガニスタンに対して軍事侵攻を開始、近代的な兵器を持つソ連軍に対して、対峙するイスラムゲリラは貧弱な武器しか装備していませんでしたが、地形を利用して神出鬼没に出動するゲリラに対しソ連軍は大きな損害を出していました
●地形を上手に味方につけて利用するゲリラに対しては、火力を多少強化したくらいでは効果が薄く、極めて強力な火力によって、ゲリラが潜む区域一体を制圧する方が効果的です
●また、砲兵による制圧射撃は、弾着確認などに時間を必要とすることから好ましくなく、一定の防御力を持ち、直接照準により射撃できる車両が望まれました
●このアフガニスタン戦での戦訓を下敷きに、1980年代末にソ連軍が開発したのが「TOS-1 自走式多連装ロケットランチャー」です
●「TOS-1」は、「T-72」の車体をベースに、220mmという大口径のロケットランチャーを30連装にした発射機を装備、これを一斉射撃することで高い面制圧能力を持っています
●もっとも、この「TOS-1」が装備するロケット弾は最大射程が3500m程度という短射程兵器であり、正規軍同士の戦いで運用する車両ではなく、あくまでも対ゲリラ戦に向けた車両と言えます
●「TOS-1A」は、「TOS-1」の改良型で、2000年代初頭に部隊配備を開始、世界が対テロ戦の時代となる中、「TOS-1A」の制圧能力の大きさは高い評価を獲得し、チェチェン紛争や対イスラムの戦闘などに投入されているのです
【 「ロシア TOC-1A 多連装砲 ロケットランチャー」のキット内容について 】
●ロシア軍の自走式多連装ロケットランチャー「TOS-1A」を再現した塗装済み完成品モデルです
●塗装済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●「T-72」の車体の上部に大型の発射装置を装備した、未来的そして超兵器的なイメージを持つ姿を再現しています
●ズベズダ社が1/72ミニスケールキットで培った造型力を反映し、「TOS-1A」の特徴的となる諸点を再現
・ ロシア戦車らしい、フェンダーのプレスパターンなどをメリハリのあるモールドで再現
・ エンジングリルの異物混入防止ネットは、繊細なモールドで再現
・ 各ハッチは閉じた状態となります
・ 車体後部の接地パッドは上げた状態で固定しています
・ 砲塔は左右に旋回させることが可能です
・ 砲塔にはアンテナを装備しています
●履帯はラバー製のベルトタイプで再現しています
●「TOS-1A」の車体には、サンド色をベースとして、ダークイエローとレッドブラウンによる迷彩パターンが描かれた3色迷彩を再現
・ マーキングは施されていません
・ ウォッシングやドライブラシなどのウェザリングも行われていません
・ 履帯、前照灯、ロケットランチャーの発射口などを塗り分けています
●コレクションに役立つプラスチック製のクリアケースが付属しています
・ クリアケース下部は、ジオラマ風のディスプレイスタンドとなっています
【 「ロシア TOC-1A 多連装砲 ロケットランチャー」のパッケージ内容 】
・ TOS-1A 自走式多連装ロケットランチャー ×1
・ コレクションケース ×1
●塗装済み完成品モデル