零戦五二丙型 第203海軍航空隊 谷水上飛曹搭乗機
「零戦五二丙型 第203海軍航空隊 谷水上飛曹搭乗機 (完成品) (童友社 1/72 塗装済み完成品 No.002 )」です
●太平洋戦争時における帝国海軍の戦闘機「三菱 零式艦上戦闘機 52型丙」を1/72スケールで再現した完成品モデル
●胴体左後部に多数の撃墜マークが描かれた「第203海軍航空隊」の「水谷竹雄」上飛曹が搭乗した機体「03-09」を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出すだけでディスプレイすることができます
【 「零戦五二丙型 第203海軍航空隊 谷水上飛曹搭乗機」の製品内容について 】
●童友社製「零式艦上戦闘機 五二丙型」のキットをベースとした完成品モデル
・ 組立の手間なく、1/72スケールのリアルな機体をコレクションのラインナップに揃えることができます
・ 「零式艦上戦闘機 52型丙」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成されていますので、「零式艦上戦闘機」の持つ優美な機体ライン、パネルライン等の凹モールド、エッジ部分などがシャープに仕上げられており、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
●「零式艦上戦闘機」の基本コンセプトである機動性能による高い格闘戦能力を継承しながらも、一撃離脱戦を考慮した高速性と重武装を実現させた「零式艦上戦闘機 52型丙」を再現
・ 流麗なスタイルを誇る零式艦上戦闘機の中でも、力強く、空力的にも洗練された「栄21型 エンジン」装備のカウリングと集合排気管、高速性能を向上させるために主翼幅を短縮化した「零戦 52型」のフォルムを再現しています
・ 「零式艦上戦闘機 52型丙」の特徴となる、主翼「20mm機関砲」の外側に「13mm機銃」を増設した状態を再現しています
●機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現
・ パネルラインにはスミ入れ処理は施されていません
●絞り込まれた開口部から中央部を滑らかなラインでつなげた「零戦 32型」譲りのカウリング、内部には「栄21型 エンジン」を装備し、そしてカウリング後端にはエンジンから延びた集合式排気管が突き出た状態を再現しています
●プロペラは回転させることができます
●キャノピーはワンピースのクリアパーツで再現、キャノピーの枠は機体色と同一のカラーで塗装されています
・ コクピット内部は、パイロットシート、操縦桿などが再現されています
●左主翼端の「ピトー管」も機体から突き出た状態で再現されています
●着陸脚は展開状態となっており、「駐機状態」を再現しています
●「零式艦上戦闘機 52型丙」の機外兵装として
・ 落下増槽 ×1
が胴体下部に装備されています
「零戦五二丙型」の機体塗装
●「第203海軍航空隊」所属の「水谷竹雄」上飛曹が搭乗した機体「03-09」の機体マーキングを再現
●「零戦 52型丙」の機塗装は大戦後期の日本海軍の標準的な洋上迷彩塗装を再現
・ 機体上面は暗緑色、機体下面は明灰白色で塗装されています
・ 主翼前縁の敵味方識別帯、カウリング部、コクピット内部、スピナー、プロペラも塗り分けにて再現されています
・ プロペラに記された黄色の危険表示、縁が機体色よりも濃くなった日の丸マーク、機体番号、主翼の表示線などがタンポ印刷で再現されています
●空中に浮かんだ状態で展示できるネーム付きのディスプレイスタンドが付属
・ 「零戦 52型丙」の機体胴体下部にはスタンドに対応した穴が開けられており、この穴にスタンドの突起部分を差し込んで固定します
【 「零戦五二丙型 第203海軍航空隊」のパッケージ内容 】
・ 三菱 零式艦上戦闘機 52型丙 第203海軍航空隊 水谷竹雄上飛曹 搭乗機体「03-09」 ×1
・ ネーム入りディスプレイスタンド ×1
【 「零式艦上戦闘機 52型丙」について 】
●「零戦」、正式には「零式艦上戦闘機」、この飛行機ほど我々日本人に忘れられない飛行機はないでしょう
●この「零式艦上戦闘機」は、未曾有の大戦争となった太平洋戦争の全期間を通して活躍、まさに日本の命運を担っていた戦闘機でした
●「零戦」は太平洋戦争の緒戦から終戦に至るまで、次々と改良されながら常に海軍の主力戦闘機として死力を尽くして戦い、総生産数は各型合わせて10,000機を超え、これは日本航空機史上空前絶後の記録で、2番目の陸軍の「隼」の生産機数5,751機を大きく引き離しています
●「零式艦上戦闘機」の各型中、最も多く生産された型式が「52型」であり、「三菱」と「中島飛行機」の両社で5,000機以上が生産されました
●「52型」の登場は1943年8月、それまでの「22型」を改良した性能向上型で、戦争後期の「零式艦上戦闘機」を代表する機体です
●この「52型」は、武装や細部の違いにより「52型」「52型甲」「52型乙」「52型丙」の4種が存在していました
●「52型丙」は、1944年9月に登場、いままでの両主翼「20mm機関砲」の外側に「13mm機銃」を追加、主翼下部には30kg~60kgに対応する「爆弾架」を装備、さらに防弾装備の充実が図られていました
●「52型」は、圧倒的な物量で押し寄せるアメリカ軍に対して、迎撃戦から特攻まで、あらゆる戦場で最後まで奮戦したのです
【 「第203海軍航空隊」について 】
●「第203海軍航空隊」は、戦線の拡大による戦闘機搭乗員の不足を補うための練成部隊として1943年4月の「厚木海軍航空隊」として編成されました
●この「厚木海軍航空隊」は1944年2月に「第203海軍航空隊」と名称を変更、日本北部での防空任務に従事します
●1944年9月には、日米決戦の場となるフィリピンへと派遣されて戦果を挙げましたが、部隊は大きく消耗し、1944年11月に鹿児島へと撤退しています
●その後、「第203海軍航空隊」は補充を行いながら九州、沖縄方面の防空任務に従事、沖縄にアメリカ軍が上陸すると、アメリカ軍が進出した飛行場への攻撃任務などに参加しました
●その後「第203海軍航空隊」は、来襲する「B-29」に対しての特攻部隊を自身で編成、1945年8月にはその特攻部隊が出撃しましたが、突入する機会はなく、終戦を迎えています