ICM パナール 178 AMD-35 装甲指揮車 1/35 ミリタリービークル・フィギュア 35375 プラモデル

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パナール 178 AMD-35 装甲指揮車

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5,940円 5,346円(税込)

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「パナール 178 AMD-35 装甲指揮車 (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア  No.35375 )」です


●第2次世界大戦時におけるフランス軍の装甲車「パナール 178(AMD35)」の「無線機搭載型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●良好な機動性能と、装甲車にしては強力な武装を装備し、大戦初期のフランス軍最良の装甲車となった「パナール 178(AMD35)」の「無線機搭載型」を再現、主にフランス軍の小隊長車や中隊長車などの指揮官用の車両として運用が行われていた車両を再現した内容となっています

●ICM社製「パナール 178 AMD-35 装甲車」をベースとして、「無線機搭載型」を再現するために、アンテナ、アンテナマウント、無線機などの新規パーツを追加したバリエーションキットです

【 「パナール 178 AMD-35 装甲指揮車」のキット概要 】


●一体成型化したパーツを多用してパーツ数を抑えた内容
●表面のリベットなどは少し控えめな彫刻で再現
●「無線機搭載型」再現用に、室内の「無線機」と大型の「アンテナマウント」を再現したパーツをセット
●エンジンルームを含めて車体内部も詳細に再現
●各乗員ハッチ、ドア、視察ハッチは開閉状態を選択可能
●タイヤのゴムの部分は軟質素材製
●塗装例はフランス軍仕様4種、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属

【 「パナール 178 装甲車 AMD35」について 】


●フランスの兵器メーカー「パナール」社は、1926年に試作装甲車「AMD165/175」を独自に開発します

●「パナール」社ではこの「AMD165/175」をベースとした発展型「TOE-M32」を開発、この「TOE-M32」は最高速度92km/hという機動性能を示し、当時としては火力、防御力にも優れ、装甲車としてはトップクラスの性能を持ちました

●装甲車「TOE-M32」はフランスの植民地でのテストにおいても優秀な性能を示したことでフランス軍が注目、軍の意向に沿う形で「パナール」社はさらなる改良型である「パナール 178」を1935年に開発します
 ・ 「パナール 178」は、110馬力のガソリンエンジンを搭載、路上における最高速度は72km/hを発揮し、高い機動性能を有していました
 ・ また、足周りは4輪駆動、操縦席は車体の前後に配置しており、大型のタイヤを装備したことも相まって不整地における高い機動性能も備えています
 ・ 車体上部にはフランス軍の規格砲塔である「APX-3」砲塔を搭載、この砲塔には「SA34 25mm対戦車砲」を車載化した「SA35 25mm戦車砲」と同軸機銃を装備しており、当時の装甲車としては強力な火力を有していました
 ・ 防御力は最大装甲13mm厚しかありませんでしがた、当時の装甲車のレベルで見れば決しては劣るものではありませんでした

●「パナール 178」は、その性能を高く評価され偵察部隊へと配備、フランス軍は1940年の「独仏戦」の開戦時には360両の「パナール 178」を実戦配備していました

●「独仏戦」が開戦すると、「パナール 178」は高い機動性能と適度な火力で偵察任務に活躍、しかしフランス軍自体がドイツ軍の機動戦に追従することができず、フランス軍は1ヶ月半という短い期間でドイツ軍の前に敗れ去ってしまいます

●しかし、この「独仏戦」で「パナール 178」を最も高く評価したのがドイツ軍で、鹵獲したばかりの「パナール 178」を積極的に活用、軽戦車代わりに活用しフランス軍に対して砲火を交えています
 ・ 「パナール 178」の性能は、当時のドイツ軍の主力装甲車だった「Sd.kfz.222」を火力の点で凌いでおり、機動力、防御力は同等程度でした

●フランス降伏後、ドイツ軍は「パナール 178」の残存車両を捕獲、翌年の「独ソ戦」の開戦時には190両余りを運用しており、ドイツ軍の装甲化に大きく貢献したのでした

【 「フランス軍の無線能力」について 】
●第2次世界大戦の開戦時、戦車などの装甲戦闘車両の全てに無線機を搭載していたのは、ドイツ軍とイギリス軍のみでした

●ドイツ軍とイギリス軍以外の軍隊では、小隊長車などのみが無線機を搭載、この隊長車が手旗などで隷下の車両を指揮していました
●このような指揮システムは、隊長車が損害を受けるだけで瓦解してしまい、各車が得た情報も隊長車に伝達できない等、近代戦においては全く役に立たないシステムでした

●特にフランス軍では、第2次世界大戦は第1次世界大戦時と同様な塹壕戦が行われるものと見込んでおり、車両間の通信はあまり重要視しておらず、軽戦車や装甲車などの小型車両では無線機を搭載した車両は僅かでした
●このため、ドイツ軍戦車と比べると、フランス軍の戦車はスペック上の能力では勝っていましたが、通信能力が欠如していたことも原因となって、ドイツ軍の機動戦に対応することができず、各個撃破されてしまいます

パナール 178 AMD-35 装甲指揮車の商品画像

【 「パナール 178 AMD-35 装甲指揮車」のキット内容について 】


●このフランス軍の装甲車「パナール 178(AMD35)」の「無線機搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化したパーツで構成されたICM社製のトラックやスタッフカーなどのソフトスキン車両とは異なり、1/35スケールの装甲車のキットとしては標準的なパーツ構成で「パナール 178(AMD35) 無線機搭載型」を再現、特徴的なリベットなどのディテールを繊細なモールドで再現した内容となっています

●エンジンを含む車体内部も再現、前後に配置した操縦席などの独特の車内レイアウトや砲弾、機銃弾倉などの細部も再現しており、ハッチ等を開いてディスプレイすることができます


●「パナール 178(AMD35) 無線機搭載型」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●面で構成された「パナール 178」用の「APX-3」砲塔を再現、表面のリベットを繊細なモールドで再現しています

●「SA35 25mm戦車砲」の砲身は、先端部の「フラッシュハイダー」と「防盾」を含めて左右に分割したパーツで再現
 ・ 「同軸機銃」は一体成型のパーツで再現、「防盾」は別パーツ化しています

●砲塔は、上部と底部の上下に分割したパーツで再現
 ・ 「上部ハッチ」「後部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ ペリスコープは一体成型のパーツで再現、視察口部分は開口しています

●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています
 ・ 砲架
 ・ 旋回ハンドル
 ・ 座席
 など

パナール 178 AMD-35 装甲指揮車の商品画像

【 車 体 】
●面で構成されエンジンデッキ部分を一段低くした「パナール 178」の車体レイアウトを再現、表面のリベット、ヒンジ、フェンダーのプレスパターンなどを繊細なモールドで再現しています

●車体は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 「側面ドア」「視察ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 「エンジン点検ハッチ」も別パーツ化、開閉状態を選択することが可能です
 ・ 「フェンダー」は各上部パネルに一体成型化、、「前部フェンダー」のガードと「後部フェンダー」の後部ボックスは別パーツとなっています
 ・ 「無線通信型」用の大型の「アンテナマウント」は左右に分割したパーツで再現、片側のパーツには「アンテナ」を一体成型化しています
 ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
 ・ 前後の「デファレンシャル」は上下に分割したパーツで再現
 ・ 「リーフサスペンション」は車体側面パーツに一体成型化しています
 ・ ステアリングは前方に固定した状態となっています

●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています
 ・ エンジン (10パーツ)
 ・ フロアパネル
 ・ 隔壁
 ・ 前後の操縦席
 ・ ハンドル
 ・ 各種レバー
 ・ ペダル類
 ・ メーターパネル
 ・ 無線機
 ・ 砲弾ラック
 ・ 機銃弾倉 ×18
 ・ 車載機関銃
 など

パナール 178 AMD-35 装甲指揮車の商品画像

●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割したパーツで再現
 ・ ゴムの部分な軟質素材製で、トレッドパターンを深めのモールドで再現しています

【 「パナール 178(AMD35) 無線機搭載型」の塗装とマーキング 】
●「パナール 178(AMD35) 無線機搭載型」のマーキングとして、フランス軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されおり、国籍マーク、部隊マーク、車両番号などを再現したデカールが付属しています


【 「パナール 178 AMD-35 装甲指揮車」のパッケージ内容 】


 ・ パナール 178 (AMD35) 無線機搭載型 ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2016年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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