オールアバウト 潜水艦
「オールアバウト 潜水艦 (ムック) (イカロス出版 軍用艦 No.61798-35 )」です
●2016年時点、海上自衛隊で運用される潜水艦にターゲットを当てて、潜水艦の形式、構造、運用などの概要をカラー写真を交えて解説した資料集です
【 「オールアバウト潜水艦」の概要 】
■究極のステルス兵器 謎多き潜水艦のすべてに迫る!
●存在そのものが「抑止力」になるといわれる究極にして最強のステルス兵器が「潜水艦」です
●海中に潜み、相手に探知されぬまま必殺の一撃を放てば、敵は逃れる術はありません
●「潜水艦」の武器は、よく知られている「魚雷」だけではなく、「対地・対艦ミサイル」などの高い攻撃力を持った兵装を備え、また、近年の世界的な傾向として「特殊部隊」のプラットフォームとしても活用されています
●もちろん、アメリカ、ロシアといった軍事大国の「戦略原子力潜水艦」は、世界の運命を左右しかねない最終兵器「核ミサイル」を艦内に抱え、今、この時も深く潜航して有事に備え続けてもいるのです
●本書「オールアバウト潜水艦」は、四方を海に囲まれているわが国において、生命線と言える資源輸送などの海路の安全を図るべく、日夜密かに任務を遂行する海上自衛隊の潜水艦にスポットを当て、潜水艦の基礎知識から海上自衛隊隊員の潜水艦乗組員の具体的な任務、海上自衛隊の潜水艦の構造や運用などをカラー写真を交えながら詳しく解説します
●2016年時点で現役の潜水艦「そうりゅう型」「おやしお型」「はるしお型」の艦内カラー写真も掲載し、海上自衛隊の潜水艦概史を振り返りながら世界の趨勢と比べた海上自衛隊潜水艦の位置づけを探り、また、潜水艦隊員の艦内編成や仕事、食事なども解説、意外に知られていないウンチク講座も掲載しています
●さらに、海中に潜行する「潜水艦」の救助体制にもページを割き、「潜水艦救難艇 ちよだ/ちはや」や「DSRV」が担う任務についても解説しています
●後半部分では、大潜水艦艦隊を擁するアメリカ海軍の現役潜水艦「オハイオ級」「ロサンゼルス級」「シーウルフ級」「バージニア級」各型と、それぞれが担っている役割をカラー写真を交えて概説しています
●巻末では、モノクロページで世界各国が有する潜水艦勢力を駆け足で俯瞰します
●護衛艦のように露出する機会は少ないものの、わが国において重大な役割を担っている海上自衛隊潜水艦部隊の今を知り、実態に近づき、不足する部分を探るヒントを追求した内容となっています
【 オールアバウト潜水艦「」の内容目次 】
●海上自衛隊 現役潜水艦の全貌
・ そうりゅう型
・ おやしお型
・ はるしお型
●潜水艦の基礎知識
・ 潜水艦となにか
・ 潜水艦の基本構造
・ 浮上と潜航
・ 動力のいろいろ
・ 潜水艦の兵装
・ セイルと潜望鏡
・ ソナー
●海上自衛隊の潜水艦史
・ 貸与艦からの再スタート
・ ターゲット・サービスの時代
・ 悲願の涙滴型潜水艦
・ 21世紀の海自潜水艦
・ 22隻体制と改「そうりゅう型」
・ 海自潜水艦部隊と不安定な時代
●海上自衛隊 潜水艦乗りの仕事
・ 潜水艦乗りの故郷 潜水艦教育訓練隊
・ 潜水艦要員への道
・ 潜水艦教育訓練隊の設備
・ 艦内編成と4つの分隊
・ 当直と部署
・ 潜水艦の日常生活
・ 潜水艦ウンチク講座
●海上自衛隊の潜水艦救難
・ 潜水艦救難艦「ちよだ」/「ちはや」
・ DSRVによる潜水艦救難
・ 最後の手段 個人脱出
・ 救難艦の歴史と次期ASR
●アメリカの原子力潜水艦
・ 原潜のメリット・デメリット
・ 米海軍の保有する3タイプの原潜
・ 弾道ミサイル原子力潜水艦の脅威
・ オハイオ級
・ ブルーチームとゴールドチーム
・ ロサンゼルス級
・ シーウルフ級
・ バージニア級
●世界の潜水艦勢力
・ 世界の潜水艦勢力図
・ ドイツ
・ フランス
・ イギリス
・ オランダ
・ スペイン
・ イタリア
・ スウェーデン
・ ロシア
・ その他ヨーロッパ諸国
・ トルコ
・ アジア諸国
・ 中国
・ 韓国
・ 北朝鮮
・ インド
・ その他アジア諸国
・ オーストラリア
・ 南米諸国
・ アフリカ諸国
【 「オールアバウト潜水艦」の奥付 】
●版型 : B5版 / ソフトカバー
●全128ページ / カラー113ページ
●発行日 : 2016年8月5日
●ISBNコード : 9784802201858