第二航空艦隊 蒼龍 / 飛龍 2隻セット
「第二航空艦隊 蒼龍 / 飛龍 2隻セット (プラモデル) (フジミ 1/700 特EASY SPOT No.SPOT-001 )」です
●太平洋戦争初期において日本海軍の「第2航空戦隊」を構成した航空母艦「飛龍」「蒼龍」を1/700のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●フジミ社製特EASYシリーズ「日本海軍 航空母艦 飛龍」「日本海軍 航空母艦 蒼龍」をワンパッケージとした限定バージョンで、個艦のキットで揃えるよりも価格的にお買い得な内容となっています
【 「第二航空艦隊 蒼龍・飛龍 2隻セット」のキット内容について 】
●日本海軍の「第2航空戦隊」の「飛龍」「蒼龍」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●フジミ社製「日本海軍 航空母艦 飛龍」「日本海軍 航空母艦 蒼龍」をワンパッケージにしたものです
●フジミ社製「特EASYシリーズ」として航空母艦「飛龍」「蒼龍」を再現、船体パーツは各艦を建造した海軍工廠に合わせたグレー、艦載機は艦載機色のライトグレーもしくは濃いグリーンといったように、ランナーごとに色分けをして成型、飛行甲板、リノリウム甲板、煙突のトップ部分、カッターの甲板部などを再現したシールを使用することで、塗装を行わず、組み立てるだけで色分けした「飛龍」「蒼龍」を完成させることができる内容となっています
・ 「飛龍」は横須賀海軍工廠標準色、「蒼龍」は呉海軍工廠標準色を成型色で再現しています
・ 飛行甲板に大きな日の丸マークを描いていない、太平洋戦争開戦時から1942年5月までの姿を再現しています
●各キットの内容の説明については、「日本海軍 航空母艦 飛龍」「日本海軍 航空母艦 蒼龍」を参照して下さい
【 「第二航空艦隊 蒼龍・飛龍 2隻セット」のパッケージ内容 】
・ 「日本海軍 航空母艦 飛龍」 ×1
・ 「日本海軍 航空母艦 蒼龍」 ×1
●スポット生産品
【 「第2航空戦隊」について 】
●日本海軍は、世界に先駆けて新造となる空母「鳳翔」を建造、続いて軍縮条約による艦種変更から空母「赤城」「加賀」が加わり、この3隻で空母の運用の研究が行われました
●これにより、空母の運用方法と空母の仕様を確立、その経験を反映して建造が行われたのが空母「飛龍」「蒼龍」です
●もっとも、この2隻は軍縮条約による排水量の枠の関係から、空母としては小振りな船体で、「蒼龍」は排水量15,900t、「飛龍」に関しては建造途中から条約脱退が濃厚となり、若干大型化して排水量17,300tとなりました
●ただ、この大型化した「飛龍」の建造によって日本海軍は空母建造のスタンダードを確立、以後に建造された空母の設計ベースとなっています
●「飛龍」と「蒼龍」は、竣工後にこの2隻で「第2航空戦隊」を編成、「赤城」「加賀」で編成した「第1航空戦隊」と比較すると搭載機数には劣りましたが、新造の空母として建造されたために速力に優れ、空母機動部隊としての運用効率には勝りました
●1941年、日本海軍の空母の理想形として「飛龍」を設計ベースにしながらも船体の大型化と防御力の強化を図った大型空母「翔鶴」「瑞鶴」が竣工、この2隻は新設の「第5航空戦隊」を編成します
●「第5航空戦隊」が加わったことにより、日本海軍の空母戦力は飛躍的に向上、更に「第1航空戦隊」「第2航空戦隊」「第5航空戦隊」を束ねた「第1航空艦隊」を編成し、この6隻の正規空母からなる大兵力は他国の海軍にはない、絶大な攻撃力を要していました
●この「第1航空艦隊」は真珠湾奇襲攻撃に参加、その後も南太平洋、オーストラリア方面、インド洋方面と各地を転戦して圧倒的な強さを発揮し、連合軍に甚大な損害を与える戦果を挙げます
●しかし、「珊瑚海海戦」に参加した「第5航空戦隊」が大きな損害を被ってしまい、直後の「ミッドウェー海戦」に参加することができず、これが戦局を左右する結果を招きます
●運命の「ミッドウェー海戦」では、「第1航空艦隊」は「第1航空戦隊」「第2航空戦隊」のみで挑むことになり、待ち伏せしていたアメリカ機動部隊の艦載機による空襲を受け、空母「赤城」「加賀」「蒼龍」は大破してしまいます
●残る「飛龍」は、第2航空戦隊司令の名将「山口多門」指揮下により単艦で反撃を開始、戦力的に不利な状況下でも、他の空母の残存機を集めて攻撃隊を繰り出し、アメリカ海軍の空母「ヨークタウン」を大破するという戦果を挙げます
●しかし、残るアメリカ空母からの攻撃を受けて「飛龍」も大破、ここに至り栄光の「第2航空戦隊」も壊滅してしまったのです