3号中戦車 1936-1944
「3号中戦車 1936-1944 (本) (大日本絵画 世界の戦車イラストレイテッド No.021 )」です
●世界の有名戦車を、1冊ごとに、わかりやすいイラストと解説、写真でコンパクトにまとめた資料が、この「世界の戦車イラストレイテッド」シリーズです
●ミリタリーファンはもちろん、スケールモデラーの資料として大変役に立つ一冊です
●N.o.21は、Ⅲ号戦車を解説
●Ⅲ号戦車は、ドイツ軍が新戦術「電撃戦」を成立させるべく開発した主力戦車であった。当初は生産が進まず、電撃戦の主役を軽戦車に譲っているが、電撃戦の最高潮の時期には、Ⅲ号戦車はドイツ軍戦車装備の中で、真にあてにできる唯一の兵器となった。実現しなかった英国上陸作戦のために潜水戦車が開発され、北アフリカの砂漠ではドイツ・アフリカ軍団の主力を担った。一方東部戦線ではT-34やKV重戦車との激化する戦闘に苦汁をなめることとなる。Ⅲ号戦車の基本設計は優れていたが、後の砲の破壊力と装甲防御力の増大の競争が始まると、遂に改良の限界が訪れた。
●英仏海峡からボルガ川まで、北極圏から北アフリカの砂漠まで、ヒットラーの野望を達成すべく駆けめぐったⅢ号戦車は、Ⅳ号戦車長砲身型やパンター戦車にその任務を譲った。そして大戦末期には、支援、指揮用戦車として、また、機甲砲兵連隊の観測任務に用いられた(本誌裏表紙より)
●全47ページ
●モノクロ写真多数
●カラーページ 8ページ