WW2 アメリカ 第3機甲師団 二等軍曹 (タンカージャケット)
「WW2 アメリカ 第3機甲師団 二等軍曹 (タンカージャケット) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35218 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の戦車兵を1/35スケールで再現したレジン製組立キット
●「M1937 ウールズボン」と「タンカーズジャケット」を着用、肩から護身用の拳銃ホルスターを下げ、両手を腰の位置に置いて立っている姿を再現しています
【 「WW2 アメリカ 第3機甲師団 二等軍曹 (タンカージャケット)」のキット概要 】
●レジン製フィギュアのトップメーカーであるアルパインミニチュアのフィギュアキット
●兵士らしい精悍な顔立ち、質感までも伝わる服の皺の表現、肩から拳銃ホルスターを下げた独特の軍装、そしてプロポーション、ポージングなど、フィギュアとして極めてハイレベルな内容
●キューポラ内や車外に立つ姿を再現した、汎用性の高いポージング
●第2次世界大戦を通して見る事ができる、アメリカ軍の戦車兵の代表的な服装
●レジン製キットに見られる気泡はほとんど無く、パーティングラインも最小限に抑えています
●レジン成型を活かして、パーツ数を極力抑えており、インジェクション製フィギュアよりも組立てやすいパーツ構成
●「戦車ヘルメット」を被った状態と、「M1スチールヘルメット」を被った状態の2種のヘッドをセット
●キットには「第3機甲師団」の表記となっているが、他の部隊の戦車兵や装甲戦闘車両の乗員などに転用が可能
【 「アメリカ軍の戦車兵の服装」について 】
●アメリカ陸軍は、第2次世界大戦の開戦を宣言した後に本格的な軍備の整備と拡大を進めたので、当初は戦車兵などの機甲科の兵士用の服装は制定されておらず、戦車兵の服装は、通常の歩兵と同じ服装に「戦車ヘルメット」を被るというスタイルでした
●ただし、アメリカ軍兵士のトレードマークとなる「M1941 フィールドジャケット (M41野戦服)」が採用される以前の1938年に、アメリカ軍は「HBT作業服」を導入、この「HBT作業服」は耐久性が高く、汚れにも強いことから、機甲科の兵士や整備兵が好んで着用していました
・ ただし、「HBT作業服」が潤沢に支給されるのは1941年に入ってからとなります
●この「HBT作業服」は、製造年によって仕様が異なり、さらにツナギ服となる「ワンピースタイプ」と、上着とズボンという形態になる「ツーピースタイプ」の2種が存在していました
●そして、1941年2月には機甲科の兵士用の服装として、ブルゾン(ジャンパー)のデザインの元となる「タンカーズジャケット」を制定、これは気軽に着用できる上に動きやすさも兼ね備えており、機甲科の兵士にとって人気の高い服装となりました
●この「タンカーズジャケット」の支給以降、「HBT作業服」と「タンカーズジャケット」という組み合わせが戦車兵などの機甲科兵士の代表的な服装となりましたが、「HBT作業服」は素材の関係から寒さに弱く、チュニジア戦から「HBT作業服」の代わりにウール地の「M1937 ウールズボン」を着用する兵士が増えています
●また、戦車兵用として支給されていた「戦車ヘルメット」は、あくまでも車内での衝撃から頭部を保護する機能しか持たず、対弾能力を持っていなかったことから、車外に出る機会の多い乗員は通常の「M1 スチールヘルメット」を着用していました
【 「WW2 アメリカ 第3機甲師団 二等軍曹 (タンカージャケット)」のキット内容について 】
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の戦車兵を再現したレジン製組立キットです
●肩から肩から護身用の拳銃ホルスターを下げ、両手を腰の位置に置いて立っている姿を再現しています
●服装は、「M1937 ウールズボン」と「タンカーズジャケット」を着用、布製レギンスを履いた姿です
・ 第2次世界大戦を通して見る事ができる、アメリカ軍の戦車兵の代表的な服装となります
・ ジャケットの上腕部には「機甲師団」の部隊章と「2等軍曹」の階級章をモールドで再現しています
●服の皺はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の質感、ポケットや服の縫い目などのディテールもレジンという特性を活かして繊細かつシャープな彫刻で再現しています
●フィギュアは、「頭部」「胴体」「両腕」に分割したオーソドックスなパーツ構成
●頭部は、「戦車ヘルメット」を被った状態と、「M1 スチールヘルメット」を被った状態との2種をセット、選択して使用することができます
・ 2種の頭部のフェイスの造りはほぼ同じものとなっています
【 「WW2 アメリカ 第3機甲師団 二等軍曹 (タンカージャケット)」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍戦車兵 ×1
・ ヘッドパーツ ×2 (フィギュアに使用するヘッド×1を含む)
●2016年 完全新造型
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【 「WW2 アメリカ 第3機甲師団 二等軍曹 (タンカージャケット)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュア造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●レジン成型の特徴により、パーツ数を極力抑えながらも細部再現に拘った内容となっており、その組み立てはインジェクションキットよりも容易、その分塗装に凝ることもできます
●フィギュア単品としてビネットとして飾るのもヨシ、AFVモデルの脇に配置して車両とフィギュアとが織り成す世界観を楽しむのもヨシと、フィギュアとしての様々な演出を楽しむことができます
●また、良質なフィギュアは車両をより良く見せる効果を持っており、車両の演出にも大きく役立つことでしょう