ドイツ オートバイ ツュンダップ KS750
「ドイツ オートバイ ツュンダップ KS750 (プラモデル) (アスカモデル 1/24 プラスチックモデルキット No.24-006 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の大型オートバイ「ツェンダップ KS750」を1/24スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●本キットには
・ ツェンダップ KS750 (シルバーメッキ) ×1
・ ツェンダップ KS750 (ホワイト成型) ×1
の2台分のパーツをセットしています
●「BMW R75」と並びドイツ軍のオートバイの代表格となった「ツェンダップ KS750」を再現、メッキパーツ及びホワイトの成型色パーツにより、ミリタリーテイストだけではなくバイクモデルのテイストも楽しめる内容となっています
●アスカモデル社製「ドイツ軍用オートバイ ツェンダップ KS750 サイドカー」から「ツェンダップ KS750」のランナーを抽出、成型色を変更し、2台分をセットにしたバリエーションキットです
【 「ドイツ オートバイ ツュンダップ KS750」のキット概要 】
●細分化したパーツ構成とスポーク部分などの繊細な成型により、ディテールとオートバイとしての細かな構造の再現に重きを置いた内容
●シルバーメッキ1台分とホワイト成型色1台分の合計2台分のパーツをセット、メッキ及び成型色を活かしたモデリングが可能
●シート下部のスプリングは金属製バネで再現
●タイヤは細分化したパーツ構成で細かなトレッドパターンを再現、一体成型化しているスポークは細く成型
●前照灯とメーター部のガラス部を再現したクリアパーツが付属
●ナンバープレートなどを再現したデカールは含まれていません
【 「ツェンダップ KS750 オートバイ」について 】
●1930年代、世界的なモータリゼーションの流れと、国内の自動車産業の発達、そしてエンジンなどをコンパクト化する技術の発展などを起因として、ドイツではオートバイの生産が活発化、ドイツ国内だけではなく、海外にも積極的に輸出を行っていました
●ドイツ軍では、ワイマール共和国時代から軍の機械化を進めていましたが、1935年の再軍備化宣言以降、拡大を続ける兵員に対して機械化が追い付かない状態となり、安価で機動力の高いオートバイに注目、その結果世界で最もオートバイ、サイドカーを多用した軍隊になりました
●このドイツ軍のオートバイの中心的存在となったのが、「BMW R75」と「ツェンダップ KS750」の2種類の大型オートバイです
●「ツェンダップ」社は、1917年に設立されたオートバイメーカーで、1930年代には民間用の大型オートバイ「ツェンダップ KS800」を生産していました
●ドイツ軍では、この「ツェンダップ KS800」をそのまま軍用に転用することを検討しましたが、排気量800ccのエンジンを搭載した「ツェンダップ KS800」は重量が重いことから不整地での運用が難しく、軽量化を図ったタイプの開発を「ツェンダップ」社に指示しました
●「ツェンダップ」社は、1939年に排気量751ccの「ツェンダップ KS750」を開発、当初から軍用として設計されていた「ツェンダップ KS750」は耐久性が高く、機動性能にも富み、そして側車を付けたサイドカーとして使用する機能も有していました
●「ツェンダップ KS750」は1940年から総計18000台以上を生産、連絡、伝令、警戒など任務の他に、偵察部隊用の車両としても多用され、ドイツ軍の機械化を大きく支えた存在となったのです
【 「ドイツ オートバイ ツュンダップ KS750」のキット内容について 】
●このドイツ軍の大型オートバイ「ツェンダップ KS750」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●細分化したパーツ構成により「ツェンダップ KS750」を再現、1/35スケールではオーバースケールぎみの表現や、省略される細部などを1/24というスケールを活かして、できるだけ正確かつ忠実に再現した内容となっています
●「ツェンダップ KS750」を2台分セット、1台はシルバーメッキ、もう1台はホワイトの成型色パーツで構成しています
●「ツェンダップ KS750」は、「フロントフォーク部」「エンジン部」「フレーム部」の3ブロックで構成しています
【 フロントフォーク部 】
●フロントフォーク部は左右のフォークに、「フェンダー」「タイヤ」「前照灯」「ハンドル部」などを挟み込んで作製します
・ 「フェンダー」は一体成型のパーツで再現
・ 「前照灯」は6パーツに分割して再現、前部とメーター部のガラス部分はクリアパーツで再現しています
・ 「ハンドル部」は上下に分割したパーツで再現、グリップは別パーツとなっています
・ ハンドルの「ブレーキパイプ」を再現する軟質素材製パイプが付属しています
【 エンジン部 】
●エンジン部は、「エンジン本体」「シリンダー部」「ドライブシャフト」「エアクリーナー」で構成しています
・ 「エンジン本体」は10パーツに分割してディテールを再現
・ 「シリンダー部」は左右に分割したパーツで再現
・ 「エアクリーナー」は、「通常型」と「防塵型」とをセット、選択して使用します
・ ペダル類は個別にパーツ化しています
・ 「ドライブシャフト」は6パーツに分割して再現
【 フレーム部 】
●フレーム部は、「フレーム本体」「燃料タンク」「排気管」「フェンダー」「シート」で構成しています
・ 「フレーム本体」は左右に分割したパーツで再現
・ 「排気管」は、排気管本体と左右の防熱板の3パーツに分割して再現
・ 「燃料タンク」は、上下に分割したパーツで再現、「給油口」や「ホーン」は別パーツ化しています
・ 「フェンダー」は、前後に分割したパーツで再現
・ 「シート」は、シート本体と支持架部分とで構成、下部のスプリングは付属する金属製バネで再現します
●後部に装備する「雑具箱」は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
【 タイヤ 】
●各タイヤは、左右の側面パーツと、6パーツに分割した接地部分との8パーツで構成
・ 各側面パーツには「スポーク」を一体成型化しています
・ パーツ分割を活かしてタイヤ表面の細かなトレッドパターンを再現しています
●前照灯とメーター部のガラス部を再現したクリアパーツが付属しています
【 「ドイツ オートバイ ツュンダップ KS750」のパッケージ内容 】
・ ツェンダップ KS750 ×2 (シルバーメッキ ×1、ホワイト成型 ×1)
・ 金属製バネ ×4
・ 軟質素材製パイプ ×2
・ 組立て説明書 ×1