陸上自衛隊 10式戦車 カモフラージュネット
「陸上自衛隊 10式戦車 カモフラージュネット (シート) (テトラモデルワークス AFV アクセサリーパーツ No.MA-35022 )」です
●タミヤ社製1/35スケール「陸上自衛隊 10式戦車」などに対応、陸上自衛隊のカモフラージュネット「バラキューダ」と「偽装バンド」を再現した軟質素材製シートです
●「バラキューダ」と「偽装バンド」の形状に合わせてカット加工した軟質素材製シートで、実物の色と同じ色に着色、そのまま車両へと取り付けることができます
【 「陸上自衛隊 10式戦車 カモフラージュネット」の製品内容について 】
●陸上自衛隊のカモフラージュネット「バラキューダ」と「偽装バンド」を1/35スケールで再現した軟質素材製シートです
●「バラキューダ」と「偽装バンド」は、陸上自衛隊の演習時には欠かせないカモフラージュ用の装備品で、本製品を使用することにより、「10式戦車」の演習時の姿を再現することが可能な内容となっています
●「陸上自衛隊 10式戦車用 カモフラージュネット」は、実物の形状に合わせてカット加工した薄い軟質素材製のシートで、ゲートの部分をカットするだけで、使用することができます
・ 平らなシート状となっていますので、「バラキューダ」は少し手で揉んでから使用すると良いでしょう
・ 取付説明書には、「10式戦車」における「偽装バンド」の取り付け例を記載しています
●「陸上自衛隊 10式戦車用 カモフラージュネット」は、実物の色に合わせて素材自体を着色していますので、塗装を行わなくても充分な雰囲気を演出することができます
・ 「バラキューダ」と「偽装バンド」共に、実物は少し光沢のある素材ですが、スケールとAFVモデルの塗装はほとんどがツヤ消し塗装にしますので、完全ツヤ消し処理をしています
●本製品で「10式戦車」1両分の「バラキューダ」と「偽装バンド」をセットしていますが、両者共に必ずしもフルに装備するものとは限りませんから、部分的に施したり、複数の車両に分けたりと、好みで使用すると良いでしょう
●また、「バラキューダ」と「偽装バンド」は陸上自衛隊共用のカモフラージュ装備品ですので、他の車両にも使用することができます
【 「陸上自衛隊 10式戦車 カモフラージュネット」の対応車両 】
・ 陸上自衛隊 10式戦車
など
【 「陸上自衛隊 10式戦車 カモフラージュネット」の対応キット 】
・ タミヤ社製 「陸上自衛隊 10式戦車」
・ タミヤ社製 「陸上自衛隊 10式戦車 (DEF MODEL社製 エッチングパーツ/戦車教導隊代表マーク付き)」
など
【 「陸上自衛隊 10式戦車 カモフラージュネット」のパッケージ内容 】
・ 軟質素材製シート ×2
・ 取付説明書
【 「バラキューダ」について 】
●第2次世界大戦時において、偽装によるカモフラージュは身を守るための手段として各国の軍隊で広く行われていました
●特に、偽装網を使用する方法は、木や草などを使用する方法ではカバーすることが困難な頭上の方向に偽装を行うことができ、制空権の確保が難しかったドイツ軍や日本軍などを中心に偽装する際の必需品となっていました
●この偽装網は、細めのロープを網状に編んだだけの簡単な構造でしたが、第2次世界大戦後、偽装の効果をより高めるために、変則的パターンでカットされた合成化合物製のシートを編みこんだ「バラキューダ」が登場します
●それまでの偽装網は、網状のパターンだけでしたので、単独では偽装効果が低く、草や木の枝を網に絡ませることで効果を上げる必要がありましたが、この「バラキューダ」は単独でも高い偽装効果を持っているのが特徴です
・ 草や木の枝を追加することでより効果的な偽装を行うことができます
●また、視覚的な効果だけではなく、赤外線探知やレーダー波などに対しても一定のカモフラージュ効果を持ち、地面設置型だけではなく、直接車両に取り付けるという方法も採られています
●この「バラキューダ」は、NATO諸国だけではなく、我が自衛隊や旧東側諸国にも広く使用され、現在の軍隊などの組織に欠かせないカモフラージュ用の装備品となっています
【 「偽装バンド」について 】
●陸上自衛隊が最も多用しているカモフラージュ用の装備品が「偽装バンド」です
●この「偽装バンド」は、古タイヤのチューブ部分を細く切ったもので、強度と伸縮性を兼ね備えているのが特長です
●「偽装バンド」は、車体の要所を繋ぐ形で張り巡らせることで、車体にくまなく草や枝による偽装を施すことが可能です
●「偽装バンド」がない場合、草や枝を付けることができるのは車載工具類などの突起部分に限られ、「偽装バンド」を使用した場合とはカモフラージュ効果に雲泥の差があります
●もっとも、「74式戦車」までの陸上自衛隊の戦車は設計自体が「偽装バンド」の使用を前提にしておらず、「偽装バンド」を引っ掛けることができる場所は限られ、戦車隊員にとって「偽装バンド」を張る作業は一苦労でした
●「90式戦車」からは、「偽装バンド」用のフックが付けられ、「10式戦車」ではその数が飛躍的に増大、陸上自衛隊が「偽装バンド」を重視していることの証でもあるのです