フジミ 日本海軍 航空母艦 翔鶴 ver.1.1 1942年/1944年 デラックス 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-073 プラモデル

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日本海軍 航空母艦 翔鶴 ver.1.1 1942年/1944年 デラックス

販売価格

4,378円 3,940円(税込)

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「日本海軍 航空母艦 翔鶴 ver.1.1 1942年/1944年 デラックス (プラモデル) (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT  No.特SPOT-073 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の大型空母「翔鶴」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。

●軍縮条約明けに建造された艦として、日本海軍が空母の理想形として結実させた航空母艦「翔鶴」を再現、均整の取れたスマートな船体に長大な飛行甲板を備えた、雄大なシルエットを再現した内容となっています。

●1942年の状態(艦橋に電探を装備した状態)と、対空兵装を強化した1944年の最終時の状態とを選択して作製できるコンバージョンキットとなっています。

●フジミ社製「日本海軍 航空母艦 翔鶴 Ver.1.1 昭和17年/19年 (1942年/1944年)」のキットに、専用のエッチング「日本海軍 航空母艦 瑞鶴 1944 専用エッチングパーツ」の2種をワンパッケージにしたスポット生産品です。
 ・ キットと専用エッチングパーツを個別に購入するよりも、お得な価格になっています。

【 日本海軍 航空母艦 翔鶴 ver.1.1 1942年/1944年 デラックス (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-073) パッケージ内容 】


航空母艦 翔鶴
 ・ 航空母艦翔鶴 (1942年時と1944年時とを選択可能)×1
 ・ 零式艦上戦闘機 21型 ×2
 ・ 零式艦上戦闘機 52型 ×2
 ・ 99式艦上爆撃機 ×3
 ・ 艦上爆撃機 彗星12型 ×2
 ・ 97式艦上攻撃機 ×2
 ・ 艦上攻撃機 天山 ×2
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1

エッチング
 ・ エッチングシート (真鍮製) ×1
 ・ 取付説明書

【 日本海軍 航空母艦 翔鶴 Ver.1.1 昭和17年/19年 (1942年/1944年) (フジミ 1/700 特シリーズ No.052) プラモデルの内容 】


航空巡洋艦 翔鶴 概要
●日本海軍の航空母艦「翔鶴」を再現したプラスチックモデル組立キットです。

●側面の通路、スポンソン、支柱などが織り成す日本の空母の独特で複雑な構造を、特シリーズのフォーマットに従った細分化したパーツ構成で再現、飛行甲板、上甲板、スポンソンなどのパーツ表面には木甲板表現や滑り止め表現、補強のフレームなどのディテールを繊細なモールドで再現しており、「航空母艦 翔鶴」の細部表現に重きを置いた内容となっています。

●艦橋に電探を装備した1942年の状態と、対空兵装を強化し、電探を増設した1944年の最終時の状態とを選択して作製することが可能です。

●艦体喫水線までの部分を再現した洋上モデルです。

航空巡洋艦 翔鶴 船体全体構造
●「翔鶴」は、「船体」「飛行甲板」「上甲板」「艦橋などの構造物」「高角砲などの艤装類」をそれぞれブロック化して分割した構成となっています。
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、飛行甲板、構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます。

●船体は、左右に分割したパーツで構成。
 ・ 左右分割した船体を組み立る際、船体パーツの間に歪みを防ぐための「桁パーツ」を挟みこむ構成となっています。
 ・ 船体部には、「舷外電路」「舷側の舷窓」「フェアリーダー」「塵捨管」などのディテールを繊細なモールドで再現。
 ・ 「舷窓」には上部の「雨樋」も繊細なモールドで再現しています。
 ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属。

●上甲板は、船首部分、船尾部分、ボート収納デッキで3分割したパーツ構成。
 ・ 甲板上には、「アンカーチェーン導板」「リール」「ボラード」「ボート用架台」などのディテールをモールド化して再現。
 ・ 増設された対空機銃のブルワークは別パーツ化して再現しています。
 
●飛行甲板は、一体成型のパーツで再現、「エレベーター」は別パーツとなっています。
 ・ 飛行甲板上には、木甲板表現の他、「甲板継ぎ手」「滑走制止装置基部」などのディテールをモールド化して再現。
 ・ 「遮風柵」は別パーツ化しています。
 ・ 飛行甲板裏側には細かな梁構造は、スリットをクロスさせたような凸モールドで再現しています。
 ・ 前後に存在する「飛行甲板支柱」は、それぞれ別パーツ化して再現。
 ・ 飛行甲板に装備する、「21号電探」(×1)も別パーツ化しています。

「航空母艦 翔鶴」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は、上下のブロックに分割、上部ブロックは2層のパーツ、下部ブロックは左右に分割したパーツで構成となっています。
 ・ 「艦橋窓枠」は、「窓ガラス」の部分を一段凹んだ状態で再現、立体感を演出しています。
 ・ 下部ブロックには、「舷窓」「扉」などのディテールを繊細なモールドで再現。
 ・ 艦橋に装備する、「21号電探」(×1)、「方位測定器」(×1)、「1.5m測距儀」(×2)、「60cm探照灯」(×2)を別パーツ化、探照灯はクリア成型のパーツ。

●メインマスト
 ・ メインマストは、前後に分割したパーツと、下部のトラス構造部、ヤード、トップなど4分割したパーツとをセット、選択して使用します。
 ・ メインマストに装備する、「13号電探(1944年時)」(×1)は別パーツ化して再現。

●通信マスト
 ・ 通信マストは、一体成型となったパーツと、下部、ヤード、トップに3分割したパーツをセット、選択して使用します。
 ・ 通信マストに装備する、「13号電探」(×1)は別パーツ化して再現。
 ・ 通信マストは、起てた状態と、倒した状態とを選択することができます。

●煙突
 ・ 煙突は、本体部分を上下に分割したパーツで再現、トップと整流板は別パーツ化しています。
 ・ 表面上には「緊急用排煙口」などのディテールを繊細なモールドで再現。
 ・ トップの「雨水カバー金網」部分は開口した状態になっています。

●機銃用スポンソンはブロックごとにパーツ化、下面には補強板を1枚ずつモールド化して再現しています。
 ・ スポンソンの支柱は1本ずつ個別にパーツ化して再現。

●高角砲 「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×8
 ・ 右舷後部は煙突の煙除けのシールド付き(A1型改2)、左舷と右舷前部はシールド無しの状態を再現(A1型)。
 ・ シールド付きの高角砲は、連装状に一体成型した砲身部と、シールド部に分割したパーツで再現。
 ・ シールド無しの高角砲は、砲身部と砲架部に分割したパーツで再現。
 ・ 「高角砲支筒」は別パーツ化しており、複雑な形状を再現しています。

●対空機銃 「25mm 3連装機銃」 ×16、「25mm 3連装機銃(シールド付き)」 ×2
 ・ 3連装機銃は一体成型のパーツで再現、シールド付きの3連装機銃は銃身とシールドの2パーツで再現しています。

●艦載機
 ・ 艦載機は、機体本体、キャノピー、脚、尾脚、プロペラに分割したパーツ構成となっており、機種に応じた爆弾類の武装(増槽)を別パーツ化しています。
 ・ 艦載機はクリア成型のパーツで再現。

●付属する艦載機内容
 ・ 零式艦上戦闘機 21型 ×2
 ・ 零式艦上戦闘機 52型 ×2
 ・ 99式艦上爆撃機 ×3
 ・ 艦上爆撃機 彗星12型 ×2
 ・ 97式艦上攻撃機 ×2
 ・ 艦上攻撃機 天山 ×2

●内火艇、カッターなど
 ・ 12m内火艇 ×6
 ・ 13m特型運搬船 ×2
 ・ 8m内火ランチ ×1
 ・ 9mカッター ×2
 ・ 小型カッター ×1

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章(前部フェアリーダー含む)
 ・ パラベーン
 ・ ラッタル
 ・ 舷梯
 ・ 94式高射装置
 ・ 110cm探照灯(クリアパーツ)
 ・ 係船桁 (展開した状態と収納した状態との2種のパーツをセット)
 などを独立したパーツで再現しています。

●飛行甲板上に書かれた表示線、艦名表示、着艦標識、艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいているタイプ)、艦載機の日の丸マークを再現したデカールが付属しています。


【 日本海軍 航空母艦 翔鶴 ver.1.1 1942年/1944年 デラックス (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-073) 付属のエッチング内容 】


●エッチングパーツで再現されているディテールアップパーツの内容は
 ・ 船体、艦橋、スポンソン部などの各種手摺り (脚無しタイプ、一部弛み表現付き)
 ・ 艦橋窓の枠
 ・ 21号電探
 ・ 13号電探
 ・ 方位測定用アンテナ
 ・ 無線塔
 ・ マスト
 ・ 煙突部手摺り、足掛け
 ・ 煙突整風板
 ・ キャットウォーク (手摺り付き)
 ・ 転落防止柵
 ・ 遮風装置
 ・ クレーン
 ・ 着艦標識
 ・ ラッタル
 ・ 梯子
 ・ ボートダビット
 ・ 舷々門
 など、となっています


●2017年 バリエーション
●2016年 一部新金型


【 「日本海軍 航空母艦 翔鶴」について 】


●日本海軍は、世界初の新造空母「鳳翔」の建造から「赤城」「加賀」の竣工・配備に至る間に、航空母艦としての構造と運用を確立して行きました
●そして、「赤城」「加賀」に続く「蒼龍」「飛龍」の建造を経て「航空母艦」の基本形を創り上げましたが、この2艦は軍縮条約の下での設計であり、航空母艦の規模としては全体に小ぶりな艦になり、防御面や搭載機数などを見ると充分な性能を有しているとは言えませんでした。

●「翔鶴型」は、軍縮条約明けの1937年から建造を始めた新鋭艦で、これまでの空母運用と設計のノウハウをベースにしながら余裕を持って作られており、日本海軍理想の空母を実現した姿で生まれました。
●排水量は25,000トン、戦艦「大和」よりも大出力の160,000馬力の機関を搭載し、大型の艦ながら最高速度34ノットを発揮することができる高速性を有しています。
●また、防御力も増強、主要部分の装甲を強化、船体は水雷への防御力も大幅に向上させ、性能的には当時の世界最高水準を誇っていました。

●「翔鶴型」の1番艦である「翔鶴」は1941年8月に竣工、同年9月に竣工した同型艦「瑞鶴」と共に「第5航空戦隊」を編成し、近々に予想される日米開戦に向け急ピッチで乗員や航空機の搭乗員の練成訓練を重ねます。
●この「第5航空艦隊」を傘下に収める「第1航空艦隊」は、空母を集中して運用するという日本海軍の新しい考え方から発案されたもので、「第1航空戦隊」の「赤城」「加賀」、「第2航空戦隊」の「飛龍」「蒼龍」、「第5航空戦隊」の「翔鶴」「瑞鶴」、そして護衛の艦隊を隷下に持ち、これら航空戦隊の打撃力は、当時の列強国の艦隊とは比べ物とならない程の絶大な威力を持っていました。
 ・ 当時それほど注目されなかったのは、航空機では戦艦などの強力な艦艇を沈めることはできないという大鑑巨砲主義が蔓延していたからです。
 ・ 「第5航空戦隊」は、性能的には「第1、第2航空戦隊」の空母を凌駕しており、真珠湾攻撃は同戦隊の戦力化を待って立案されたという説もあります。

●この「第1航空艦隊」は、1941年12月の真珠湾攻撃に参加、多数の艦載機による攻撃力の大きさを世界に示すこととなります。
●「第1航空艦体」は続いて、「ポートダーウィン攻撃」「セイロン沖海戦」などに参加、特に「セイロン沖海戦」では海上で航行するイギリス海軍の巡洋艦に対し、航空攻撃による命中率は80パーセント以上にもなり、高い練度と優秀な航空機性能を世界に知らしめました。

●この「セイロン沖海戦」からの帰路の途上、「第5航空戦隊」は「第1航空艦隊」から分離して、世界初となる空母同士の戦いとなる「珊瑚海海戦」に参加、アメリカ海軍の大型空母「レキシントン」を撃沈、中型空母の「ヨークタウン」を中破させるという戦果を挙げますが、「翔鶴」自身も3発の爆弾を被弾、また航空機搭乗員も多く失ったため、修理と補充の関係から続く「ミッドウェー作戦」には参加できませんでした。

●「ミッドウェー作戦」で「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」という主力空母を失った日本海軍は、「翔鶴」「瑞鶴」を空母機動部隊の中核として位置付けし直します
●そして、ガダルカナル島沖での「第2次ソロモン海戦」、「南太平洋海戦」など、「翔鶴」「瑞鶴」は死闘を繰り広げます。
●これらの戦いにおいてアメリカ空母「ホーネット」を撃沈するなどの活躍をしましたが、「翔鶴」も4発の爆弾を被弾して大破、そして激しい戦いにより航空機とその搭乗員の消耗は激しく、以後は修理と航空機搭乗員の練成を行なうこととなりました。
●しかし、南太平洋戦域での戦いに、練成中の航空隊が次々と引き抜かれて行くようになり、空母機動部隊としての運用ができない状態となってしまいます。

●1944年6月に行なわれた「マリアナ沖海戦」では、起死回生を狙って日本海軍は9隻の空母を集中的に投入して、アメリカ軍との一大航空決戦を挑みます。
●「翔鶴」は、この作戦の中核を担っており、活躍が期待されましたが、これまでの経緯から航空機の搭乗員の練成不足は明白で、往時の航空隊の能力と比べ物にならず、対するアメリカ軍は、高い練度のパイロットを抱えていたただけでなく、航空機性能、兵装、空母もより強力となっていました。
●また、この頃には日本海軍の対応の遅れもあって、アメリカ海軍の潜水艦が猛威を奮い始めており、この潜水艦による攻撃は輸送船に限らず、日本海軍の艦艇にも及んでいました。

●「翔鶴」は、風上に向かって直線上に航行しながら航空隊を発艦させる、非常に脆弱な時に、忍び寄ったアメリカ潜水艦から攻撃を受け、4本の魚雷を被雷します。
●「翔鶴」は乗組員による必死の復旧作業に務めますが、被雷によって気化した航空機燃料が引火、大火災へと被害が拡大してしまします。
●魚雷による被害は深刻で、「翔鶴」は艦首より徐々に沈下を始め、栄光の生涯を閉じたのでした。

●「マリアナ沖海戦」は、日本海軍側の一方的な敗北に終わり、航空隊の消耗から以後日本海軍は空母を作戦運用することができず、その後の「レイテ沖海戦」では空母機動部隊を「おとり」として使用したのでした。



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