ちび丸艦隊 比叡
「ちび丸艦隊 比叡 (プラモデル) (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ No.ちび丸-006 )」です
●太平洋戦争時における帝国海軍の「戦艦 比叡」をノンスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●太平洋戦争時、帝国海軍の主力となった「金剛型戦艦」の1隻「戦艦 比叡」を全長11cmのサイズにギュっと凝縮、「比叡」最終時頃の姿をデザインベースに艦橋下部に対空機銃を装備している姿を曲線ラインでかたどったかわいらしいデフォルメスタイルで再現。
●デフォルメしながらも、所々に凹凸をつけたモールドで「戦艦 比叡」の特徴たるディテールを再現、接着剤を使わずにパチパチと組み立て、組み立て後は付属のシールを使い、軍艦の特徴たる部分を充分に再現しながらも、考証にとらわれずに「比叡」の雰囲気を気楽に楽しむことができる内容となっています。
●ちび丸艦隊シリーズには、この「ちび丸 比叡」のほかに「金剛型戦艦」として「ちび丸 金剛」「ちび丸 榛名」「ちび丸 霧島」の3艦がラインナップされていますが、艦橋、煙突、高射装置など部分は「比叡」用の専用パーツをセットしており、「金剛型」各艦の違いを再現しています。
●フジミ社製「ちび丸艦隊 比叡」のキットをベースに、新規に製作したリアル甲板シールと艦名シールをセットしたリニューアル版となります。
・ パッケージ及び品番は「ちび丸艦隊 比叡」を引き継いでいますので、変更していません。
【 ちび丸艦隊 比叡 (フジミ ちび丸艦隊シリーズ ちび丸-006) プラモデルの内容について 】
ちび丸艦隊 比叡 プラモデル概要
●「戦艦 比叡」をデフォルメして再現したプラスチックモデル組立てキットです。
●接着剤不要のスナップキット、ランナーからパーツを切り出して、パチパチとパーツをはめ込んで組立てることができます。
・ 完成後のパーツの脱落を防ぎ、より確実に組み立てる際には、プラスチックモデル用の接着材の使用をおすすめします。
●「ちび丸艦隊 比叡」の船体のデザインは、かわいらしく曲線ラインでかたどったシルエットでデフォルメ、主砲を船体の中心線上に配置したイメージを強調し、船体側面に副砲を、艦橋下部に対空機銃を装備した最終時の姿を再現しています。
●デフォルメしながらも、フジミ社製「特シリーズ」で培ったディテール再現をフィードバック、「金剛型戦艦」それぞれの違いをちび丸スタイルで再現しています。
●船体は軍艦色、艦底部分は艦底色の成型色パーツ、甲板用のリアルシールも付属しており、塗装を行わなくても雰囲気ある仕上がりを楽しむことができます。
●上甲板パーツ上にはスケールモデルのような木甲板表現を凹モールドで再現していますので、本格的に塗装して楽しむことも可能です。
●艦底部分は着脱させることが可能、「フルハルモデル」と喫水線ラインまでの「洋上モデル」とを選択して組み立てる事ができます。
●艦底部分は一体成型のパーツとなっており、お風呂などで水に浮かべて楽しむことも可能となっています。
・ お風呂で遊ぶ時には40度以上のお湯では使用しないで下さい。
・ ホイルシールはお湯に付けると剥がれやすくなりますので、注意して下さい。
ちび丸艦隊 比叡の各部内容
●「ちび丸 比叡」の船体は、「艦底部」「船体舷側部」「上甲板部」にブロック化した構成、これに上部構造物や艤装類を取り付けます。
●船体は、船体舷側部、上甲板の2パーツで構成。
・ 舷側部には、副砲台座、舷窓、舷外電路などのディテールをデフォルメした形状ながら繊細なモールドで再現しています。
・ 上甲板には、アンカーチェーン、航空機ターンテーブルをモールド化、木甲板のラインを凹モールドで再現しています。
・ 上甲板後部に装備する「内火艇」(×2)が付属。
●艦底部は、ビルジキールを含め一体成型化したパーツとなっています。
・ 組立時に船体の歪みを防ぐため、艦底部パーツ内側に「桁」パーツ(×3)を挟みこむようになっています。
・ 船底部のスクリュー4基を再現しています。
・ スクリュー部は「舵」「推進軸]「スクリュー」の3パーツに分割して再現しています。
●船体上の各構造物は、「艦橋」「煙突」「後部艦橋」「マスト」「探照灯台」「主砲塔」「副砲」「高角砲」ごとにブロック化して構成しており、各ブロックを組立後、「比叡」の船体上にはめ込む形で取り付けます。
●戦艦「比叡」の艦上の装備として
・ 連装 主砲 ×4門
・ 単装 副砲 ×8門
・ 2連装 高角砲 ×6
・ 3連装機銃 ×2
を再現しています。
●「主砲塔」は上下に分割したパーツ構成、測距儀は別パーツ化して再現しています。
・ 主砲砲身はそれぞれ個別にパーツ化、砲口部分を開口しています。
●「副砲」は、砲身部分を別パーツ化、シールド部は「船体部」にモールド化して再現、副砲砲身は砲口部分を開口しています。
●「高角砲」は、連装状に成型した砲身部と、スポンソン部と砲架とを一体成型したベース部分の2パーツで構成、砲口は開口しています。
●3連装機銃は、一体成型のパーツで再現しています。
●「艦橋」は8層のパーツで構成、前檣楼支柱は別パーツ化して再現しています。
・ 艦橋窓は、窓枠の部分を凸モールド化しており立体感を演出、艦橋窓を再現したシールも付属しています。
・ 高角砲指揮所は別パーツ化して再現しています。
●「煙突」は左右に分割したパーツで再現、上部のファンネルキャップはスリット状の凸モールドを施した別パーツで再現しています。
●「マスト」は、3脚檣部分とヤード部、トップの単檣で構成。
●「探照灯台」は、台座支柱2本とスポンソン、ブルワーク、探照灯の5パーツで構成、台座支柱にはトラス構造をモールドで再現しています。
●その他の艤装類として
・ 内火ランチ
・ 探照灯
・ 艦首・艦尾旗竿
・ 錨
などを別パーツ化して再現しています。
●木甲板、艦橋窓、軍艦旗、煙突の黒い部分、探照灯のガラス部、などを再現したシールが付属しています。
・ 木甲板部は不規則な木目調のアクセントをつけた色調でプリントしています
・ 「ちび丸艦隊 台座」に対応した「ちび丸艦隊 比叡」のネームシールも付属しています
●「ちび丸艦隊 比叡」の完成時のサイズ
・ 全長 : 約10cm
【 ちび丸艦隊 比叡 (フジミ ちび丸艦隊シリーズ ちび丸-006) のパッケージ内容 】
・ ちび丸艦隊 比叡 ×1
・ ホイルシール ×2 (ネームシール含む)
・ 組立説明書 ×1
●2017年 リニューアル (シール変更)
・ 2014年 一部新金型
【 「戦艦 比叡」について 】
●1900年代に登場したイギリスの戦艦「ドレッドノート」は、中心線上に主砲を設置した兵装配置で従来の戦艦を凌駕する性能を持ち、それまでの戦艦は一気に旧式となりました。
●この世界の流れに追従すべく、日本海軍はイギリスに巡洋戦艦「金剛」の建造を発注、同時にイギリスから取り寄せた設計図面を用い日本国内で同型艦3隻を建造、この同型艦3隻のうちの1隻が巡洋戦艦「霧島」です。
●巡洋戦艦「金剛型」の竣工当時、この4隻は世界最強の存在として知られ、近代化改装後、速度性能が低下し戦艦へと艦種変更されますが、その後の大改装により速度性能を再び向上、30ノットを発揮できる高速戦艦となります。
●太平洋戦争が開戦すると、戦艦比叡は高速性能を活かし機動部隊の護衛、水上戦力の主力として常に第一線に投入されました。
●日米の戦いの焦点が南方のガダルカナル島に移ると、戦艦「比叡」は同海域へ投入、アメリカ海軍の艦艇との間で激烈な夜間戦闘が行われます。
●戦艦「比叡」は、アメリカ艦隊に甚大な損害を与えますが、自身も集中砲火を受けて大破、その身を波間に消したのでした。