現用アメリカ海兵隊
「現用アメリカ海兵隊 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 World's Elite Force Series No.3027 )」です
●1980年代後半から2000年代中頃までのアメリカ海兵隊の兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「アメリカ海兵隊」について 】
●各国の海兵隊は、艦船に搭載していた砲の威力がまだ小さい頃において、敵艦に接舷して白兵戦により艦を制圧する部隊として創設されました
●19世紀に入ると砲の能力の向上によってその砲撃力だけで敵艦を沈めることができるようになり、また敵の砲撃により接舷することが難しく、海兵隊は徐々にその役目を終えるようになります
●しかし、地上戦用として海兵隊を保有している国も多く、各艦に一定数の海兵隊員が乗船して、艦内及び上陸時における警備任務を担当しました
・ 日本の海軍(帝国海軍)では、海兵隊は一時期にしか存在せず、地上戦闘用の陸戦隊は各艦艇の乗員から選抜されるシステムでした(太平洋戦争時などに編成された特別陸戦隊等の部隊は別編成)
●アメリカ海兵隊は、上記のような経緯を経て一時的には解隊されるものの、その後復活し、第2次世界大戦前には陸軍、海軍、沿岸警備隊と並ぶ存在となりました
●この海兵隊は、その活動は海軍との密接な協力体制を採っており、大まかな戦略は海軍の意向に沿いますが、陸上に展開するとその後の作戦の指揮は海兵隊独自が行い、海軍はそれをサポートする役割となります
●第2次世界大戦後、アメリカ海兵隊は緊急展開部隊としての役割を担うようになり、議会の承認を得ることなく大統領権限のみで海外へと派遣されることから、実質的にアメリカ軍の尖兵として真っ先に最前線に投入が行われています
●このため、陸軍兵士と比べてアメリカ海兵隊員は激しい訓練が行われ、また緊急時には全ての隊員が銃を持って戦うことが前提となっており、全ての兵科にも歩兵と同じ戦闘能力が求められています【 「現用アメリカ海兵隊」のキット内容について 】
●このアメリカ海兵隊の兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ドラゴン社の初期の製品ですが、デッサン、皺の表現など現在のキットと遜色のないものとなっています
・ 同社の初期のフィギュアは体格が良すぎるという欠点を持っていましたが、同キットでは普通の体型です
●前線付近において警戒行動を行っているシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、指揮官1体、無線兵1体、小銃手1体、機関銃手1体の合計4体です
●服装は、砂漠地帯用の「DCU迷彩服」とボディアーマーを着用、コンバットブーツに迷彩カバー付きヘルメットを被った姿です
・ この服装は1980年代後半から2000年代中頃までのもので、2000年代中頃以降は細かいパターンの迷彩生地が使われ、服自体のデザインも異なった「MARPAT」へと移行しています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は深めのモールド、ポケットなどは立体的に彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です【 「現用アメリカ海兵隊」のフィギュアのポージングについて 】
●指揮官のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で、無線機の受話器を持って通話しているポーズ
●無線兵のフィギュアは、立った姿勢で片手にライフルを持ち、側方を見ているポーズです
●小銃兵のフィギュアは、上方に向かって片手にライフルを持って立っているポーズです
●機関銃手のフィギュアは、両手で機関銃を持ってゆっくりと歩いているポーズ
【 付属している装備品類 】
・ M16A2アサルトライフル ×2
・ M16A2アラルトライフル(M203ランチャー付き) ×1
・ ミニミ軽機関銃 ×1
・ M23軽機関銃 ×1
・ RPK-74軽機関銃 ×1
・ L7A2軽機関銃 ×1
・ PKM軽機関銃 ×1
・ NEGEV軽機関銃 ×1
・ L4A4軽機関銃 ×1
・ M16A2軽機関銃 ×1
・ NF-1軽機関銃 ×1
・ ヘルメット ×4
・ 雑嚢 ×4
・ 水筒 ×8
・ ゴーグル ×4
・ 銃剣 ×4
・ 拳銃ホルスター ×1
・ マガジンポーチ ×8
・ 無線機入れ ×1
・ 無線機のアンテナ ×1
・ 拳銃用マガジンポーチ ×1
など