T-34/85 Mod.1944 ソビエト軍 第38独立戦車連隊 1945年
「T-34/85 Mod.1944 ソビエト軍 第38独立戦車連隊 1945年 (完成品) (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60256 )」です
●第2次大戦時におけるソ連軍の主力戦車「T-34/85 中戦車 Mod.1944 (1944年型)」を1/72スケールで再現した塗装済み完成品モデル。
●1944年から生産を開始した主力生産型、3人乗りの鋳造砲塔に「ZiS-53 85mm戦車砲」を装備、半円状に開くキューポラハッチを備えた「T-34/85 1944年型」を再現しています。
【 T-34/85 Mod.1944 ソビエト軍 第38独立戦車連隊 1945年 (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60256) の完成品内容 】
●大型化した砲塔に装備した「ZiS-53 85mm主砲」の砲身及び防盾形状、円筒形のキューポラに2枚扉のハッチなど特徴を捉えて「T-34/85 中戦車」の1944年型を再現した完成品モデル。
●塗装済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出し、そのままディスプレイすることができます。
●車体を構成するパーツはプラスチック製。
●3人乗りの大型砲塔の形状及び、円筒形のキューポラ、「ZiS-53 85mm砲」用の防盾形状などの「T-34/85 Mod.1944」の特徴を再現しています。
・ 砲塔に鋳造表現は施されていません。
・ キューポラハッチは2枚扉を再現、閉じた状態となっています。
・ 砲塔は旋回させることができます。
●砲塔や車体上の「ハッチ」や「エンジンの給排気口」などを凹凸をつけたディテールで再現。
●車体後部左右に「補助燃料タンク」を装備 (右×2、左×1)。
・ また、車体前部及び右フェンダー上に予備履帯、車体各所に騎乗兵用の手摺りを装備しています。
●履帯は、ラバー製のベルトタイプ。
【 T-34/85 Mod.1944 ソビエト軍 第38独立戦車連隊 1945年 (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60256) 塗装とマーキング 】
●「T-34/85 Mod.1944」の車体には1945年に見られた「第38独立戦車連隊」所属車輌のマーキングを再現。
・ 車体全体にはロシアングリーンの上にホワイトを塗った冬季迷彩塗装を施しています。
(完成品モデルではホワイトを塗った後ロシアングリーンを乗せた塗装で再現しています)
・ 砲塔にはスローガンを、タンポ印刷でマーキングしています。
・ 前方機銃、マフラー、車外装備品類などを塗り分けしています。
●T-34/85 Mod.1944 のサイズ
・ 全長 : 約8cm
・ 幅 : 約4.5cm
●コレクションに役立つプラスチック製のクリアケースが付属
●塗装済み完成品モデル
【 T-34/85 Mod.1944 ソビエト軍 第38独立戦車連隊 1945年 (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60256) のパッケージ内容 】
・ T-34/85 Mod.1944 ×1
・ コレクションケース ×1
【 T-34/85 1944年型 について 】
●「独ソ戦」の開戦後、鉄のカーテンの如くドイツ軍の前に立ちはだかった「T-34/76 中戦車」でしたが、幾度と無く戦闘を重ねるにつれ、ドイツ軍に対抗策を講じられてしまい、「T-34/76」の有用性は薄れ、ドイツ軍の進撃を食い止めるまでには至りませんでした。
●「T-34-76」などの機甲戦力では、まだドイツ軍に対し決定的に抗うことはできないことをソ連軍上層部は理解していましたが、「質」に対し「数」で対抗するソ連軍は、新型の戦車開発は見送り、「T-34/76」の改良型などを大量に生産することで戦局をしのぎます。
●冬将軍の助けもあって、ドイツ軍の怒涛の進撃を食い止めたソ連軍は、1943年の「スターリングラード戦」後から新型戦車の開発を進め、1944年からドイツ国内に向けて大反抗を開始、その際、機甲戦力の中心になったのが「T-34/76」を大幅に性能向上させた「T-34-85 中戦車」でした。
●「T-34/85」は、「T-34/76」から継承したクリスティー式サスペンションを装備した車体に大型の3人砲塔を搭載、「85mm砲」を装備して火力を向上させています。
●予定していた主砲の生産が間に合わず、最初の生産型「T-34/85 1943年型」は「SU-85」と同様の「D-5T 85mm戦車砲」を装備していましたが、 1944年に入ると「ZiS-53 85mm戦車砲」を搭載した本来の生産型「T-34/85 1944年型」の生産が始まります。
●「タイガー 1」などのドイツ軍重戦車と比べると、この「T-34/85」は、まだ火力や装甲の面で及ぶことはできませんでしたが、月産1200輌余りもの大量生産を行い、「T-34/76」と同様に「質」より「量」で対抗、ソ連軍機甲戦力の中心戦力として大戦終了まで第一戦で運用されました。
●そして、大戦終了後も運用が続けられ、ソ連軍だけでなく東欧、友好国へと輸出された「T-34/85」は「朝鮮戦争」や「中東戦争」、そして「ユーゴ内戦」などでその姿をかいま見ることができ、さらに、少数ながらも現在でも中小国を中心に運用され続けているのです。
【 ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ (完成品) について 】
●「ドラゴンアーマーシリーズ」は、世界各国の戦車、装甲車を1/72の統一スケールで細部まで精密に再現した塗装済み完成品モデルシリーズです。
●完成した車体にグレードの高い塗装・マーキングを施してありますので、パッケージから出し、すぐ飾る事ができます。
●第2次大戦から現在に至るまで、戦車を中心に様々な車体を再現、「時代」や「戦線」にこだわって集めるもヨシ、同一車体で塗装・マーキング違いで集めるもヨシ、もちろん完成品モデルに自分なりのウェザリングを施してジオラマなどを再現するのもヨシ、幅広い楽しみ方ができる完成品シリーズです。