レオパルト 1A5
「レオパルト 1A5 (プラモデル) (レベル 1/72 ミリタリー No.03115 )」です
●「レオパルド 1A5」です
●現用のドイツ連邦軍などで採用された主力戦車「レオパルド 1A5」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「レオパルド1」の中でも追加装甲により独特な形状となった「1A5」を再現、基本構造は戦後第1世代の戦車でありながらも、現在においても通用する力強いフォルムが表現された内容となっています【 「レオパルド1A5」について 】
●1950年代後半、それまでアメリカ製の戦車を使用していたドイツとフランスは協同して次世代の戦車の開発を行なうこととなり、両国で試作車が作られます
●しかし、思惑の違いから試作車を1本化することはできずに、結局それぞれの国が独自開発することになりました
●ドイツでの試作車両は「レオパルド 1」として制式に採用され、1965年から量産が開始されました
●「レオパルド 1」は、「105mm砲」を搭載、機動力を重視したために装甲は比較的薄く、車体の前面装甲厚は70mmと、大戦中の「パンター」戦車と同程度の防御力です
●その分、機動力は優れており、路上での最高速度は65km/hで、同時期の各国の戦車が50km/h前後という速度に対して俊敏さを誇っていました
●「レオパルド 1」は、1976年まで生産が行なわれ、派生型などを含めて「レオパルド 1」シリーズ全体で6500両程度が作られました
●同戦車は、ドイツ以外にもベルギー、オランダ、イタリアなどのNATO軍のみならず、オーストラリア、カナダ、ブラジルなど世界各国で採用、現在においても重要な機甲戦力として使用されています
・ ただし、ドイツ連邦軍では2000年代の前半に「レオパルド1」シリーズは全車退役しています
●「レオパルド1A5」は同シリーズの近代化型となる戦車で、砲塔防御力の強化、そして射撃管制装置(FCS)を「レオパルド 2」と同じタイプへと変更した車輌です【 「レオパルド 1A5」のキット内容について 】
●この「レオパルド 1A5」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●レベル社の1/72スケールシリーズのフォーマットに沿って「レオパルド 1A5」を再現、ミニスケールとして省略や一体成型が図られているものの、独特の砲塔形状や、砲塔周囲に取り付けられた追加装甲、合理的なエンジングリル部、そして各部のディテールなど、同車が持つ特徴と細部が表現されています
●「レオパルド 1A5」の追加装甲部などのディテールは、繊細かつスケールに沿ったモールドにより実感高く表現されています
●「レオパルド1A5」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「後部パネル」の4ブロックで構成されています
●「105mm砲」の砲身は一体成型となっています
・ サーマルジャケットが再現されています
・ 防盾は、本体、追加装甲、防塵カバーの3パーツで構成されています
●砲塔は上下2分割で、その上から追加装甲のパーツを取り付ける構成となっています
・ 追加装甲のパーツは、表面上の独特な凹凸が表現されています
・ 砲手用の照準サイトは別パーツで、前方のカバーが開いた状態となっています
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 機銃架用のリングマウントがパーツ化、装着する機銃は側面の放熱口などが細かく再現されています
・ 後部のバスケットは、棒状のパーツで構成されています
・ スモークディスチャージャーは片側ずつ一体成型となっています
・ 砲塔上部の回転灯が別パーツにて再現
・ 砲塔は回転可動式です
●車体上部は一体成型されています
・ 操縦手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ フェンダー前部は前期型と後期型の2種類のパーツが付属しており、選択して使用できます
・ 前照灯、サイドミラーは別パーツで再現
・ 車載工具類は車体にモールドされています
・ エンジングリル側面の排気グリルはグリル幅の狭いタイプと、広いタイプの2種類が付属しており、塗装例に基づいて選択使用します
・ 前部の牽引フックは、基部とフック本体とが別パーツとなっています
・ 牽引ワイヤーは、先端のアイの部分と本体部分とが別パーツで、本体部分は車体の形状に合わせて曲がった状態で成型されています
●車体下部は、前部と底面が一体成型され、これに側面パネルを接着する構成となっています
・ 側面パネルには、サスペンションアーム、ダンパーなどが一体成型されています
・ 各転輪は左右分割式です
●履帯は、プラパーツによる一部連結式履帯が付属しています
・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています
●車体後面パネルは、後部のマッドフラップも含めて一体成型されています
・ 後部の車外通話機は、円形と角形の2種類が用意せれ、選択して使用します
●サイドスカートは、1パーツで構成されています
●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ連邦軍第74戦車大隊(シュヴァネヴェーデ地区 / 1998年)
・ ドイツ連邦軍第14戦車大隊(Hlldeshelm / 1998年)
●説明書のマーキング指示に基づく、国籍マーク、部隊記号、重量表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています