モデルアート 2018年10月号
「モデルアート 2018年10月号 (雑誌) (モデルアート 月刊 モデルアート No.998 )」です
(2018年8月25日発売)
●スケールモデルの作例を中心に掲載し、毎月数多く発売される新製品も網羅的に紹介する月刊の模型専門誌「モデルアート」です。
【 モデルアート 2018年10月号 (モデルアート 月刊 モデルアート No.998) 特集について 】
●モデルアート誌誌上初の「デカール攻略」の単発特集!貼り方もオーバーコートもトラブル対策も、デカールにまつわる悩みや疑問に切り込み、上手にデカールを貼付して仕上げるテクニックを解説、特集「デカール攻略大作戦」です。
●エアモデルのスペシャルマーキングや特殊な塗装パターン、カーモデルのボディカラーやスポンサーロゴ、ロボットモデルのコーション類などなど、ジャンルを問わずプラモデルの完成までには、大なり小なり「デカールの貼付」という作業が待ち受けています。
●「組立」「塗装」と進み、次に控える「デカール貼付」、プラモデル製作時にほぼ常に随伴する作業でありながら、なぜか苦手意識をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
●近年のキットに見られるように、デカールのパターンは豊富で複雑、また精緻なプリントになり、時には眺めるだけでうっとりとするようなデカールもあり、昔のように「デカールは水に浸してから、指定場所に置けばよい」といった簡単な説明では、確実かつ正確に、そして美しくデカールを貼ることが難しくなってきています。
●また、モデラー諸氏の技術力が各段に向上してきている昨今、何十年もデカールと格闘してきたモデラーとビギナーとの間にはデカールに関する認識と経験値の差が拡大してしまい、ベテランモデラーからのツボを得たアドバイスが、いまひとつ伝わりにくくなってきてもいます。
●そこで「モデルアート 2018年10月号」では、デカールの貼り方について基本から解説、デカールの基本的な事項について長谷川迷人によるQ&A形式の解説から始まり、デカール貼付の際にハマりやすいポイントごとに項目を分け、作業工程ごとの写真とともにレクチャーをします。
●「組立」「塗装」と上手に進みながらデカールの貼付で失敗した時の精神的なダメージは結構大きかった経験は誰もがあるでしょう、同じようなダメージを二度と経験したくない方、もちろん、これを機会にデカール貼付について学び直そうとされる方、プラモデルを製作される方の全方位に向けた特集になっています。
【 モデルアート 2018年10月号 (モデルアート 月刊 モデルアート No.998) 特集記事の内容 】
■ 特 集:デカール攻略大作戦
●デカール貼り付けにまつわるQ&A
・ デカールを綺麗に貼るために知っておきたい知識や、トラブル対処法、古いデカールの扱い方まで、様々なデカールを相手にしてきた長谷川迷人がQ&A形式で解説します。
●Material for DECAL APPLICATION
・ 模型とデカールの間を取り持つデカール「軟化剤」「接着剤(のり)」、比較的多くのモデラーが使用しているアイテムを中心に、効き目や効果を外観します。
●このデカール?ここにデカール!?
・ デカールを貼付する場所は平面だけでなく、細かい凹凸や複雑な形状になった場所に貼付する機会の方が多かったりします。そこで、曲面や凹凸、広い面積へのデカールの貼り付け攻略方法を解説します。
●ボディカラーを再現した大判デカールを攻略する
・ レーシングマシンを彩る鮮やかなカラーリング、ボディカラーを付属のデカールで再現可能なのか?小田俊也流5ケ条に従って解説します。
・ 「ジャグヮー XJR-9 LM (ル マンタイプ)」 (ハセガワ 1/24) (小田俊也)
・ 大きくなるほど丁寧な作業が必要、実例で見る大判デカールの手堅い処理
●剥離デカールを有効活用する
・ 市場に出回っているデカールのほとんどが、インクを乗せたフィルムごと水で貼付するものなのですが、これとは逆に、フィルムを剥がすとインク部分のみが残るデカールが「剥離デカール」、やや特殊なタイプですが、上手く貼れれば一味違った仕上がりになるこのデカールの使い方を攻略します。
●貼るのがキビシイものでも「救命」します デカールのリカバリー症状と対策
・ デカールは保管方法や期間、メーカーごとの違い、貼り付けの過程で様々なハードルを越えなければならない時がありますが、黄ばみやヒビ、位置ずれなど、デカール貼付中に起こるハードルを越える方法を解説します。
●全てデカールを貼って仕上げるアクロ仕様機のカラーリング
・ アメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」仕様の、1/48の「F-16C」を題材にデカールの貼り付けに挑戦。
・ 特に曲率のきつい機首にデカールを上手く貼れたか?2次元と3次元の調和はなかったか?曲面への貼り付けと仕上げ、そしてトラブル解決方法を解説します。
・ F-16C ブロック32/52 サンダーバーズ (タミヤ 1/48) (稲荷町会議)
●最後に泣かないため、備えは万全に デカールのクリアーコーティング ~失敗の傾向、注意点と対策を考える
・ デカール貼付が終了したら、さあコーティング、しかし一歩間違えたら今までの苦労が水の泡、最後のクリアーコートを上手に仕上げるために、失敗例と原因、その対策方法を解説します。
●対応キットの違いを越えて大判デカールを貼り付けてみた
・ ダメもとでトライ!フジミの限定版キットに付属するデカールを使ってハセガワ製キットにF-4EJのデジタル迷彩を再現。「各務原飛行場100周年記念塗装機」を作る。 (李 昌慶)
・ F-4EJ改 スーパーファントム (ハセガワ 1/72)
・ 航空自衛隊 F-4EJ ファントム 2 飛行開発実験団 スペシャルマーキング 2017 (フジミ 1/72)
●各社のスジボリ用ツール 5本を使い比べてみた
・ 「各務原飛行場100周年記念塗装機」の作例で各社のスジ彫り用ツールを比較・使用しながらパネルラインの彫り込みを行ってみました。この結果を踏まえて各社のスジ彫り用ツールの特徴や使用方法を解説します。 (李 昌慶)
・ スジ彫り超硬ブレード (タミヤ)
・ Mr.ラインチゼル (GSIクレオス)
・ HG マイクロチゼル (ウェーブ)
・ スジ彫りカーバイト (ファンテック)
・ BMCタガネ (スジボリ堂)
【 モデルアート 2018年10月号 (モデルアート 月刊 モデルアート No.998) 掲載内容 】
■ NEW KIT REVIEW
●第一次大戦 ドイツ大型水雷艇 G39 1916年 (フライホーク 1/700) (宮﨑日出雄)
●アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト (タミヤ 1/48) (尾林大輔)
●MiG-21MF (エデュアルド 1/72) (柳井建二)
●3号突撃砲 Oシリーズ (ミニアート 1/35) (島脇秀樹)
●ユンカースD.1 (ウイングナット・ウイングス 1/32) (松樹祐司)
●イギリス海軍 駆逐艦 リージョン 1941年 (フライホーク 1/700) (一之宮カイジ)
■ 特別記事
●筆塗りで仕上げるフィギュア塗装 (馬関のとら。)
・ あらゆるジャンルのフィギュアがスケールモデルに浸透しつつある今、上手に仕上げたくもあり、苦手にも感じてしまうフィギュア塗装に焦点を当てて、筆塗りで仕上げる塗装法をカラーページで解説します。
■ 連 載
●艦船諸国漫遊記 Vol.33 (鯨水庵八十八)
・「イギリス海軍 重巡洋艦 HMS エクセター 1939年」 (アオシマ 1/700)
●World Modelers News SPECIAL
No.2 マイティ・マウス ドイツの怪物戦車をサビサビにしてみた!
・「ドイツ 超重戦車 マウス」 (ドラゴン 1/35)
●モデリング JASDF (あきやまいさみ)
・ 270回 ハセガワ 1/72 F-2A 作る 前編
・「三菱 F-2A 飛行開発実験団 w/ASM-3」 (ハセガワ 1/72)
●日本機大図鑑 (佐藤繁雄/佐藤邦彦)
・ 第161回 十二試艦戦の胴体と主翼の合体作業 その2
●北澤志朗のネオヒストリック ガレージ
・ 第99回 「ニッサン PS13 シルビア K's '91」 (アオシマ 1/24)
●でものはつものうごくもの
・ YOUは何しにワンダーフェスティバル 2018 夏に?
●Follow Your Heart
第51回 1947年 冬 ドイツ軍は革新的兵器を投入した - アインオーガ
・ 「ドイツ軍 E-75 ビエラフースラー 現地改修型 アインオーガ / ヤーヌス」 (ロケットモデルズ 1/72) (鋭之介初代日野)
■ 情 報
●World Modelers News No.15
・ 第7回 台湾 AFVクラブ杯 ミリタリーモデルコンテスト
・ 中国 シンセン模型協会にインタビュー
●2018 東武タミヤモデラーズコンテスト 結果発表
●モデルアート イベントレポート
ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー 2018 PART1
●でものはつもの
●ブックレビュー
●リーダーズクラブ
【 モデルアート 2018年10月号 (モデルアート 月刊 モデルアート No.998) 奥付 】
●判型:B5判
●全160ページ
●発売日 : 2018年8月25日
●発行日 : 2018年10月1日
●出版社 : モデルアート
●通巻 : 998号
●雑誌コード : 08733-10