SR-71 ブラックバード
「SR-71 ブラックバード (ムック) (イカロス出版 世界の名機シリーズ No.61800-24 )」です
●特定の機体を、豊富な実機写真に最新の解説を添え、機体開発から運用実績まで集中的に解説する「世界の名機シリーズ」。
●「世界の名機シリーズ SR-71 ブラックバード」では、超高高度をマッハ3で飛行する戦略偵察機「SR-71 ブラックバード」を徹底解説。
●「SR-71」の開発経緯から機体の構造や各部名称、派生型やシークレットミッションの内容などを解説した内容となっています。
【 SR-71 ブラックバード (イカロス出版 世界の名機シリーズ 61800-24) について 】
●マッハ3で飛ぶ戦略偵察機「SR-71 ブラックバード」は、1960年代、ロッキードによって極秘に開発された戦略偵察機です。
●「A-12」時代からベトナムや北朝鮮への偵察ミッションのため日本の嘉手納基地に配備されていた「SR-71」は、往年の軍用機ファンにとって非常になじみ深い機体です。
●SR-71を生み出すきっかけとなったのは、スパイ偵察機「U-2」の後継機計画だったが、そこで出された要求は、
・ 高度90,000フィート(27,430m)を飛行できる
・ マッハ3で飛行する
・ レーダー断面積(RCS)が10㎡未満、5㎡未満ならなお良い
この条件を満たすために開発されたのが、CIAの「A-12」と、その空軍版「SR-71」だ。
●8万フィートという超高高度を燃えるような熱の塊になりマッハ3の超音速でかっ飛ぶ、当時としては規格外とも言える偵察機を、どのようなコンセプトの下で、どんなテクノロジーを使用して開発したのか?「アークエンジェル」まで遡り「A-12」から「SR-71」に至る機体開発の経緯を解説します。
●颯爽と誕生した「SR-71」は、超高々度を飛行するゆえに偵察可能エリアは広くなり、超高速ゆえに地対空ミサイルや迎撃機をかわすことができる、冷戦時代のアメリカを象徴する贅沢な偵察機として誕生することになりました。
・ 「偵察」はもちろん、この高性能な機体を利用して「偵察」以外の様々なミッションが考案され、バリエーションの基本となる「練習機」、「ECM機」「無人偵察機母機」「迎撃戦闘機」、果ては「爆撃機」としての運用まで構想されていました。
●なによりも特筆すべきなのは、いち早くステルス技術を実用化して反映された「SR-71」の機体構造は、50年以上前の機体でありながら、「F-22 ラプター」「F-35 ライトニング2」に繋がる、最先端技術のルーツを見ることができます。
●この「SR-71」の非常に特殊な能力を支えてきた、ステルス性能を始めとするエンジンやコクピット、偵察機材など機体各部のテクノロジーを解説し、「SR-71」の機体のバリエーションも紹介します。
●冒頭には往年の「SR-71」の雄姿をカラー写真で掲載、極秘のベールに包まれてきた「SR-71」の偵察ミッションも解説しています。
●本書は「ハブ」プレーンの異名をもつ、ユニークで謎多きSR-71ブラックバードの魅力を凝縮した1冊となっています。
【 SR-71 ブラックバード (イカロス出版 世界の名機シリーズ 61800-24) 内容目次 】
●Fly high at Mach3, Strategic Reconnaissance Aircraft SR-71
●SR-71 徹底解説
・ 超高高度をマッハ3で飛ぶ戦略偵察機 SR-71
・ 図とデータで見る SR-71
・ 機体構造
・ 操縦システムと飛行性能
・ コクピット
・ ステルス性
・ エンジン
・ 偵察機材
●A-12/SR-71 タイプ解説
・ 基本の偵察型から複座練習機、迎撃機型、ペーパープランで終わった提案タイプまで
●CIAと米空軍によるA-12/SR-71 シークレットミッション
●LOCKHEED A-12 / YF-12 / SR-71 全リスト
●ブラックバード開発史
・ アークエンジェルからA-12、そしてSR-71へ
●2年に一度、ファミリーが集う場所 SR-71ブラックバード・リユニオン
【 SR-71 ブラックバード (イカロス出版 世界の名機シリーズ 61800-24) 奥付 】
●ISBNコード:978-4-8022-0463-7
●版型 : AB判 / ソフトカバー
●全82ページ / カラー43ページ
●発行日 : 2018年1月20日 初版発行
●執筆 : 嶋田久典、松崎豊一、浜田一穂
●発光所 : イカロス出版