トップシェードフィニッシュ (スモーク) (曲面追従透明シート)
「トップシェードフィニッシュ (スモーク) (曲面追従透明シート) (曲面追従シート) (ハセガワ トライツール No.TF931 )」です
●1/24スケールのカーモデルなど、自動車のフロントウィンドウ上縁を「遮光」し、「防眩」を目的とした「トップシェード」を再現することができる極薄の曲面追従粘着シートが「トップシェードフィニッシュ (スモーク)」です。
●クリアパーツ上にマスキングとグラデーションをかけて塗装するのは、なかなかに難しいグラデーションの入ったブルーラインを手軽に再現可能なカラーシート。
・ シートの裏面には粘着剤が付いていますので、保護フィルムを剥がして、そのままパーツへと貼り付けることができます。
●「トップシェードフィニッシュ (スモーク)」は、実車のガラスから色味を割り出し、試作したシートをパーツに貼り、色味と透過性とを、実車と比較しながら確認、スケールダウンするプラモデルに貼った際の見た目を重視していますので、実車の雰囲気をリアルに再現することが可能です。
・ シートの幅が90mmありますので、1/32スケールのトラックやバスにもごお使いいただけます。
●「トップシェードフィニッシュ (ブルー)」「トップシェードフィニッシュ (グリーン)」とはプリントのパターンが異なり、トップシェードのライン数は減っていますが、黒い台形のアミ「遮光グラデーション」をシートに追加しています。
【 トップシェードフィニッシュ (スモーク) (曲面追従透明シート) (ハセガワ トライツール TF931) の製品内容について 】
●「トップシェードフィニッシュ (スモーク)」は、国土交通省の保安基準に従い生産されている、自動車のフロントウインド上縁の「スモーク」の遮光グラデーションを手軽に再現することができる曲面に追従する粘着シートです。
●幅90mmのシートに、ゆるやかなカーブをつけたスモークのグラデーションをプリント、1/24~1/32スケールのカーモデルのフロントガラスに使用して、リアルな実感を伴ったフロントガラスを再現することが可能です。
●シートの厚さはわずか「20~25ミクロン」の極薄で、曲面にも追従するよう「伸びる」性質を持っているため、多少の凹凸にも馴染ませることができ、キットのパーツに貼るだけで遮光グラデーションを再現することができます。
●シートにはカーモデルのサイズに合わせた8種類のパターンのスモークグラデーションラインをプリントしていますので、軽自動車から大型トラック、バスまで対応することができます。
■ ラインのサイズ
●「トップシェードフィニッシュ (スモーク)」にプリントしているスモークグラデーションラインのサイズ(長さ×幅)は下記のとおり。
・ 45×9mm (強いカーブ) ×1
・ 66×12mm (カーブ) ×2
・ 70×9mm (カーブ) ×1
・ 88×11mm (カーブ) ×2
・ 90×10mm (カーブ) ×1
・ 90×10mm (緩いカーブ) ×2
・ 90×9mm (直線に近いカーブ) ×2
・ 90×8mm (直線) ×2
・ ルームミラー前の台形 ×12 (6種)
●幅は余裕のあるサイズで設定していますので、グラデーションのかかった端を基準にして貼り付けるとよいでしょう。
【 トップシェードフィニッシュ (スモーク) (曲面追従透明シート) (ハセガワ トライツール TF931) の仕様 】
●シートのサイズ
・ 90mm×200mm (シート全体)
【 トップシェードフィニッシュ (スモーク) (曲面追従透明シート) (ハセガワ トライツール TF931) のパッケージ内容 】
・ トップシェードフィニッシュ (スモーク) ×1枚入
●ご利用の前にパッケージ裏面の取扱説明をよくお読み頂いた上、ご使用下さい
【 トップシェード加工の法規上の範囲 】
●「トップシェード」とは、自動車のフロントウインドウ上部の、合わせガラスの中間膜を着色したり、セラミック処理部分にドット処理またはストライプ処理を行ったりして、ガラス上部の一部を遮光し、眩しさを防ぐことを目的とした部分を指します。
●新車向け自動車用ガラスを生産し販売するAGC旭硝子が、この「防眩」部分を「トップシェード」と呼んでおり、各メーカーの車種ごとに、フロントの合わせガラスにトップシェードを加工していますが、色は「パープルブルー」、「グリーン」、ルームミラー部の黒い台形のアミを「遮光グラデーション」と呼んでいます。
・ また、市販のシートを使ってスモーク調の遮光ガラスにする時もあり、これは「サンシールドフィルム」「グラデーションサンシールド」などと呼ばれています。
●この「トップシェード」部分については、「道路運送車両の保安基準」第29条(窓ガラス)で法規化されており、「前面ガラスの上縁であって、車両中心線と平行な鉛直面上のガラス開口部、実長の20%以内の範囲」、透過率に関しては、「他の自動車、交通信号機、歩行者等」を目視にて確認できること(可視光線の透過率が70パーセント以上)が基準になっています。
●一般の乗用車だけでなく、大型トラックや大型バスのフロントガラス上縁にもトップシェードを施工した車輌を数多く見ることができ、強い日差しや逆光から運転中の視界を守り、安全にドライブができるよう欠かせないものと言えるでしょう。
【 トップシェードフィニッシュ の貼り方 】
●詳しい貼り方は「トップシェードフィニッシュの貼り方 (ハセガワ トライツールブログ)」をご参照下さい(クリックすると「トライツールブログ」のページが開きます)。
●準備する物:カッターナイフ、ピンセット、綿棒、施工液を入れたスプレー。
・ 施行液: 水300ml に 家庭用中性洗剤を7~10摘 程度を霧吹きに入れます。
・ 別売りの「カッティングテンプレート B」を使うと便利です。
・ トップシェードフィニッシュのシートは製法上、静電気が起きやすいので下記のような「水貼り」をお勧めします。
●ボディのウィンドウ上縁のアーチを「カッティングテンプレート B」で確認します。
・ トップシェードの幅を考慮して、上縁のアーチを決めてください。
●ウインドウの上縁から、トップシェード巾に合う「トップシェード柄」を選んでカットします。
・ 窓ガラスにおける保安基準は、ウィンドウ中心の平行な実長の20%以内の範囲です。
●施行面に施工液を吹きかけます。
・ シートはクリアーパーツの内側から貼ることで、より実車に近い仕上がりになります。
●ピンセットで剥離フィルムからシートを剥がす際に、「糊面」に施行液を吹きかけます。
・ 静電気が起きやすいので慎重に行って下さい。
●施行面にシートを乗せ、動かして位置を決め、綿棒で水分や気泡をしっかり押し出し密着させます。
・ ここでトップシェードの巾が決まるので慎重に行って下さい。
●周りの施行液を拭き取り、自然乾燥させてから余分なシートを切り取ります。
・ 余分なシートを切る前に、ボディに仮組して、切る位置を確認してください。
●実車と同様のグラデーション加工された、トップシェードの完成です。
●各種「フィニッシュシリーズ」において広い面積を貼る場合は「水貼り」をお勧めしています。上記と同様の手順になりますのでお試しください。