ドイツ戦車兵 対空警戒 (フランス 1944)
「ドイツ戦車兵 対空警戒 (フランス 1944) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6191 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の戦車兵4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●対空警戒として上空を見ているシーンを再現しています
【 「ドイツ戦車兵 対空警戒 (フランス 1944)」について 】
●国内の高い工業技術をベースとして、航空技術を誇ったドイツ空軍は第2次世界大戦初期において他国の空軍力を圧倒、空軍による制空権の確保はドイツ電撃戦を支える要因ともなりました
●この航空戦の優位は1943年初期まで続きましたが、1943年中期頃からはアメリカ陸軍航空隊やイギリス空軍の4発重爆撃機による戦略爆撃が本格的に始まり、ドイツ空軍はその防空戦闘に忙殺されるようになります
●ドイツ空軍は多くの戦果を挙げましたが、連合軍の重爆撃機の砲火や護衛戦闘機によってドイツ空軍の戦闘機戦力は消耗、1944年になると地上部隊をカバーする力を喪失してしまいました
●1944年6月、連合軍の上陸によりノルマンディ戦が開始、この戦いでの連合軍は戦略空軍をも投入するという万全の空軍の支援体制で挑み、ドイツ軍の地上部隊は連合軍機の猛攻を受けます
●特に、ドイツ軍の地上部隊にとって脅威となったのが、「P-47」や「タイフーン」などの戦闘爆撃機による襲撃で、ノルマンディ上空を舞う戦闘爆撃機は地上において動くものを見れば片っ端から攻撃を行い、このことはドイツ軍の戦力低下と、行動の制限を課すものとなりました
●ノルマンディ戦における戦闘爆撃機(ドイツ語で「ヤーボ」)による攻撃は、ドイツ軍将兵から「ヤーボ死に」という言葉を生み出す程の恐怖となったのです
【 「ドイツ戦車兵 対空警戒 (フランス 1944)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時における上空警戒を行うドイツ戦車兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン社のフィギュア造形力によりドイツ軍の戦車兵を再現、連合軍の航空攻撃に備えて対空警戒を行っているシーンを再現した内容となっています
●ノルマンディ戦などの大戦後期、対空警戒を行うドイツ軍将兵の姿は日常的なものでしたので、同戦などを中心とするドイツ軍のジオラマシーンには欠かせない存在であり、フィギュアモデルの定番的なキットとなります
●服装は、デニム地の「作業服」を着用、略帽もしくは規格帽を被った姿です
・ ベルトは装着していません
・ このデニム地の「作業服」は1942年頃から部隊に支給が行われ、上着とズボンに大型のポケットを設けているのが特徴です
・ デニム地の「作業服」の色は、リードグリーン(青み掛かった緑色)もしくはフィールドグレーですが、生地の関係から褪色が激しかったようです
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、服の縫い目などの細部は深めのモールドで再現しています
●フィギュアは、帽子、頭部、胴体、両腕、両足のパーツに分割したオーソドックスなパーツ構成となっています
【 「ドイツ戦車兵 対空警戒 (フランス 1944)」のフィギュアのポージングについて 】
●セットしているフィギュアのポーズは4体、4種類 (全てのフィギュアは立った状態となります)
・ 片手を腰に置き、もう一方の手で日光を遮るようにして上空を見ているポーズ
・ 片手で上空を指差しているポーズ
・ 車長キューポラなどに収まり、片手で双眼鏡を持ちながら上空を見ているポーズ
・ タバコを片手に持ちながら、振り返るように上空を見ているポーズ
となっています
【 付属している装備品類 】
●フィギュアランナーに付属している装備品
・ 規格帽 ×1
・ 略帽 ×3
・ ヘッドフォン ×2(1組)
・ 双眼鏡 ×1
・ MG34機関銃 ×1
・ 車長キューポラ用対空機銃架 ×1
●「パンターA型(G型)」の車長キューポラなどを再現したパーツが付属しています
●ヘッドフォンのバンド部分と咽頭マイクを再現したエッチングパーツが付属
【 「ドイツ戦車兵 対空警戒 (フランス 1944)」のパッケージ内容 】
・ フィギュア ×4体
・ フィギュアの装備品類 一式
・ 「パンターA型(G型)」の車長キューポラのランナー ×1
・ エッチングシート ×1