悪役1号 短砲身型 特別版 +隊員フィギュア3体
「悪役1号 短砲身型 特別版 +隊員フィギュア3体 (プラモデル) (プラッツ 1/72 プラスチックモデルキット No.SPG-001SP )」です
●プラッツから発売されている「悪役1号 短砲身型」のキットに「悪役1号 隊員集合セット」に同梱されている隊員フィギュアランナー(3体)を1枚追加したバリエーションキット。
●2018年、静岡ホビーショー特別受注商品、スポット生産品となります。
【 悪役1号 短砲身型 特別版 +隊員フィギュア3体 (プラッツ 1/72 プラスチックモデルキット SPG-001SP) パッケージ内容 】
・ 悪役1号 車体パーツ ×1組
・ 悪役大佐 ×1
・ 豚の搭乗員 ×3
・ 金属製スプリング ×1
・ 金属ビス ×2
・ 組立て説明書 ×1
【 悪役1号 について 】
●「悪役1号」は、大日本絵画刊「宮崎駿の雑草ノート (増補改訂版)」の第3話「多砲塔の出番」に登場した架空の多砲塔戦車です。
●1930年代中頃をイメージしたヨーロッパのとある国を舞台に、バークシャー連隊の「悪役大佐」が「悪役1号」を駆って反乱を起こすのがストーリーのきっかけになります。
●「悪役大佐」ほか隊員達が搭乗した「悪役1号」は帝都に向けて進撃を開始、強力な火力と厚い装甲の「悪役1号」は反乱を鎮圧しようとする国軍を駆逐、さらに、「悪役大佐」は可憐な少女を誘拐するという暴挙にでます。
●その時、主人公の少年が登場、イメージストーリーですので詳細は省かれていますが、「悪役1号」は主人公に徹底的に破壊されてしまい、無事少女は救出されるのです。
●「悪役1号」は「宮崎駿」氏が物語用に設定・デザインをした架空の戦車で、「170mm加農砲」、「230mm噴射砲」の大型砲2門を主砲塔に装備、このほかに副砲や銃搭、対空機銃塔などの小砲塔を装備した、多砲塔の巨大重戦車です。
●左右の大型履帯の他、車体下部中央に第3の履帯を備え不整地の走破性を向上、車体中央部には伸縮式の「悪役」大佐用の個室兼司令塔を配して、文字通り動く要塞として強力な戦闘力を有していました。
●この巨大な多砲塔重戦車は、当初、重量制限のため「170mm榴弾砲」を搭載していましたが、短砲身ゆえの低初速、威力不足に不満を感じた軍上層部(おそらく悪役大佐)から不満が続出、機動性を若干犠牲にしつつに、より攻撃力を高めた長砲身加農砲に換装されました。
・ この主砲換装の際、砲塔のバランスを保つためカウンターウェイトとして砲塔後部にカウンターウェイトを追加装備しています。
●1920~30年代、実際に存在した多砲塔戦車やその試作プランなどの要素と、秘密基地的な要素をふんだんに盛り込んだ「悪役1号」は、物語の中ではワルモノとされながらも、非常に魅力的なキャラクターとして、ページを開ければ今でも誌面狭しと暴れまわっているのです。
【 悪役1号 短砲身型 特別版 +隊員フィギュア3体 (プラッツ 1/72 プラスチックモデルキット SPG-001SP) プラモデルの内容 】
●この多砲塔巨大重戦車「悪役1号」の「短砲身型」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●アスカモデル社製「悪役1号 隊員集合セット」をベースに、試作型の砲塔及び短砲身、悪役大佐のフィギュアの新金型パーツをセットしたバリエーションキットとなります。
・ 悪役大佐は新規金型のパーツで再現、立ち姿となっています。
・ 「長砲身型」用の砲塔及び砲身パーツはそのまま付属していますので、「短砲身型」「長砲身型」を選択して作成することも可能です。
・ また、隊員フィギュアランナー(3体)が1枚付属しています。
●「悪役1号」を描いた「宮崎駿」氏の協力とともに、宮崎駿氏のデザイン画に基づき「悪役1号」を再現、全体のフォルムはもちろん、凹凸を交えたパネルライン、各パネルに施されたリベット、砲塔の鋳造表現など、AFVモデルのテイストをキャラクターモデルに反映した、アスカモデル社らしい高品質な内容となっています。
●設定上のサイズをそのまま反映させ、完成時には全長235mm、全幅約140mmのサイズとなり、1/72スケールでありながら1/35スケールの戦車のサイズも凌駕する大型の巨大重戦車となります。
●大型キットながら組立やすいようにパーツ数を極力抑え、かつ、高い完成度を得ることができるよう各パーツ類は非常に高品質な状態で成型されており、車体表面上のディテールもエッジの際立つクッキリとしたモールドとなっていて、AFVモデル、キャラクターモデル双方から見てワクワクするような好キットとなっています。
【 悪役1号 短砲身型 特別版 +隊員フィギュア3体 (プラッツ 1/72 プラスチックモデルキット SPG-001SP) 車体パーツ構成 】
●「悪役1号」の車体は「主砲塔」「前部副砲」「後部副砲」「銃塔」「対空機銃塔」「司令塔」「車体」にブロック分割化して構成しています。
■ 砲塔類
●主砲塔は表面の鋳造肌、中央の凸凹状の接合ライン、そして複雑な防盾形状を再現、各砲塔、銃塔は可動します。
●主砲塔
・ 主砲塔は「短砲身型」「長砲身型」用の2種のパーツをセット、上下に分割したパーツ構成となっています。
・ 砲塔パーツ上には1/72スケールに沿った弱めの鋳造表現をモールド化して再現。
・ 「短砲身型砲塔」「長砲身型砲塔」ともにハッチ類の位置の変更はありませんが、砲塔後部の「カウンターウェイト」の有無の違いを手抜かりなく再現しています。
・ 新金型の「170mm 榴弾砲」の砲身は、一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています。
・ 「230mm 噴射砲」の砲身は左右に分割したパーツで再現。
・ 「170mm 加農砲」の砲身は、一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています。
・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現成、同軸機銃は別パーツ化しています。
・ 「防盾」はポリキャップを使って接合し、上下に可動します。
・ 「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます。
・ 「キューポラ」はクリアパーツで再現。
・ 主砲塔に装備している「擲弾発射塔」(×2)は一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています。
・ 「擲弾発射塔」はポリキャップを使った接合で旋回させることができます。
●前部副砲
・ 埋め込み式となる前部副砲は、防盾と砲身のみをパーツ化して再現。
・ 砲身は一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています。
●後部副砲
・ 埋め込み式の後部副砲は、半円状の枠とシールド部及び砲身を別パーツ化。
・ シールド部と砲身とは一体で成型、砲口は開口しています。
・ シールド部は左右に可動させることができます。
●銃塔
・ 銃塔は上下に分割したパーツ構成で、機銃及びシールドを挟み込んで接着します。
・ 機銃とシールドとは一体で成型され、上下に可動させることができます。
●対空機銃塔
・ 対空機銃塔は、前後及びフロア面の3パーツで構成、機銃及びシールドを挟み込んで接着します。
・ 機銃とシールドとは一体で成型され、上下に可動させることができます。
■ 司令塔
●円筒状の司令塔は各パネルを貼り合わせて作製、金属製スプリングを内蔵し上下に可動します。
●司令塔は、弧状の各パネルを貼り合わせ、これに床面とキューポラを取り付けて作製します。
・ 「側面ドア」と「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます。
・ 「キューポラ」と各ウィンドはクリアパーツで再現。
・ 司令塔の支柱は左右に分割したパーツで構成、内臓する金属製スプリングと棒状パーツにより上下に可動します。
■ 車 体
●ならだからな曲面で構成された「悪役1号」の車体形状を再現、前部の鋳造肌、側面の各パネルの段差、車体上部の木張り表現などを繊細なタッチの彫刻で再現しています。
●車体は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します。
・ 各「ハッチ」「扉」は別パーツ化、開閉状態を選択できます。
・ ドーザーブレード基部は一体成型のパーツで再現、基部に内臓するポリキャップにより伸縮、上下に可動します。
・ 車体各部に装備するアンテナ類は別パーツ化して再現しています。
●足周り
・ 車体側面は内側と外側の2パーツで構成、内側のパーツから突き出たシャフトに「起動輪」「誘導輪」「転輪」を装着して足周りを作製します。
・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで構成。
・ 中央部の足周りも、左右に分割したシャーシにより転輪を挟み込んで作製します。
●キューポラ、サーチライトのガラス部、司令塔のウィンドなどを再現したクリアパーツが付属しています。
■ 履 帯
●履帯は、内側が接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっており、これに1枚ずつ分割した履板外側を接着して作製します。
■ フィギュア
●「悪役大佐」を再現したフィギュア1体、及び豚の搭乗員3体が付属しています。
・ 「悪役大佐」のフィギュアは上下分割のパーツで構成、司令塔に搭乗させて上半身のみが出ている状態も再現できます
・ 右腕のパーツは2種セット、宮崎駿が描くイラストを再現できる「敬礼」のポーズと、指示を出している雰囲気を再現できる「まっすぐ前に向けた腕」となり、選択して作成することができます。
・ 「豚の搭乗員」は「ゴーグルを付けた状態」が×2、「ゴーグルを上げた状態」が×1付属しています。
・ 搭乗員は一体成型のパーツで再現しています。
【 悪役1号 短砲身型 特別版 +隊員フィギュア3体 (プラッツ 1/72 プラスチックモデルキット SPG-001SP) の塗装 】
●組立説明書内に「悪役1号 短砲身型」の塗装例をモノクロで記載しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (タミヤカラー / Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
・車体内部など「悪役1号 短砲身型」の機体各部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各組立工程中にて指示しています。
●2018年 バリエーション (静岡ホビーショー特別受注商品)
●2018年 新金型追加 バリエーションキット
●アスカモデル社製