ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 スペシャルエディション
「ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 スペシャルエディション (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35275 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ 武装親衛隊の戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●ミニアート製「ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944」のキットに「ドイツ歩兵 武器 & 装備品セット」から銃器などのアクセサリーパーツを抽出したスペシャルエディションとなります。
【 ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35275) プラモデルの内容 】
●この第2次世界大戦後期におけるドイツ武装親衛隊の戦車兵を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●ミニアート社の堅実なフィギュアデッサン力を下敷きに、第2次大戦下の「ドイツ武装親衛隊」の戦車兵を再現、Uボートコートを着用した戦車兵を中心に武装親衛隊の特徴をフィギュアに反映して再現しています。
・ フィギュアは、戦線後方において肩の力を抜きリラックスしたポーズになっています。
●5体の戦車兵の服装は、それぞれ若干異なっており、大戦後期における武装親衛隊の戦車兵の代表的な服装を再現しています(服装の詳細は下記を参照して下さい)。
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸で再現、服の縫い目やポケットなどの細部は繊細なモールドで再現しています。
・ 服の皺はミニアート社のフィギュア特有の繊細な表現となっています。
●各フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足で分割したオーソドックスなパーツ構成、略帽は別パーツ化して再現しています。
【 ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35275) フィギュアのポージング 】
●セットしているフィギュアのポーズは5体5種
●砲身や車体などに重心を預け、寄り掛かっているポーズ。
・ 服装は、Uボートコートと同ズボンを着用、略帽を被った姿です。
●車長キューポラから上半身を出し、キューポラの縁に手をかけているポーズ。
・ 「騎士十字章」を授与された将校を再現、胴体パーツに徽章をモールド化して再現しています。
・ 服装は、武装親衛隊用の戦車ツナギを着用(上着に裾が付いておらず、ズボンのポケットもツナギ服タイプ)、一般兵用のブーツを履き、将校帽を被った姿です。
・ この服装はパッケージには黒服で描かれていますが、この戦車ツナギは迷彩パターンの生地となります(迷彩のパターンは、アルパイン社製「武装親衛隊 戦車コマンダー #1」などを参照して下さい)。
●立った姿勢でアコーディオンを弾いているポーズ。
・ 服装は、Uボートコートと同ズボンを着用、略帽を被った姿です。
●立った姿勢で両腕を腰の位置に置き、力をぬいて直立しているポーズ。
・ 服装は戦車服の上着とUボート用のズボンを着用、戦車服の上にUボートコートの前をはだけたルーズな姿です。
・ 頭部は武装親衛隊用の規格帽を被っています。
●戦車の砲塔部などで腰掛けているポーズ。
・ 服装は戦車服の上着とUボート用ズボンを着用、略帽を被っています。
■ ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 に付属する装備品類
・ 将校帽 ×1
・ 略帽 ×3
・ 規格帽×1
・ 拳銃ホルスター ×1
・ アコーディオン ×1
(以上「ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944」にランナーに含まれるもの)
・ モーゼル Kar98k ライフル ×2
・ K98k 弾薬ポーチ 1933年型 ×4
・ MP40サブマシンガン ×2
・ MP40 マガジンポーチ ×2
・ ワルサー P38 ×1
・ ワルサー P38 ホルスター (閉) ×1
・ ワルサー P38 ホルスター (開) ×1
・ 信号拳銃 ×1
・ 信号拳銃 ホルスター (IN) ×1
・ 双眼鏡 ×1
・ 双眼鏡ケース ×1
・ 銃剣 ×2
・ フラッシュライト ×1
・ マップケース ×1
・ 拳銃ケース ×1
・ 応急手当キット ×1
(以上「ドイツ歩兵 武器 & 装備品セット」にランナーに含まれるもの)
【 ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35275) のワンポイント 】
●ノルマンディ戦の武装親衛隊の戦車兵は、キットのように規格帽よりも略帽の方が好まれていたようで、着用例を多く見ることができます。
●上記のように1944年頃からは迷彩戦車服が支給されており、戦場では黒色の戦車服は目立つことからこの迷彩戦車服の着用例も多いようです。
●この迷彩戦車服はデザイン自体は戦車服と同一ですので、塗装を変更するだけでこの服装とすることが可能です。
・ 迷彩戦車服の迷彩パターンは、戦車ツナギなどで用いられる「リーフパターン」ではなく、「ピーパターン」と呼ばれる斑点状の迷彩になります。
・ この「ピーパターン」は、アルパイン社製「武装親衛隊 戦車コマンダー #2」のようなタイプとなりますので参考として下さい。
【 ドイツ 戦車兵 ノルマンディ 1944 スペシャルエディション (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35275) のワンポイント 】
・ ドイツ武装親衛隊 戦車兵 ×5
・ 装備品一式
●2018年 バリエーション
●2013年 完全新金型
【 ノルマンディ戦における武装親衛隊の戦車兵の服装について 】
●第2次世界大戦の初期において、ドイツ軍に占める武装親衛隊の割合は小さなものでしたが、その勢力の拡大を図る親衛隊首脳部の働きによって大戦後期には地上部隊の中核となる程の戦力を擁することとなります。
●特に、機甲戦力を持つ戦車師団、装甲擲弾兵師団ではその流れは顕著で、国防軍の戦車師団では戦局の悪化から装備する戦車数が減少して行くのに対して、武装親衛隊には優先的に戦車が配備されていました。
●ノルマンディ戦が開始される1年程前、将来における西ヨーロッパへの連合軍の反攻作戦に対する兵力としてSS第9、SS第10、SS第12の3個戦車師団の編成が始まります。
●これらの師団は、当初は旧式な装備で訓練が行われましたが、徐々に新装備へと装備が変更され、1944年6月からの開始されたノルマンディ戦では有力な戦力(特にSS第12戦車師団)へと変貌していました。
●ノルマンディ戦においては、この3個師団の他にSS第1、SS第2戦車師団、SS第17装甲擲弾兵師団の各師団、そしてSS第101、SS第102重戦車大隊などの諸隊が投入されており、ドイツ軍の機甲兵力の半数程度が武装親衛隊所属となっていました。
●武装親衛隊の戦車兵は、国防軍の戦車兵と同じデザインの戦車服(パンツァージャケット)が支給されましたが、武装親衛隊のタイプは国防軍とは異なり、襟と裾の部分が短いなどの特徴を持っています(上着の合わせ目のラインも違う)。
●武装親衛隊では独自の軍装の開発も行っており、1943年からは迷彩パターンの生地で作られた戦車ツナギが登場、1944年には戦車服と同じデザインで迷彩生地となった迷彩戦車服が支給されています。
●また、海軍の潜水艦乗員に支給される革製の「Uボートコート」と同ズボンも調達されており、1944年のノルマンディ戦頃から着用が認められます。