ピットロード イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W206 プラモデル

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イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941

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5,720円 5,148円(税込)

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「イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W206 )」です


●第2次世界大戦時におけるイギリス海軍の戦艦「HMS クイーン・エリザベス」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。

●第1次世界大戦時に登場した戦艦ながら、近代化改装後に艦容を大きく変化させた第2次世界大戦時の「HMS クイーン・エリザベス」を再現、イギリス戦艦らしい大型の艦橋構造物を持つ、均整の取れたシルエットを再現した内容となっています。

●ピットロード社製「英国海軍 クイーン・エリザベス級戦艦 クイーン・エリザベス 1941」の品番を改めたバリエーションキットとなります。

【 イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W206) プラモデルの内容 】


●イギリス海軍の戦艦「HMS クイーン・エリザベス」を再現したプラスチックモデル組立キットです。

●ピットロード(トランペッター)社の外国艦シリーズのフォーマットを踏襲して「HMS クイーン・エリザベス」を再現、イギリス戦艦らしい細やかな構造を繊細なモールドを施したパーツで再現した内容となっています。

●「HMS クイーン・エリザベス」は、数多くの改修及び改造が行われており、キットは近代化改修を行った1941年時の状態を再現しています。

●艦体喫水線までの部分を再現した洋上モデルと、艦底部も再現したフルハルモデルとを選択して組み立てることができます。

英国海軍戦艦 クイーン・エリザベス 1941の商品画像


HMS クイーン・エリザベス 全体構造

●「HMS クイーン・エリザベス」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの構造物」「主砲を含めた艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています。
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます。

●船体は、喫水線のラインで上下に分割したパーツ構成。
 ・ 船体部には、「舷窓」「塵捨て管」などのディテールを繊細なモールドで再現。
 ・ 洋上モデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部パーツの2種をセット、再現したい状態に応じて選択して使用します。
 ・ フルハルモデル用の船体下部の「推進軸」(×4)、「スクリュー」(×4)、「舵」(×2)を別パーツ化して再現しています。

●上甲板は、船首楼甲板と後部甲板の2パーツに分割したパーツ構成。
 ・ 甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座などの基本構造の他、「フェアリーダー」「ボラード」「昇降口」「天窓」「アンカーチェーン」「ボート架台」などの細かなディテールを繊細なモールドで再現しています。


HMS クイーン・エリザベス の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています

●艦橋
 ・ 艦橋は、上下に分割したブロックで構成、下部ブロックは一体成型のパーツ、上部ブロックは2層に分けたパーツで再現しています。
 ・ 「艦橋窓枠」は「窓」の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています。
 ・ 艦橋下部はスライド金型を使用して、「窓」「扉」、司令塔の「窓」などを微細なモールドで再現しています。
 ・ 艦橋に装備する、「射撃指揮装置」(×1)、「探照灯」(×1)、「双眼鏡」(×6)、「測距儀」(×2)、「20mm単装機銃」(×6)などを別パーツ化しています。

●中央構造物
 ・ 中央構造物は上下に分割したパーツ構成、格納庫のドアは別パーツ化しています。
 ・ 中央構造物に装備する、「ポンポン砲」(×4)、「救命筏」(×2)などを別パーツ化しています

● 煙突
 ・ 煙突は一体成型のパーツで再現、トップは別パーツ化しています。
 ・ 煙突上部のファンネルキャップは付属のエッチングパーツで再現しています。
 ・ 煙突部に装備する、「探照灯」(×2)、「救命筏」(×4)を別パーツ化して再現。

●前部マスト
 ・ 前部マストは、三脚檣部分、フラット部、トップの3ブロック化して構成。
 ・ 三脚檣部分は前後に分割したパーツ、トップはヤード部分を1本ずつ個別にパーツ化しています。

●クレーン
 ・ クレーンは、アーム部分と基部に分割して再現、アーム部分は左右に分割したパーツ、基部は上下に分割したパーツで再現しています。

●後部構造物
 ・ 後部構造物は一体成型のパーツで再現、後部艦橋部分とスポンソンは別パーツ化しています。
 ・ 後部構造物の側面には、「窓」「扉」などを微細なモールドで再現しています。
 ・ 後部マストは4パーツに分割して再現。
 ・ 後部構造物に装備する、「探照灯」(×2)、「測距儀」(×2)、「20mm単装機銃」(×4)などを別パーツ化しています。

英国海軍戦艦 クイーン・エリザベス 1941の商品画像

●主砲塔部 「42口径 38.1cm連装砲 Mk.1」 ×4
 ・ 砲身は、基部の防水布を再現した1本ずつに分割したパーツと、防水布のない連装状に一体成型化したパーツとを選択して使用することができます。
 ・ 砲塔は上下に分割したパーツで再現。
 ・ 砲塔表面のリベットをモールドで再現、「梯子」は付属のエッチングパーツで再現しています。
 ・ 「測距儀」は別パーツ化して再現しています。

●副砲 「45口径 11.4cm連装両用砲」 ×10
 ・ 副砲は、連装状に一体成型となった砲身と、砲塔の2パーツで構成。

●対空機銃 「ポンポン砲」 ×4
 ・ ポンポン砲は、銃身部を上下に分割したパーツで再現、銃架は1パーツで再現しています。

●対空機銃 「20mm連装機銃」 ×4、「20mm単装機銃」 ×16
 ・ 連装機銃は、銃身部と銃架の2パーツで構成。
 ・ 単装機銃は、一体成型のパーツで再現しています。

●艦載機 「ウォーラス Mk.1」 ×1
 ・ 艦載機は、胴体、上部翼、水平尾翼、エンジン、プロペラに分割したパーツ構成。
 ・ 艦載機はクリアパーツで再現しています。

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 主錨、副錨
 ・ パラベーン
 ・ 内火艇、カッター類
 ・ ボートダビット
 ・ 救命筏
 などをセットしています。

ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるプラスチック製の「スタンド (ディスプレイベース)」と「ネームプレート」が付属。
 ・ 展示台は一体成型のプラスチック製パーツ、黒色の成型色です。
 ・ 台座部分に、台座幅と同じ凸状の脚を8列成型しています。
 ・ ネームプレート上に「1:700 SCALE H.M.S. QUEEN ELIZABETH 1941」の文字を凸モールドで成型しています。
 ・ 展示台のサイズ : 140mm × 50mm

●梯子、ファンネルキャップなどを再現するエッチングパーツが付属しています。

【 イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W206) 塗装・マーキング 】


●塗装に役立つ「カラー塗装図」が付属。
 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー)。

●旗竿に掲げられるイギリス海軍旗とユニオンジャック(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています。


【 イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W206) パッケージ内容 】


 ・ 戦艦 HMS クイーン・エリザベス (1941年時) ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ ウォーラス Mk.1 水上機 ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ ネームプレート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1
 ・ カラー塗装図 ×1


●2018年 品番・価格変更
●2016年 一部新金型


【 イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス について 】


●1906年、イギリス海軍は戦艦「HMS ドレッドノート」を竣工、主砲火力を集中配置したこのド級戦艦の登場は従来の戦艦を一気に旧式艦としてしまいました。

●各国の海軍は、この「HMS ドレッドノート」に匹敵する能力を持つ「ド級艦」の建造を進め、さらに主砲の配置を艦の中心線上のみとした「超ド級艦」も登場、20世紀初頭は各国が巨砲を搭載する戦艦の建造を競い合う建艦競走となります。

●戦艦が搭載する主砲も拡大の一途を辿り、第1次世界大戦の直前になると主力戦艦の標準口径は「36cm」にまで拡大します。
●ヨーロッパでの戦争への気運が高まる中、イギリス海軍では仮想敵国であるドイツ海軍の戦艦よりも優位に立つため「38.1cm砲」を搭載する新型戦艦「クイーン・エリザベス級」の建造計画を立案、同級5隻の建造を開始します。

●「超ド級戦艦」では、艦の中心線上、そして艦の前後だけではなく中央部に主砲を配置する方法を採り、5基もしくは6基の主砲塔による砲撃力を重視していました。
●しかし、この「クイーン・エリザベス級」では艦の前後にのみ主砲を配置、空いた中央部の区画を利用して機関室を拡大、さらに新開発の重油専焼缶を採用することで、巡洋戦艦並みの速力24ノットを発揮する能力を得ることに成功します。
●また、艦の中央部に主砲塔を配置した艦は弾薬庫を分散配置せざるをえないため防御力が低く、このような艦と比べて「クイーン・エリザベス級」は一歩抜きん出た防御力を備えていました。
●この速度と防御力に秀でた点は、「クイーン・エリザベス級」が第2次世界大戦まで使われる要因となっています。

●「クイーン・エリザベス級戦艦」の1番艦「HMS クイーン・エリザベス」は1915年に竣工、第1次世界大戦ではイギリス軍に対峙するオスマン・トルコ軍を攻撃するために地中海方面に派遣、新鋭戦艦として地中海艦隊の旗艦となります。
●「HMS クイーン・エリザベス」はオスマン・トルコ海軍との交戦の後にイギリス本国へと帰還、1916年に発生した一大海戦「ユトランド沖海戦」では、本国のドックに入廠していたために参加はしていません。

●「ユトランド沖海戦」後は、ドイツ海軍の水上艦艇が積極的に作戦行動をとる機会は少なく、「HMS クイーン・エリザベス」は大戦を生き抜きます。

●第1次世界大戦後、「クイーン・エリザベス級」以前のイギリス戦艦はその多くが解体される運命となりましたが、同級は優れた速度と防御力をまだ活かすことができると判断され、改装を重ねながら運用を続けられます。

●「HMS クイーン・エリザベス」は2度に渡る近代化改装により、その艦容を大きく変貌、従来の積み上げ式の艦橋は大型艦橋へと一元化し、煙突を1本に変更、バルジを増設し、装備していた副砲と魚雷発射管は撤去、新たに両用砲を搭載しています。
●近代化改装により「HMS クイーン・エリザベス」は排水量が増大しましたが、同時に機関も換装しており、最高速度24ノットを維持しています。
●この近代化改装は、先に近代化改装が行われた同型艦「HMS ウォースパイト」に準じたものでしたが、「HMS クイーン・エリザベス」ではより本格的なものとなり、対空能力や防御力はさらに向上しています。

●この第2次近代化改装中に第2次世界大戦が開戦、改装は1941年1月に終了し、「HMS クイーン・エリザベス」はイタリア海軍と対峙する地中海艦隊へと配備されました。
●地中海でのイタリア海軍の大型艦艇の活動は低調でしたが、小型艦と特殊艇の活動は活発であり、「HMS クイーン・エリザベス」は1941年12月にアレクサンドリア港内においてイタリア海軍の人間魚雷によって大破、着底してしまいます。

●「HMS クイーン・エリザベス」は応急修理を受けた後に、本格的な修理のためにアメリカへと回航、修理後は太平洋戦域で活動を行い、インドネシア方面の日本軍基地への攻撃などに参加しています。
●1945年7月、「HMS クイーン・エリザベス」は本国へと帰還、1948年にスクラップとして売却され、その永き生涯を閉じたのでした。

ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ 「イギリス海軍 戦艦 クイーン・エリザベス 1941」
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