ザウバー メルセデス C9 1987
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「ザウバー メルセデス C9 1987 (プラモデル) (ハセガワ 1/24 自動車 限定生産 No.20373 )」です
●「ザウバー メルセデス C9 1987」を1/24スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●イブ・サンローランの香水ブランド「KOUROS」のスポンサードを受け、1987年の「世界スポーツプロトタイプカー選手権 (WSPC)」の第4戦からデビューした「ザウバー メルセデス C9」を再現した内容となっています。
●ハセガワ製「ザウバー メルセデス C9」のキットに1987年型用の大型フロントフラップパーツをセットしたデカール替えバリエーションキットです。
・ ホイールは、BBS メッシュタイプのホイールをセット。
・ エンジン部などを再現していないプロポーションキットです。
【 ザウバー メルセデス C9 1987 (ハセガワ 1/24 自動車 限定生産 No.20373) プラモデルの内容 】
●「ザウバー メルセデス C9」はアッパーカウル、アンダーパネル、センターモノコック、リアウイングでブロック分割したパーツ構成、アンダーカウルにセンターモノコックとリアウイングを取り付け、アッパーカウルを被せて完成させます。
■ アッパーカウル
●アッパーカウルはフロント・リア部を含めた一体成型のパーツで再現、フロントのラジエターカバー、テールランプカバー、サイドカバーの一部(インタークーラー部)、給油口を別パーツ化しています。
●アッパーカウルパーツには実車構造に従ったカウル分割ラインを強めの凹モールドで再現、フロントフェンダー上のエアダクトは凹凸を交えたモールドで再現しています。
●フロントやサイドのNACAダクトやオイルクーラー前のダクトなどを開口した状態で成型しています。
●2灯式のフロントライトは別ブロック化、ライト用のパネルとライトをそれぞれ別パーツ化して再現しています。
・ フロントライトは4灯分のパーツをセット、内側ライトを撤去した際のカバーパーツも付属していますので、「2灯」「1灯」状態を選択して再現することが可能です。
●フロント及びサイドのウインドシールド、ヘッドライトカバー、サイドウインカー、テールランプは個別にパーツ化、クリア成型のパーツとなっています。
・ サイドウインドのエアダクトも別パーツ化して再現しています。
●サイドミラー、ワイパーも別パーツ化して再現しています。
■ リアウイング
●リアウイングはウイング部とステー部に分割したパーツ構成。
・ 2層構造のリアウイングはウイング前後を別パーツ化、翼端板も別パーツ化して再現しています。
・ ウイングステーは2枚のステーや支柱などをそれぞれ個別化したパーツで再現。
■ センターモノコック
●ドライバーシートを設置するセンターモノコックはダミーシートを含めたバスタブ状に一体成型化したパーツ。
・ 専用シートを取り付ける前の薄いドライビングシート、モノコック上に配置したシフトリンケージ、インストゥルメントパネル、ハンドルを別パーツ化しています。
・ インストゥルメントパネルはアッパーカウル内側に取り付けるパーツ構成、計器やスイッチ類、リベットを凸モールド化して再現しています。
■ 車内メカニズム
●フロントのラジエター、サイドパネル内側エキゾーストパイプ、サスペンションビームを別ブロック化、アンダーパネルに取り付けます。
●エンジン、サスペンション部は再現していません。
■ アンダーパネル
●アンダーパネルは一体成型化したパーツ、リアのダクト形状などを立体的なパーツ成型で再現しています。
■ ホイール・タイヤ
●前後でサイズの異なる「BBSホイール」、細かなスポークを配置したメッシュタイプのホイールを一体成型のパーツで再現しています。
●ブレーキディスクを別パーツ化して再現、タイヤ側に取り付けます。
●ホイールの接続は、前後輪ともホイール内側に収めたポリキャップにアンダーパネル側の凸軸を差し込む構造。
・ ポリキャップ(×4)が付属しています。
●タイヤはレーシング用のスリックタイヤを再現しています。
・ サイドウォール上の「MICHELIN」ロゴは付属のデカールで再現します。
・ タイヤはラバー製。
【 ザウバー メルセデス C9 1987 (ハセガワ 1/24 自動車 限定生産 No.20373) 塗装・マーキング 】
●「マーキング・塗装図」は組立説明書内にモノクロで記載しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
・「ザウバー メルセデス C9」の室内や車体細部などに使う塗料の種類は、組立説明書内の各工程内にて指示しています。
●「ザウバー メルセデス C9」の塗装・マーキング例
・ 1987年 世界スポーツプロトタイプカー選手権 (WSPC) クーロス・レーシングチーム 61号車
・ 1987年 世界スポーツプロトタイプカー選手権 (WSPC) クーロス・レーシングチーム 62号車
●塗装・マーキング例に応じたデカールが付属しています。
・ メインスポンサーの「YVES SAINT LAURENT」「YSL」「KOUROS」のロゴを始め、「MICHELIN」「BOSCH」「BILSTEIN」「Castrol」のロゴ、フロントシールドの「KOUROS RACING」やコーション類、カーナンバー、ドライバーネームなどを再現したデカールが付属しています。
・ ドライバーネームは「J.L.SCHLESSER」「M.THACKWELL」「J.DUMFRIES」「CH.GANASSI」「H.PESCAROLO」「H.OKADA」をプリント、レースごとに異なった組み合わせに応じるよう、複数パターンをプリントしています。
・ 上記デカールのプリントはカルトグラフ製。
・ タイヤマーク用の「MICHELIN」ロゴを再現した別版デカールも付属しています。
【 ザウバー メルセデス C9 1987 (ハセガワ 1/24 自動車 限定生産 No.20373) 製品仕様 】
●「ザウバー メルセデス C9」のパーツ数 : 79 (1車分)
●製品素材 : PS/PE
●パーツ成型色
・ アッパーカウル : ブルー
・ アンダーパネル・センターモノコック・リアウイング : ライトグレー
・ ホイール : ホワイト
●「ザウバー メルセデス C9」完成時のサイズ
・ 全長 : 200mm
・ 全幅 : 83mm
●日本製
●2019年 スポット再生産品
【 ザウバー メルセデス C9 について 】
●「メルセデス・ベンツ」は、1955年の「ル・マン」以来、レース活動とは距離を置いてきましたが、それはレースへの興味を失ったわけではありませんでした。
●1984年になると、勤務時間外のプライベートタイムといった位置づけで、3人の社員がエンジニアとして「ザウバーモータースポーツ」への協力を始め、翌1985年には「ザウバー C8」へとエンジンの供給を開始、「メルセデス・ベンツ」と「ザウバーモータースポーツ」の本格的な協力関係が始まります。
●1986年には「イブ・サンローラン」のスポンサードを受け、香水ブランド「クーロス(KOUROS)」のロゴを背負った「C8」は「世界スポーツプロトタイプカー選手権 (WSPC)」の「ニュルブルクリンク 1000km」で優勝、手ごたえを感じた「メルセデス」と「ザウバー」は1987年に新型マシン「ザウバー C9」を投入、前年に続き「クーロス」のロゴを背負った新型マシン「C9」はWSPC 第4戦「シルバーストーン 1000km」からデビュー、完走できなかったものの周回数は108周と、まずまずの結果を残します。
●その後、その後第5戦の「ル・マン 24時間」、第6戦「ノリスリンク 200マイル」、第8戦「ニュルブルクリンク 1000km」にエントリーするものの予選での好調が決勝レースの結果に繋がらないままでした。
●1987年9月に開催した第9戦の「スパ・フランコルシャン 1000km」で初のポールポジションを獲得、決勝レースでも6週の周回遅れとなりましたが、「ジャン・ルイ・シュレッサー」「マイク・サックウェル」コンビの「61号車」が7位で初完走、同月に開催された「ドイツ スーパーカップ ニュルブルクリンク スーパースプリント」では「ジャン・ルイ・シュレッサー」の61号車が見事優勝を飾り、翌年への期待を膨らませてくれました。