CJ-03 ダークグレー
「CJ-03 ダークグレー (塗料) (ガイアノーツ クラッシャージョウカラーシリーズ No.33953 )」です
●1983年に劇場版アニメとして公開された「クラッシャージョウ」に登場した「ファイター 1」「ファイター 2」の機体色を再現したカラー、サンライズの承認を得て、アニメ指定をそのままにプラモデルなどへ反映可能な塗料です。
■ CJ-03 ダークグレー 概要
・ 色名 : CJ-03 ダークグレー
・ ツヤ加減 : 光沢
・ 品番 : 33953
・ 内容量 : 15ml
・ 種類 : ラッカー塗料
【 CJ-03 ダークグレー (ガイアノーツ クラッシャージョウカラーシリーズ No.33953) について 】
●劇場アニメ「クラッシャージョウ」、OVA「クラッシャージョウ 氷結監獄の罠」に登場、ミネルバに搭載されている垂直離着陸小型戦闘機「ファイター 1」「ファイター 2」の機体色を再現した塗料。
●この「CJ-03 ダークグレー」のほか、「ファイター 1」「ファイター 2」の機体色として
・ 「CM-01 ホワイト」 (機体本体白)
・ 「CJ-01 シーブルー」 (ファイター1 機体色)
・ 「CJ-02 ミディアムレッド」 (ファイター1 機体色)
・ 「AT-08 ライトブルー」 (機体尾部ノズル周辺)
を使用することで、色調を整えた「ファイター 1」「ファイター 2」の機体色を再現できます。
●「光沢」で調色していますので、そのまま使用するとツヤのある色目となります。
●ハセガワ製「ファイター 1」などクラッシャージョウ関連のプラスチックモデルキットの塗装に使用するだけでなく、サンライズを始めとする他のキャラクターモデルの機体基本色などにも使用することができます。
・ 「ファイター 1」のキットは成型色を分けたパーツ構成になっていますが、射出成型の都合上、設定カラーとは異なった色調で成型したパーツになっていますので、セル画などで見た「ファイター 1」「ファイター 2」のカラーリングを再現したい場合には、この「クラッシャージョウカラー」などを使用すると色指定に近い機体色で仕上げることが可能です。
【 クラッシャージョウカラー について 】
●「クラッシャージョウ」のアニメ製作をおこなった「サンライズ」の承認を得て、当時の設定資料からセル画に彩色されたカラーを忠実に再現したカラーシリーズが「クラッシャージョウカラー」です。
●「プラモデル専用カラー」と呼ばれるものは、アニメ作品だけでなくスケールモデルにおいても、塗装の対象が縮小されたモデルとなるため色見を加減する必要があり、スケール感を損なわぬような実際の色からすこし外れた調色をしているものです。
・ また、これまで発売されているプラモデル用の塗料のほとんどは、ミリタリーの実機など現実世界に存在する色を基準に調色しています。
●しかしながら、このガイアノーツ「クラッシャージョウカラーシリーズ」では、TVモニターに映し出された映像・カラーをそのままに、いわば架空の世界、2次元の世界の色調を再現することを前提に調色しています。
●この「CJ-03 ダークグレー」をそのまま使用して塗装することで、サンライズ社の監修をに基づいたセル画のようなカラーで「ファイター 1」「ファイター 2」の機体色を再現することが可能です。
●セル画に塗られていたカラーを再現しているため、ガンダムカラー等のような「半光沢」ではなく、ツヤのある「光沢」で調整しています。
■ クラッシャージョウとサンライズ
●ソノラマ文庫の書き下ろし小説から始まった高千穂遙原作の「クラッシャージョウ」は、スターウォーズの劇場公開と同じ1977年から刊行を開始、宇宙を股に駆ける「なんでも屋(クラッシャー)」達の活躍を描くスペースオペラタッチの物語です。
●ブックカバーに描かれた「安彦良和」のイメージイラストとともに、SFタッチの物語を求めていた若者を中心に人気を集め1983年の3月には劇場版アニメを公開するまでに至ります。
●この劇場版アニメと同時期のサンライズでは、製作スタジオは異なるものの、今なおロボットアニメの傑作として知られる「聖戦士 ダンバイン」「太陽の牙 ダグラム」「装甲騎兵 ボトムズ」が製作・放映されていました。
●番組が変わる毎に設定は新たに書き改められるのですが、同時代に同じ「サンライズ」にて製作された他のロボットアニメにも活用することができる「カラーシリーズ」となっているのが特徴です。
●「クラッシャージョウカラー」は「光沢(つやあり)」の色調で調整、「ツヤ消し」から「光沢」への調色を行うことは「塗料」ではほぼ不可能なものです、「光沢」カラーのメリットを各自の創意工夫で存分に楽しんで下さい。
●画面に映し出された機体のイメージを優先してピカピカの「光沢」で仕上げるのもよし、お好みの量の「フラットベース (つや消し用添加剤) (No.006)」を加えてミリタリー調のツヤ消しで仕上げるのもよし、さらに「光沢」のメリットを活かしてデカール貼付後に「水性トップコート (半光沢)」「水性トップコート (つや消し)」などでお好みの状態で再現することも可能となっています。
【 CJ-03 ダークグレー (ガイアノーツ クラッシャージョウカラーシリーズ No.33953) の使用方法について 】
●「CJ-03 ダークグレー」はガイアカラーシリーズに属するバリエーション塗料、いわゆるラッカー系塗料(溶剤系アクリル樹脂塗料)です。
●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができます。
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際には、溶剤が空気中で蒸発してくれるため、塗料粒子のみが対象にのり、調合されたカラーどおりの鮮やかな発色をさせることが可能です。
●塗料の希釈(薄め)・洗浄には、溶剤として「G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)」などの「ラッカーシンナー」を使用しますので、「水性アクリル塗料」や「エナメル塗料」よりも乾燥時間が早いのが特徴です。
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)」などの溶剤を「2~3」の割合で希釈するのが目安になります。
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)」などの溶剤を「1」の割合で希釈するのが目安になります。
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「リターダー MAX」をご利用されることをおすすめします。
・ 希釈濃度はひとつの目安です、いずれの場合も、気温、湿度、ビンに残った残量、各人の好みなどに応じて変化しますので、上記をスタートにして各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい。
●いわゆる「ラッカー系塗料」ですから、溶剤(うすめ液)に「G-color 溶剤シリーズ」などのラッカーシンナーを使用する塗料と互換性があり、混色したり、足りない色調を補完することができます。
(「ガイアエナメルカラー」などの性質の異なる塗料とは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
・ また、重ね塗りの際、下地にする塗料は下記のカラーをご利用になることをお勧めします、「水性ホビーカラー」や「タミヤカラー アクリル」などの水溶性アクリルや、「ガイアエナメルカラー」などのエナメル系塗料を下地にすると、塗料が溶剤成分で侵されてしまう可能性があります。
■ CJ-03 ダークグレー と互換性のある塗料の例
●ガイアノーツ
・ ガイアカラー
・ ガイアカラー Ex
・ ガイアカラー ミリタリー
・ ガイアカラー 鉄道模型用カラー
・ ボトムズカラー
・ ダグラムカラー
・ エヴァンゲリオンカラー
・ サイバーフォーミュラーカラー
・ 電脳戦機バーチャロンカラー
・ メカトロウィーゴカラー
・ フレームアームズガール カラー
・ フレームミュージックガール カラー
・ N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ (一部)
●GSIクレオス
・ Mr.カラー
・ Mr.カラー GX
・ Mr.カラー 色の素
・ Mr.クリアカラー GX
・ Mr.カラー 40th Anniversary
・ Mr.カラー ラスキウス
・ Mr.カラー特色 ヤマトカラー
・ ガールズ&パンツァーカラー
・ リトルアーモリーカラー
など。
●基本的にガイアノーツ製以外の塗料についての互換性はメーカーさんが保証するものではございません、また、同じ会社の塗料であっても、メタリックやマイカ系の色など、色の種類によっては混色ができない場合もございますので、本塗装に入る前に必ずテストをした上、各自のご責任においてお試し下さい。
・ 「タミヤ ラッカー塗料」と混色はできません、ご注意下さい。
■ ツヤ目の調整 - 光沢・半光沢・ツヤ消し・オーバーコート
●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「フラットベース (つや消し用添加剤)」を「10~20パーセント」を目安に、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「フラットベース (つや消し用添加剤)」を「5~10パーセント」を目安にして混ぜて下さい。
●また、「プレミアムマットパウダー 超微粒子タイプ」「プレミアムマットパウダー 微粒子タイプ」を塗料10mlに対して0.1~0.5gを混ぜてツヤ消しにすることもできます。
●クリアー、フラットクリアーなどでオーバーコートも可能です。
・ 塗装を行い乾燥した後、ラッカー系の「Ex-クリアー」「クリアー」「Ex-フラットクリアー」「フラットクリアー」、水性系の「プレミアムクリアー 光沢」「プレミアムクリアー つや消し」などのクリアー系塗料を塗り重ねてでツヤ加減を調整することができます。
・ ラッカー系塗料ならではの強い塗膜で研ぎ出しも可能、クリアー加工の前後で研ぎ出し作業を行うことが可能です。
■ 塗料の希釈・使用後の洗浄
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「薄め液 (溶剤)」をご利用下さい。
●塗料を希釈する(薄める)際には
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ G-color 溶剤シリーズ (T-09 メタリックマスター)
・ N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ (一部)
・ Mr.カラー うすめ液 ・ Mr.レベリング うすめ液
・ タミヤ ラッカー溶剤
・ 「ピュアシンナー(110cc)」「ピュアシンナー (250cc)」などのフィニッシャーズ系溶剤
など、溶剤はガイアノーツ製を始め各社のものを使用することが可能です。
●塗装後に筆やエアブラシなどを洗浄する専用の溶剤として
・ 「ツールウオッシュ(特大) (T-04h)」「ツールウオッシュ(大) (T-04m)」「ツールウオッシュ(中) (T-04s)」「マイルドツールウオッシュ(大) (T-13m)」
・ 「Mr.ツールクリーナー 改 (T-116)」「Mr.ツールクリーナー 改 (T-113)」
・ 「エアーブラシクリーナー (87089)」
などを使用することが可能です。
●ただし、ガイアノーツ製以外の溶剤を使用するのはメーカーさん非推奨です、使用する場合には必ず事前にテストをして頂き、自己責任の上でご利用下さい。
【 CJ-03 ダークグレー (ガイアノーツ クラッシャージョウカラーシリーズ No.33953) の製品仕様 】
●商品名 : CJ-03 ダークグレー
●内容量 : 15ml
●塗り面積の目安 : 0.24平方メートル (3回塗り)
●品名 : 合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料(染料)、有機溶剤
●第4類第1石油類 (火気厳禁)
●用途 : プラモデル、各種模型、工作ほか
●適応素材 : スチロール樹脂、ABS、アクリル、塩化ビニール樹脂、木、紙、ゴム、粘土、石膏
●日本製
●ABS素材のパーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい。
●ご利用の前には容器に記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい。