海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう
潜水艦 SS-501 そうりゅう潜水艦 SS-502 うんりゅう潜水艦 SS-503 はくりゅう潜水艦 SS-504 けんりゅう潜水艦 SS-505 ずいりゅう潜水艦 SS-506 こくりゅう潜水艦 そうりゅう型海上自衛隊潜水艦海上自衛隊所属艦艇潜水艦
「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (プラモデル) (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ No.JB029 )」です
●「おやしお型潜水艦」の進化形として、「葉巻型」のフォルムに我が国潜水艦技術の粋を集めた「そうりゅう型潜水艦」をフルハルモデルで再現。
・ 艦体のほぼ全身を覆う吸音タイルのモールド、初めて採用された「X型舵」など、「そうりゅう型潜水艦」が持つ特徴をメカニカルかつ緻密に立体化、海上自衛隊最新鋭潜水艦の姿を再現した内容となっています。
●ピットロード社製「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう」のキットをベースに、「SS-501 そうりゅう」を始め、2020年に就役予定の「SS-511 おうりゅう」まで11隻分の艦名用のデカールをセット、いずれか1艦を選択して作製することができるバリエーションキットとなります。
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB29) プラモデル概要 】
●「おやしお型潜水艦」から引き続き葉巻型の船体を採用、全長を2mほど延長した海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう型」を再現したプラスチックモデル組立キット。
●「そうりゅう型潜水艦」の特徴となるフォルムを再現。
・ そうりゅう型潜水艦の「葉巻型の」船体のライン、船体のほぼ全面に貼り詰められた「吸音タイル」、「潜舵」や「X舵」のエッジなどをシャープに仕上げ、かっちりとしたシルエットを演出。
・ アクセスハッチを始めとするパネルラインなども細く掘り込んでいます。
●「そうりゅう型潜水艦」の船体全部を再現したフルハルモデルとなっています。
・ フルハルモデル状態で展示できるディスプレイ台が付属しています。
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB29) プラモデル内容 】
■ 船体
●「そうりゅう型」の船体は左右貼り合わせと喫水線ラインで区切られる船体上部の3パーツで構成、船体部に艦橋ブロックと方向舵、スクリュー等の船体尾部のパーツを取り付けて全体を組み上げます。
・ 巧みな船体分割により塗り分けが容易となっており、ウォーターラインの上下でトーンの差を演出するなどの塗装法にチャレンジすることができます。
・ 船体全体にある主なパネルラインや吸音タイルの組み付けは繊細な凹モールドで再現、1/350スケールのならではの情報量をパーツ上に表現したディテールを再現しています。
●艦首・艦尾旗竿、ピット、フェアリーダー等を別パーツ化して再現しています。
●「そうりゅう型潜水艦 SS-503 はくりゅう」の船体全部を再現したフルハルモデルとなっています。
・ 喫水線ラインより上部にあたる部分は別パーツ化していますので、WLモデルとして製作することも可能です。
■ 艦橋
●「艦橋(セイル)」部は前面のフィレットを含めた形状をスライド金型を使用した一体成型のパーツで再現、セイルトップのパネルは別パーツ化しています。
・ ステルス性を考慮した「そうりゅう級」の特徴となる流線形化した艦橋前面基部のイメージを損なうことなく再現しています。
・ セイル左右に備えた昇降舵、潜望鏡やアンテナ、旗竿等の艦橋トップの装備は全て別パーツ化、非常に細く、シャープに再現しています。
・ このほか、展望塔や排気塔にスライド金型を使用して開口部を再現しており、単調となりがちな潜水艦モデルの良いアクセントとなっています。
・ 艦橋上部は潜行時のハッチを閉じた状態と、潜望鏡・アンテナ類展開時のハッチ開放状態の2種類をセット、お好みに応じて製作することが出来ます。
■ 船尾
●潜舵や「X舵」のエッジ部分は非常に薄く形成したパーツとなっており、潜舵の「翼端灯」までしっかり再現しています。
・ スクリューは「おやしお型」と異なる形の微妙なカーブを持つ7翅プロペラを再現、ブレードの厚みなどを踏まえたシャープな造型となっています。
■ ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるディスプレイ台座が付属しています。
・ 艦底部にはスタンドの台座に対応したレール状のガイドを設けており、完成後も「そうりゅう型潜水艦」を安定して展示することができます。
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB29) 塗装とマーキング 】
●パッケージ裏面に「そうりゅう型潜水艦」の全体像を描いたカラーの「塗装図・マーキングガイド」をプリントしています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類は組立説明書内に記載しています (Mr.カラー)。
●「マーキングガイド」に対応したデカールが付属。
・ 艦番表示のデカールは「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」「SS-507 じんりゅう」「SS-508 せきりゅう」「SS-509 せいりゅう」「SS-510 しょうりゅう」「SS-511 おうりゅう」の11隻分が付属。
・ 艦名、セイルナンバー、船体各部に記された水深表記等をデカールで再現しています。
・ 船体2箇所とセイルの「日章旗」「海軍旗」はデカールの貼り合わせにより立体的に再現、オプションパーツの旗竿と共に取り付けることが出来ます。
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB29) 製品仕様 】
●プラスチックモデ組立キット
●製品素材 : PS
●「そうりゅう型潜水艦」完成時のサイズ
・ 全長:240mm
●中国製
【 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 スカイウェーブ JB シリーズ JB29) パッケージ内容 】
・ 潜水艦 そうりゅう型 ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2019年 バリエーション
●2011年 完全新金型
【 海上自衛隊 潜水艦 そうりゅう型 について 】
●潜水艦「そうりゅう型」は、2009年3月にネームシップの「SS-501 そうりゅう」が就役した海上自衛隊の新型潜水艦です。
●原子力潜水艦は、推進力を得るために酸素を必要とせず、化学反応によって酸素を供給することも可能なため、乗員の食料等の確保を除けば、極めて長期間に渡り潜行することが可能です。
・ 対してディーゼルエンジンを搭載する通常動力型潜水艦は、エンジンを動かす際には酸素を消費し、同時に乗員用の酸素も必要なため、一定の時間毎に浮上やシュノーケルによる空気の取り入れることが必要になります。
●このため、潜水艦の動力源としては原子力であることが望ましいのですが、海上自衛隊の潜水艦では、日本の沿岸部での活動が中心なことと、国の政策として自衛隊の艦には原子力を使用しないこと、そして通常動力型の潜水艦がバッテリー航行した場合は原子力潜水艦よりも静寂性が高いことなどを理由に、通常動力型潜水艦を建造し、整備してきました。
●ただし、上記のような通常動力型潜水艦の欠点を克服する努力も行われ、海上自衛隊初の「非大気依存推進(AIP)」を装備した潜水艦として建造が行われたのが「そうりゅう型」です。
・ 「そうりゅう型」は動力源として最もエネルギー交換率が良い「スターリング・エンジン」を搭載、同エンジンは通常のディーゼルエンジンよりも酸素の使用量が極めて少ないのが特徴です。
・ ただし、「スターリング・エンジン」では大きな出力を得ることが難しく、高速航行用としてディーゼルエンジンも搭載しています。
・ 「スターリング・エンジン」を搭載した「そうりゅう型」は2週間という水中持続力を誇り、この時間は従来の潜水艦とは比較にならない性能となっています。
・ 「そうりゅう型」の船体は先代のおやしお型(1998年~2008年就役、同型艦11隻)と同様の葉巻型ですが、舵に水中運動性が高く破損の危険性の少ないX舵を採用、上部構造物にも吸音タイルを貼り、流線形化されたセイル前面基部など、既存の艦と異なった外観となり、性能も大幅に向上しています。
●艦名には海上自衛隊初の「瑞祥動物(縁起の良い動物)の名」が採用され、四神の一つ「青龍」の別名「蒼龍」にちなんでいます。
●通常動力型潜水艦の建造と整備に特化せざるを得なくなった海上自衛隊は、この分野での建造技術を切磋琢磨し向上させ、通常動力型潜水艦の性能は世界でトップレベルであり、原子力潜水艦までを必要としない各国の海軍から熱い視線を浴びています。
●2019年3月現在、「そうりゅう型潜水艦」は10隻就役しており、2013年に就役を予定する11番艦「SS-511 おうりゅう」からは、世界で初めてリチウムイオン電池を採用し、巡航速度、航続距離、連続潜水時間などがさらに向上する見込みです。