T48 ダックビルつき キャタピラ
T48型 キャタピラダックビルアメリカ 履帯M4シャーマン系車輌M4A1 シャーマンM4A2 シャーマンM4A3 シャーマンM4A4 シャーマンM7 プリーストM10 戦車駆逐車M12 キングコングM36 ジャクソン GMCセクストン自走砲アキリーズ対戦車自走砲
「T48 ダックビルつき キャタピラ (履帯) (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-T048D )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の「M4中戦車」シリーズに装着されたダックビル付きの「T48型 履帯」を1/35スケールで再現したベルト式の履帯パーツ。
●履板中央にラバー製の山形の突起を付けた「ラバーシェブロンタイプ」とも呼ばれるダブルピン式履帯「T48型」に、接地圧軽減用の延長コネクター「ダックビル」を装着した形状を再現したパーツになっています。
●精巧な金型加工を得意とするアスカモデルらしく、ベルト式の履帯ながら「T48型」履帯のディテールを立体感豊かに再現、「ラバーシェブロン」の形状は、スチールではなくゴムの塊が盛り上がったようななめらかな造型、反面、「ダックビル」は薄くシャープに造型、ダブルピンにあたる部分も精密なモールドで再現しています。
●履帯の重量感を演出するのに、履板ごとに分割した連結組立式キャタピラは魅力的なアイテムなのですが、とりわけダブルピン式の履帯は組立に時間を要してしまいます。
・ その点、アスカモデル製のベルト式の履帯は組立の手間が少なく、塗装によっては連結組み立て式に見劣りしない仕上がりを期待できる造型を施した履帯パーツになっています。
【 T48 ダックビルつき キャタピラ (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-T48D) 使用方法 】
●片側を2分割したベルト式のパーツとなっていますので、2枚を組み合わせた後、両端を接着剤で留め、リング状にして使用します。
・ ベルトパーツの組み立てには「瞬間接着剤」をご使用下さい。
●塗装後に強くこすって塗料がとれてしまうのを防ぐために下記の下地剤などで塗装前の下塗りをお勧めします。
・ 「スーパーサーフェイサー」 (タミヤ メイクアップ材)
・ 「ガイアマルチプライマー」 (ガイアノーツ)
【 T48型 ラバーストッパー型 可動キャタピラ (シャーマン用) (ブロンコモデル 1/35 AFV アクセサリー シリーズ AB3538) 対応車両 】
・ M4 シャーマン
・ M4A1 シャーマン
・ M4A2 シャーマン
・ M4A3 シャーマン
・ M4A4 シャーマン
・ M7 プリースト
・ M10 駆逐戦車
・ M12 キングコング
・ M36 ジャクソン
・ セクストン自走砲
・ アキリーズ対戦車自走砲
などの「M4中戦車」系列車両。
【 T48 ダックビルつき キャタピラ (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-T48D) パッケージ内容 】
・ ベルト式履帯 ×4枚
・ 台紙兼取扱説明書
【 アメリカ戦車のダックビルつき履帯 について 】
●第2次大戦中、「M4中戦車」シリーズは、アメリカ軍の主力として開発、生産、配備をしていましたが、「M3 中戦車」をベースに開発をしていたため、履帯や走行装置のメカニズムなどは「M3」と同じ仕組みとなっていました。
●ところが、「M3」よりも重い自重となった「M4中戦車」シリーズでは、誕生当初より履帯の接地圧の高さが問題となっていました。
●この不都合を解消するために考案されたのが、履帯の端に追加する「延長コネクター」で、サイドコネクター部に取り付けることで履帯の幅を拡大し、履帯の接地圧を軽減することができました。
・ しかしながら、履帯の幅を広げると走行時の抵抗を増やすことにつながり、走行速度が低下するという欠点もあります。
●この「延長コネクター」は、その形状をとらえて「ダックビル」と呼ばれ、「M4中戦車」シリーズの中でも重量の重い「M4A3E2」にはとりわけ必需品となり、その他の車両にも装着例を多く見ることができます
●「M4中戦車」シリーズに「HVSSサスペンション」が導入されると、それに応じて履帯の幅も拡大、接地圧を増やすための「ダックビル」は不要になりましたが、「VVSSサスペンション」の車両では終戦に至るまで多数に装着され続け、継続して使用されていたようです。