1/72 ARL-44 フランス重戦車
「1/72 ARL-44 フランス重戦車 (プラモデル) (CMK 1/35 AFVモデルキット No.MV122 )」です
●「ARL-44 フランス重戦車」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
【「1/72 ARL-44 フランス重戦車」について 】
●ARL-44は第二次世界大戦直後に生産されたフランスの重戦車です。
●1940年のフランス降伏後フランスでは新たな戦車を開発することが禁止されていましたが、フランスの戦車技術者たちの一部は秘密裏に戦車の開発を続け、1944年8月のパリ解放で新たに誕生したフランス臨時政府は戦車製造を速やかに開始する事を決定し主力戦車として開発されることになったのがARL-44重戦車でした。
●「ARL」は本車の開発を担当したリュエイユ工廠(Atelier de Construction de Rueil)の略で、「44」は1944年に開発が開始されたことを示しています。ARL-44はリュエイユ工廠が戦前に設計していたARL-40をベースに開発が進められ、走行装置はB1重戦車を踏襲し、エンジンはドイツ軍から接収したマイバッハ製HL230P30 V型12気筒液冷ガソリンエンジンを搭載しました。
●主砲は当初新型長砲身75mm砲を搭載することを想定していましたが、アメリカの76mm砲やイギリスの17ポンド砲を超える、連合軍がいまだ運用できていない長砲身の90mm砲が採用されました。
●ARL-44重戦車の開発作業は急ピッチで進められましたが、1945年5月のドイツ降伏時にはモックアップが完成した状態でした。
●フランス政府は自国による戦車製造継続と国威高揚のため開発を続行し、1949年に60輌が完成し1950年より部隊配備が行われました。1951年のフランス革命記念パレードが最初で最後の公的な場への参加でした。