日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り) 特別仕様 日本陸軍歩兵付き
「日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り) 特別仕様 日本陸軍歩兵付き (プラモデル) (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ No.S.W.A.033EX-001 )」です
●太平洋戦争時における日本陸軍の自走砲「1式砲戦車 ホニ1」を1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●「97式中戦車」をベースに「90式 75mm野砲」を搭載した「1式砲戦車 ホニ1」を再現、自走砲ながら厚い装甲を備えた力強いフォルムを再現した内容になっています。
●フジミ製「日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り)」のキットをベースに「日本陸軍歩兵セット」のランナーをセットしたスポット生産品となります。
【 日本陸軍 一式砲戦車 ホニ 概要 】
●ミニスケールとしてはスタンダードなパーツ構成と、モールドを主体にしたディテール再現。
●ベテランキットながら、リサーチの行き届いた定番的キット。
●全体のパーツ数は抑えており、作り易さに配慮した構成。
●履帯は「97式中戦車」用履帯、軟質素材によるベルト式。
●塗装例は日本陸軍仕様2種、部隊マークなどを再現したデカールが付属。
●戦車兵のフィギュアが2体付属。
●日本陸軍のフィギュア15体と「41式山砲」が付属しています。
・ 将校 ×1
・ 歩兵 ×9
・ 山砲の指揮官 ×1
・ 山砲の砲手 ×4
【 日本陸軍 一式砲戦車 ホニ について 】
●第2次世界大戦初期、ドイツ軍は機甲戦力を中心に機動戦を展開、それまでの戦史でも類を見ない短期間で圧倒的な勝利を収めることに成功し、新たな戦争の形を世界に知らしめました。
●日本陸軍は、このドイツ軍の機動戦に影響を受け、自走砲の開発に着手します。
●もっとも、当時はドイツ軍も自走砲の形態を模索中の頃であり、日本陸軍では自走砲に「対戦車自走砲」と「自走榴弾砲」の2つの役割を兼用するようにして設計を始めました。
●1941年6月、自走砲の試作車が完成、同年10月に「1式砲戦車」として制式化されました。
・ 「1式砲戦車」は、高初速で評価の高かった「90式 75mm野砲」を搭載、この砲は砲身の命数が短いという欠点がありましたが、通常の火砲と比べて砲弾使用量の少ない自走砲には適していました。
・ 日本陸軍では、自走砲の運用を戦線後方に限定するのではなく、最前線に進出して直接照準での火力支援を行うことも想定しており、「1式砲戦車」はベースとなった「97式中戦車」よりも最大装甲が厚かったのも特徴の一つです。
・ 「1式砲戦車」は「90式 75mm野砲」を搭載したタイプだけではなく、「105mm榴弾砲」を搭載したタイプも開発、この結果「90式 75mm野砲」を搭載したタイプは「ホニ1」、「105mm榴弾砲」を搭載したタイプは「ホニ2」と呼ばれています。
●この「1式砲戦車」は、本来ならば各戦車連隊に1コ中隊分が配備される予定でしたが、太平洋戦争開戦後は日本の兵器生産は航空機や艦艇に重点が置かれたために、「1式砲戦車」の生産は遅々として進まず、配備定数を満たした戦車連隊は皆無でした。
●当時、日本陸軍の戦闘車両の中で最強の存在だった「1式砲戦車」は、極少数をフィリピン戦に投入、ベテラン兵によって運用された「1式砲戦車」は不利な状況下においても活躍を続け、アメリカ軍に大きな損害を与える戦果を挙げています。
●「1式砲戦車」の活躍はアメリカ軍に強い衝撃を与え、爆撃によって埋もれた状態で放棄された1両をアメリカ軍が掘り出し、本国への持ち帰って研究、その1両が唯一の「1式砲戦車」として存在しています。
【 日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り) 特別仕様 日本陸軍歩兵付き (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ S.W.A.33EX-1) プラモデルの内容 】
●この日本陸軍の自走砲「一式砲戦車 ホニ1」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●1/76のミニスケールキットとしてスタンダードなパーツ構成と、モールドを主体としたディテール再現により「一式砲戦車 ホニ1」を再現、リサーチも行き届き、ポイントを押さえた造型で、ベテランキットながら定番的なキットとして楽しめる内容になっています。
●「一式砲戦車 ホニ1」のキットパーツを2輌分セット、合計2輌を製作することができます。
■ 一式砲戦車 ホニ1 パーツ構成
●「一式砲戦車 ホニ1」は「戦闘室」「車体上部」「車体下部」の3ブロックに分割した構成。
■ 戦闘室
●「90式 75mm野砲」の砲身は、揺架及び砲尾を含めた一体成型のパーツで再現。
・ 「砲架」は左右に分割したパーツで再現、「操作ハンドル」は別パーツ化しています。
・ 砲身は完成後も上下に可動させることができます。
●戦闘室は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて製作します。
・ 側面の「視察口」はモールド化して再現
・ 戦闘室内部のフロアパネルや隔壁などを個別にパーツ化して再現しています。
■ 車体上部
●フェンダー、排気管を含めて一体成型のパーツで車体上部を再現。
・ 排気管後部、前方機銃、前照灯、牽引フックなどを別パーツ化して再現。
・ 車載工具類はフェンダー上にモールド化して再現しており、ジャッキは別パーツ化しています。
・ 車体後部の雑具箱は一体成型化したパーツで再現、後部に装着する牽引ワイヤーは巻いた状態を別パーツ化して再現しています。
■ 車体下部
●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて製作します。
・ 各サスペンションアームは側面パネルに一体化して再現。
・ 起動輪、誘導輪、転輪は前後に2分割したパーツで再現しています。
■ 履帯
●履帯は、ゴム製のベルト式履帯。
・ 「九七式中戦車」用のシングルピン式履帯形状を再現しています。
・ 一本のベルト状の履帯パーツの両端を合わせ、熱したドライバーなどで接合します。
■ フィギュア
●戦車兵を再現したフィギュアが2体付属、一体成型のパーツで再現しています
●戦車兵の服装は「98式軍衣」を着用、戦車帽を被った姿です。
●戦車兵のポーズ
・ 車長キューポラに収まり、両手で双眼鏡を持っているポーズ。
・ 立った姿勢で、敬礼しているポーズ。
■ 日本陸軍歩兵 パーツ構成
■ 日本陸軍 兵士
●フィギュアの内訳は、将校1体、歩兵9体、山砲の指揮官1体、山砲の砲手4体の合計15体です。
●各フィギュアは一体成型のパーツで再現、小火器類はフィギュアに一体成型化して再現しています。
●服装は、「98軍衣」を着用、ゲートルを巻き、「略帽」を被った姿です。
・ 将校と山砲の指揮官は、ブーツを履いた姿になります。
・ 山砲の指揮官及び砲手はヘルメットを着用しています。
●服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、雑嚢などの装備品は立体感ある造型となっています。
●フィギュアのポーズは15体、7種類
・ 仁王立ちの姿で、軍刀を大きく掲げ、指揮を行っている将校 ×1
・ 伏せた姿勢で、機関銃を射撃している歩兵 ×3
・ 片膝を付いた姿勢で、小銃を射撃している歩兵 ×3
・ 着剣した小銃を持って、前進している歩兵 ×3
・ 両膝を付いた姿勢で、片手を挙げて、山砲の射撃を指揮している指揮官 ×1
・ 片膝を付いた姿勢で、片手で山砲の操作ハンドルなどを持っている砲手 ×2
・ 片膝を付いた姿勢で、両手で砲弾を抱えている砲手 ×2
■ 41式山砲
●「41式山砲」(連隊砲)が付属しています
・ 「41式山砲」は、砲身、砲架、防盾、車輪の各パーツで構成、操作ハンドルなどを別パーツ化しています。
●フィギュア固定用の小型ベース(×12)を同一ランナー上に成型しています。
【 日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り) 特別仕様 日本陸軍歩兵付き (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ S.W.A.33EX-1) マーキングと塗装 】
●組立説明書内に「一式砲戦車 ホニ1」の「マーキング及び塗装図」をモノクロで記載しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
●塗装・マーキング
・ 陸軍 野戦砲兵学校
・ 機動砲兵連隊
●説明書のマーキング例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体名、車体番号などを再現したデカールが付属しています。
【 日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り) 特別仕様 日本陸軍歩兵付き (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ S.W.A.33EX-1) パッケージ内容 】
・ 一式砲戦車 ホニ1 ×2
・ 戦車兵フィギュア ×4
・ 日本陸軍 歩兵 ×15
・ 41式 山砲 ×1
・ デカールシート ×2
・ 組立て説明書 ×1
【 日本陸軍 一式砲戦車 ホニ (2両入り) 特別仕様 日本陸軍歩兵付き (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ S.W.A.33EX-1) 製品仕様 】
●プラスチックモデル組立キット
・ 各パーツ類はランナー状に成型されていますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。
・ パーツの固定には「プラモデル用接着剤」などの接着剤をご利用下さい(別売り)。
●「一式砲戦車 ホニ1」のパーツ数 : 69 (1輌あたり)
●製品素材 : PS、紙、EVA
●パーツ成型色 : ライトグレー
●対象年齢 : 15歳以上 (フジミ基準)
●「一式砲戦車 ホニ1」の完成時のサイズ
・ 全長 : 約80mm
●日本製
●2020年 スポット生産
●2019年 シリーズ再編成 (デカール内容変更)