愛知 九九式艦上爆撃機 11型/22型
「愛知 九九式艦上爆撃機 11型/22型 (プラモデル) (フジミ 1/72 Cシリーズ No.C-039 )」です
●「愛知 九九式艦上爆撃機 11型/22型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【愛知 九九式艦上爆撃機 11型/22型 について 】
●練度を上げ精度の高い爆弾攻撃で太平洋戦争の緒戦に活躍した「九九式艦上爆撃機11型」を再現。
・ スパッツの付いた固定脚と楕円形の主翼を備えた、独特のフォルムを再現した内容となっています。
・ 「九九式艦上爆撃機11型」は、昭和11年(1936年)に日本海軍が「愛知航空機」「中島飛行機」「三菱航空機」の3社に対して「11試艦上爆撃機」の試作指示を出して開発が進められた機体です。
・ 昭和14年(1939年)に「愛知航空機」の機体が「九九式艦上爆撃機」として制式採用になりました。
・ 「九九式艦上爆撃機」は日本海軍が初めて採用した全金属製片持式低翼単葉機で、基本思想はドイツのハインケル社の高速単葉輸送機「He70」をモデルとしており、楕円形翼、機体全面に枕頭鋲等を取り入れた独特のフォルムとなりました。
・ 主翼は、ネジリ剛性を持たせるために頑強とすることや、中央翼を厚くしないという事から固定脚を採用し、昭和17年(1942年)までに476機が生産されました。
・ 昭和15年(1940年)春の日中戦争から参戦しますが、昭和16年(1941年)12月の真珠湾攻撃作戦が本格的な活躍となり、「零式艦上戦闘機」や「九七式艦上攻撃機」と共に華々しい戦果を挙げました。
・ 「九九式艦上爆撃機」の急降下爆撃は、奇襲、高い命中精度、敵の心理を威圧するという特徴を持った攻撃法で、水平爆撃の命中率10%に対して80%という高い命中率を誇り、太平洋戦争初期における主力機として活躍しました。
【愛知 九九式艦上爆撃機 11型/22型 のプラモデル内容について 】
●機体パーツ全体にはパネルラインなどが凹モールドで再現されております。
・ 動翼のラインは可動するかに見えるような若干深みのあるモールドで彫刻、動翼の羽布張り表現も施した内容となっています。
・ 機体胴体は左右に分割したパーツで構成、機首エンジンカウル部、主翼・尾翼部は別ブロック化しています。
・ 胴体下部のループアンテナカバーは別パーツ化、取り付けの有無を選択できます。
・ カウリング部は左右に分割したパーツで構成、カウリング前面のリングは別パーツ化して再現しています。
・ エンジンは前部の開口部から見える範囲を再現しています。
・ エンジンカウルは11型と22型でそれぞれ専用パーツ化しています。
・ 排気管は別パーツ化しています。
・ プロペラは、ハブとプロペラを分割した構成で、回転させることが可能です。
・ 主翼は上下分割のパーツで構成しており、ダイブブレーキは別パーツ可しています。
・ ピトー管は別パーツ化して再現しています。
・ 爆弾リリースアームは2パーツに分割して再現しています。
・ 垂直尾翼、水平尾翼は一体成型のパーツで再現しています。
・ 脚部は、スパッツ、脚タイヤを含めた形状を左右に分割したパーツで再現しています。
・ 尾輪部は胴体パーツと一体成型化して再現、着艦フックは別パーツ化しています。
・ キャノピーは1ピースのクリアパーツで再現、キャノピーフレーム部分は凸状のモールドで再現しています。
・ アンテナ支柱、照準器を別パーツ化しています。
・ コクピットは独立したブロック構成で、コクピットブロックを胴体パーツで挟み込む形となっています。
・ コクピット内はフロア面、前後シート、前面計器パネル、操縦桿を個別にパーツ化して再現しています。
・ 機外兵装として250kg爆弾 ×1,60kg爆弾 ×4が付属しています。
・ 60kg爆弾は、11型は2個、22型は4個使用します。
・ 計器パネルはフラットな状態となっており、メーター類を再現するデカールが付属しています。
・ 説明書のマーキング例に基づく、国籍マーク、機体番号、機体表示、胴体の帯、垂直尾翼の帯、スパッツの帯などを再現したデカールが付属しています。
【愛知 九九式艦上爆撃機 11型/22型 仕様 】
※この商品は、組み立て、塗装が必要なキットです。
※組み立て、塗装には別途、接着剤や工具等が必要です。