WW2 ドイツ 星型アンテナセット
「WW2 ドイツ 星型アンテナセット (プラモデル) (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-004 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の車載無線機用のアンテナ「星型アンテナ (スターアンテナ)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●大戦中期以降の偵察用車両や指揮車両に装備された「スターアンテナ」を再現、戦車兵用のヘッドフォンセットなども含まれており、車両やフィギュアのディテールアップ用パーツとして広く活用できる内容となっています
・ ヘッドフォンのバンドは長さが異なる3種をセット、各メーカーのフィギュアに対応することができます
●本キットには
・ スターアンテナ本体 ×1組
・ TSR.1 ペリスコープ (「4号指揮戦車」「4号観測戦車」用) ×1
・ ベンチレーターカバー (「4号戦車」用) ×1
・ ヘッドフォン×2組
・ ヘッドホンバンド ×6
・ 咽頭マイク ×4
・ 通話切り替え装置 ×2
・ 馬蹄 ×4
などをセットしています
【 「星型アンテナ (スターアンテナ)」について 】
●ドイツ軍は、機動戦を展開するために車両間通信だけではなく、部隊間の通信能力を重視しており、第2次世界大戦開戦当初は部隊間通信を担当する車両には、長距離通話を行うための大型の「フレームアンテナ」を装備していました
●この「フレームアンテナ」を装備した場合、通常の「ホイップアンテナ」と比べて飛躍的に通信能力を向上させることができましたが、大掛かりな装備となるためにコストが高く、また、外観上アンテナの存在が目立ってしまうという欠点を持っていました
●そこで、ドイツ軍は小型ながら同等の通信能力を持つ「スターアンテナ」を開発、1942年頃から各種車両に装備しています
●もっとも、フレームアンテナを装備した車両もまだ数多く残っていたため、一斉に「スターアンテナ」への切り替えがされたわけではなく、1943年末頃まで既存の「フレームアンテナ」を装備した車両の姿を見ることもできます
・ 指揮車両の中には、「フレームアンテナ」と「スターアンテナ」の両方を装備した車両もありましたが、徐々に「スターアンテナ」装備のみになっています
●この「スターアンテナ」は、偵察車両、指揮車両、そして観測車両などに設置され、ドイツ軍車両の特徴の一つにもなったのです
【 「WW2 ドイツ 星型アンテナセット」のキット内容について 】
●このドイツ軍の車載無線機用のアンテナ「スターアンテナ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「3号戦車」「4号戦車」「パンター戦車」「キングタイガー」などのキットに設置して、「指揮戦車」「観測戦車」へと改造する事ができるパーツセットです
●また「スターアンテナ」の他に、ヘッドフォンセットや観測用ペリスコープ「TSR.1」などもセット、「スターアンテナ」を装備した車両だけではなく、フィギュアなどのディテールアップにも広く活用することができます
●「スターアンテナ」は、上部(スター部分)はエッチングパーツ、下部はプラスチック製パーツで構成しています
・ 下部のパーツにはアンテナマウント部分を一体成型化して再現しています
・ 「スターアンテナ」の装備用の円形ベースが付属
・ 角度をつけて放射線状に展開するアンテナ素子の形状を、手軽に再現できるよう折り曲げ用の治具が付属しています
●「4号指揮戦車」「4号観測戦車」用に使用できる以下のパーツが付属しています
・ 観測用ペリスコープ 「TSR.1」 ×1
・ ベンチレーターカバー ×1
・ 砲塔上部のアンテナベース ×1
・ 砲塔上部に増設されたアンテナマウント ×1
・ 車体後部のアンテナマウント ×1
●戦車兵のフィギュア用としてヘッドフォンセット(×2)が付属しています
・ 「ヘットフォン本体」はプラスチックパーツで、左右それぞれ一体成型のパーツで再現
・ 「通話切り替え装置」も一体成型のプラスチックパーツで再現、上部と下部にはコード保護用のスプリングのディテールを繊細な彫刻で再現しています
・ 「ヘッドフォンバンド」は、長さが異なる3種(×各2)をセット、各メーカーやキットごとに大きさが異なる頭部に対応させることができます
・ 「咽頭マイク」も長さの異なる2種(×各2)をセットしています
【 「WW2 ドイツ 星型アンテナセット」のパッケージ内容 】
・ スターアンテナ ×1
・ 「4号指揮戦車」「4号観測戦車」用アンテナ及び観測機材パーツ 一式
・ ヘッドフォンセット ×2組
・ エッチングシート ×1
・ 組立て説明書 ×1