H-21 フライングバナナ
「H-21 フライングバナナ (プラモデル) (イタレリ 1/72 航空機シリーズ No.1315 )」です
●「H-21 フライングバナナ」です
●「H-21 フライングバナナ (H-21 ワークホース)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●航空自衛隊所属の「02-4751号機」ほか3機種のをバリエーションを再現できる内容となっています【 「パイアセッキ H-21 ワークホース」について 】
●「H-21 ワークホース」は、アメリカの「パイアセッキ社」により開発されたタンデムローターの多目的ヘリコプターで、後部が大きく上方に反り返った文字通り「バナナ」のような機体が特徴で、このため「フライングバナナ」と呼ばれていました
●1950年代としては大型のヘリコプターで、その搭載量を活かしてヘリボーン作戦やガンシップ、捜索救難など幅広い用途で使われ、我が国の航空自衛隊でも1960年代に捜索救難機として運用されていました
●しかし「H-21」のローターは木製だったため、高温多湿の我が国の環境では変形の問題が有り、また、旧式機で部品の調達が難しく、1963年と64年の事故の結果、1966年までに全機が退役しました
【 「H-21 フライングバナナ」のキット内容について 】
●この「H-21 フライングバナナ」を再現したプラスチックモデル組立キット
●機体胴体部は左右分割のパーツ及びコクピット部のガラスパーツで構成、ローター、水平安定板は別ブロック化して構成されています
・ 機体全体のパーツには、しっかりとしたタッチのパネルラインが凹モールドで再現、また各所にリベットラインが再現されています
●ローターは3枚のブレードが分割されたパーツで構成、ローターハブに組み合わせる構成となっています
●胴体後部の水平安定板は水平部・垂直部共に表裏分割の構成となっています
●主脚はフレーム状の構造を効率よく分割したパーツで再現
・ 脚柱は本体フレームとダンパー、タイヤが別パーツ化されています
・ 首脚は本体と別パーツ、タイヤと脚柱が別パーツで再現されています
●キャビンの操縦席部はガラス部分が大型のクリアパーツで構成され、コクピットがよく見えるようになっています
●コクピット内はシート、計器盤などが再現されています
・ 計器盤のメーター類が彫刻で再現されています
●キャビンの客席部も精密に再現されています
・ 内部隔壁や桁材、その間から見える「ライト R-1820-103 星型エンジン」の一部などが再現されています
・ 簡易式の座席を再現、格子状の肉抜きも間が抜かれた状態で成型されています
・ 客席側の窓も全てクリアパーツで再現されています
・ サイドのスライドドアは開閉状態を選択して製作可能です
●「H-21 フライングバナナ」用の機外装備として
・ 増槽 ×2
が付属しています
●「H-21 フライングバナナ」用のマーキングとして
・ 航空自衛隊 捜索救難機 (02-4751) 浜松航空博物館展示機
・ アメリカ空軍 第1370飛行隊 (34327) M.A.T.S., Tumer Field GA., 1960
・ カナダ空軍 救難空輸隊 (610) Nova Scotia 1960
・ フランス海軍 31F アルジェリア 1956
の4種類が組立説明書内に指示されており、付属のデカールを使用して、いずれか1機種を再現することが可能です
●機体番号、国籍マーク、機体塗粧、コーションデータのステンシル類を再現したデカールが付属しています