F-15J イーグル 航空自衛隊 第2航空団 第203飛行隊 千歳基地 (32-8825)
「F-15J イーグル 航空自衛隊 第2航空団 第203飛行隊 千歳基地 (32-8825) (完成品) (ウイッティ・ウイングス 1/72 スカイ ガーディアン シリーズ (現用機) No.75219 )」です
●「F-15J イーグル 航空自衛隊 第2航空団 第203飛行隊 千歳基地 (32-8825)」」です
●航空自衛隊、千歳基地に展開する「第2航空団 第203飛行隊」所属の「F-15J イーグル (32-8825)」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
・ 「第2航空団 第203飛行隊」は航空自衛隊において「F-15J イーグル (32-8825)」が2番目に配備された部隊で、冷戦期より北の空の護りを務めています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 「F-15 イーグル」について 】
●「F-15 イーグル」はアメリカのマグダネル・ダグラス社が1970年代に開発した制空戦闘機です
●朝鮮戦争の頃、アメリカ製戦闘機とソビエト製戦闘機の「撃墜:被撃墜」比率はおよそ「10:1」とアメリカ側が圧倒的に優位でしたが、ベトナム戦争の頃になるとその差はほぼ同等にまで縮まりました
●とりわけミサイル至上主義に起因するドッグファイト無用論が広まった結果、近接戦闘が軽視され、その対応不良による犠牲が大きくなり、アメリカ軍でも無視すべからざる重大な問題とされました
●アメリカ軍はこの問題に対し2本立ての対抗策を打ち出し、その一つが仮想的部隊によるドッグファイト技能の向上、そしてもう一つが強力な制空戦闘機の開発で、その主力として送り出されたのが「F-15 イーグル」でした
●「F-15 イーグル」の初飛行は1972年で、完全な「ポスト・ベトナム戦争」の機体として誕生しました
・ 「F-15 イーグル」は、機首部を挟み込む形で2つのジェットエンジンを配置、高い機動性を生み出す広大な主翼と2枚の大きな垂直尾翼を有し、高度化された電子装備で武器管制オペレーターを不要とした単座戦闘機の形となりました
●強力な「プラット・アンド・ホイットニー F100ターボファンエンジン」は単機でも10トンを越える推力を生み出し、この余剰推力をもって、当時としては画期的な高機動性能を獲得する事に成功しました
●また、強力なミサイル運用能力に加え、固定武装である「M61A1 20mmバルカン砲」は、以前の主力戦闘機である「F-4 ファントム」の携行弾数の約1.5倍の940発を搭載、格闘戦による敵機の撃破が重視されていました
●この他、各高度に柔軟に対応する可変空気取入口などの技術が惜しみなく取り入れられましたが、その結果機体単価は高騰してしまいます
・ 「F-15 イーグル」はアメリカ空軍の切り札的機体でもあったため、輸出先も限定せざるを得ず、ハイローミックスの下位機種である「ジェネラルダイナミックス F-16 ファイティングファルコン」の好調な輸出を尻目に、我が国を始めとする数ヶ国の採用に留まっています
●「F-15 イーグル」はその後、世界各地で実戦を経験しましたが、2010年当時で採用国の被撃墜記録は無いとされ、これが正しければ「F-15 イーグル」とその他の機体の「撃墜:被撃墜」比率は「115:0」となり、まさに無敵の制空戦闘機との評価を与えることができます
●その後、余裕のある搭載能力を活かした戦闘爆撃機型「F-15E ストライクイーグル」も開発され、約11トンにも及ぶ搭載能力を活かして活躍、また、新世代のマルチロール機が出現し、価格的、性能的に値頃感が出た結果、制空型を上回るカスタマーを生み出すことに成功します
●我が国では「F-15C/D」に準拠した型式を「F-15J/DJ」として採用、1981年末より運用が開始され、冷戦期の緊張感溢れる時代から、近年の混沌とした近隣情勢まで、一貫して空の護りを務めています
・ 我が国の「F-15」は、後継機となる機体のまとまった調達が見込まれない事から、今後も改良を続けながら長らく我が国の空を守り続けることでしょう
●近年、本国のアメリカでは後継機となる「F-22A ラプター」の部隊配備が進み、ロシアの「スホーイ Su-22 フランカー」を始めとする新世代機が登場する中、「F-15 イーグル」の絶対的優位は薄らぎつつありますが、確立された運用形態や整備体制、稼働率などをもって、「実用戦闘機」として今後も安定した活躍を続ける事でしょう【 「F-15J イーグル 航空自衛隊 第2航空団 第203飛行隊 千歳基地 (32-8825)」の製品内容について 】
●この「F-15J イーグル」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
●航空自衛隊「第2航空団 第203飛行隊」において運用されている制空ゴースト迷彩の「F-15J イーグル (32-8825)」の機体を再現した内容となっています
●単座型となる「F-15J イーグル」の機体全面にはスケール感を損ねない程度のパネルラインが掘り込まれ、機首のエアインテーク、主翼や尾翼のエッジ部分はシャープに仕上げられています
●垂直尾翼の方向舵やオールフライングテールの垂直尾翼は可動式です
●ランディングギアは差し替え式、パーツの差し替えにより「飛行状態」と「駐機状態」のいずれかを再現する事ができます
・ ギアカバーは「飛行状態」の物はワンピース、「駐機状態」の物は複数のピースで構成されています
●キャノピーは開閉させることが可能
・ キャノピーパーツは2ピースのクリアパーツで再現、可動により開閉状態を再現します
・ 枠はダークカッパーで塗装されています
・ パイロットシートとコンソール、HUDなどが再現されています
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア×1が付属しています
●機体の塗装は、機体上面を2色のグレーによる制空迷彩とし、下面を単色のグレーとした「ゴースト迷彩」塗装を再現しています
・ 垂直尾翼には「第2航空団 第203飛行隊」のエンブレムとして、先代の「F-104J」以来使用を続けている「203」を図案化したテディベア風の愛嬌ある「ヒグマ」のマークが施され、その胴には「第2航空団」を表わす2つの星が記されています
・ 空中給油口や機体上部のルーバー、エンジンの無塗装となる高温部分や翼端灯などがきっちりと塗り分けられています
・ 日の丸を始め部隊マーク、エンブレム、機体番号「32-8825」、コーションデータのステンシル類がタンポ印刷で施されています
●「F-15J イーグル」の機外兵装として
・ AIM-9 サイドワインダー ×4 (エジェクターラックに2発ずつ搭載)
・ AIM-7 スパロー ×4
・ 胴体タンク ×1
が付属しており、所定の場所へと取り付ける事ができます【 「F-15J イーグル 航空自衛隊 第2航空団 第203飛行隊 千歳基地 (32-8825)」のパッケージ内容 】
・ F-15J イーグル ×1
・ AIM-9 サイドワインダー + エジェクターラック×2セット
・ AIM-7 スパロー ×4
・ 胴体タンク ×1
●ダイキャスト製 塗装済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ ランディングギアの交換、ミサイルなどの兵装の装着は機体にはめ込む形で取り付けて下さい
●Item No. : WTW-72-005-020