ドイツ フィールドキッチン Hf.14型
「ドイツ フィールドキッチン Hf.14型 (プラモデル) (IBG 1/35 AFVモデル No.35008 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の「フィールドキッチン」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ドイツ軍の野戦部隊には欠かせない野戦炊事車輌「フィールドキッチン」を再現、木製車輪を装備した馬曳き用のタイプが表現されています【 「フィールドキッチン」について 】
●たとえ戦争自体が短期戦であっても、前線に展開する野戦部隊は戦闘準備や宿営地の設置などで長期に渡り戦場に展開することから、野戦糧食は戦闘行動の継続に大きなウェイトを占めることになります
●2~3日程度でしたら、缶詰やレーションなどの非常用の野戦食料で済ますことができますが、それ以上の期間となると温かい食事を供給する必要性が高くなり、そのため各国の軍隊は野戦炊事車輌の開発と生産を行いました
●ドイツ軍の野戦炊事車輌「フィールドキッチン」は、部隊構成の必需品とされ、ドイツ軍の部隊編成の際には、どのような兵器よりも、真っ先に揃えておくものとされていました
・ 大戦中のドイツ軍では、1日の中で、最低1回は温かい食事を取るようにと決められていました
●ドイツ軍の野戦食は、「パン」と「シチュー」との取り合わせが中心で、「フィールドキッチン」では主に「シチュー」を調理、「パン」は師団直属の「製パン中隊」から運んでいました
●この「フィールドキッチン」の構造は、大きな鍋が中央に位置し、その下側に複数の焚口が存在しています
・ 大型の鍋はシチューを炊くのが目的で、特殊な2重構造をしており、保温する能力も兼ね備えていました
・ 鍋の隣にはコーヒーを沸かすための装置が在り、他にレンジも備えています
・ 燃料は、薪や石炭等を使用し、排気は1本の煙突から行いました
・ 1台の「フィールドキッチン」の能力は兵士120~220人分の野戦食を作ることができました
●各歩兵師団には、馬曳き用の「フィールドキッチン」が用意されましたが、機甲部隊用には、トラックの荷台に装備される車載型も作られています【 「ドイツ フィールドキッチン Hf.14型」のキット内容について 】
●このドイツ軍の野戦炊事車輌「フィールドキッチン」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●IBG社スタンダートの表現力により「フィールドキッチン」を再現、素朴さを感じるモールドながら、スケールモデルとして強弱が付けられており、実車の特徴を押さえた内容となっています
●「フィールドキッチン」は「本体」「シャーシ」の2ブロックで構成されています
●本体は、各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ 鍋の内釜は別パーツです
・ 鍋の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 鍋の蓋を固定する蝶ネジがパーツ化
・ 煙突は左右分割式です
・ シチューを掻き混ぜるための柄杓のパーツが付属しています
●シャーシのメインフレームは各アーム部を接合する方式です
・ リーフ式サスペンションは各1パーツで構成
・ 車輪は、本体部分とハブキャップとの2分割式です
●食料携行缶が1個付属しています
●「フィールドキッチン」のマーキングとして、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ国防軍 (大戦中)
・ ドイツ国防軍 (オランダ / 1944年)
●説明書の塗装例に基づく、銘板を再現したデカールが付属しています
●2012年 完全新金型 (IBG社製「ドイツ アインハイツディーゼル 6輪カーゴトラック w/フィールドキッチン (Hf.14)」と同時発売)