ソビエト軍 BRDM-2UM 指揮通信車
「ソビエト軍 BRDM-2UM 指揮通信車 (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05514 )」です
●「ソビエト軍 BRDM-2UM 指揮通信車」です
●現用のソ連軍(ロシア軍)の小型装甲指揮通信車「BRDM-2UM」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●「BRDM-2」をベースとした小型装甲指揮通信車「BRDM-2UM」を再現、砲塔を撤去した特徴的なフォルムが表現されています【 小型装甲指揮通信車「BRDM-2UM」について 】
●1959年、ソ連軍は偵察用の小型装甲車輌「BRDM-1」を開発、ソ連軍及びワルシャワ条約機構軍に広く運用されました
●同車は浮航推進能力を重視、そのために先端の尖った車体形状となっているのが特徴でしたが、固有の武装を持っていない関係から、砲塔を装備した改良型である「BRDM-2」が1966年に登場、車体形状も船形へと変更されています
●「BRDM-2」は、その生産性と使い勝手の良さから偵察用の車輌として「ソ連軍」「ワルシャワ条約機構軍」、そしてソ連の友好国で使用され、2万両程度が生産、現在においても8000両余りが使用され続けています
●また、「BRDM-2」は、その戦闘室スペースを生かし、装甲車両のプラットフォームとしても流用され、「対戦車ミサイル装備型」「対空ミサイル装備型」などが登場、「指揮通信型」として開発されたのが「BRDM-2UM」です
●「BRDM-2UM」では、上部の砲塔を撤去、その開口部は塞がれて車内に無線機が増設されており、機械化部隊用の指揮車などとして使用されました
【 「ソビエト軍 BRDM-2UM 指揮通信車」のキット内容について 】
●この現用のソ連軍(ロシア軍)の小型装甲指揮通信車「BRDM-2UM」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●トランペッター社の現用車輌キットのフォーマットに沿って「BRDM-2UM」を再現、パーツ数を抑えながらその細かなディテールを再現した内容となっています
●トランペッター社製「ソビエト BRDM-2 初期型 デドコフ 2」をベースとして、「BRDM-2UM」を再現するために戦闘室上面パネルを新規パーツへと変更し、アンテナ基部などを追加したバリエーションキットとなります
●「BRDM-2UM」は、「車体上部」「車体下部」の2ブロックで構成されています
●車体上部は、一体成型となっており、戦闘室上面パネルは別パーツです
・ 車体側面の視察部は別パーツで、クリアーパーツとなっています
・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前部ウィンドーはクリアーパーツとなっており、別パーツの装甲パネルは開閉状態が選択可能です
・ 排気管は左右分割式で、先端部はスライド式金型により開口処理されています
・ 前照灯及び管制灯のガラス部はクリアーパーツとなっています
・ ライトガードはプラパーツにて再現
●車体下部は、前部パネルが一体成型された底面部に、側面パネル、内部フェンダーを取り付ける構成となっています
・ リーフ式サスペンションは、各1パーツで構成
・ 中央の補助輪は、収納した状態と、使用時の展開した状態とが選択できます
・ 前後のデファレンシャルは各6パーツで構成
・ ショックアブソーバーは別パーツとなっています
●タイヤは、ホイールとゴムの部分とに分割されています
・ ゴムの部分はラバー製となっており、複雑なトレッドパターンを再現
・ 補助輪も同様なパーツ構成となっています
・ タイヤは、内蔵させるポリキャップにより可動します
●車体内部が再現されています
・ 操縦席部分は、座席、メーターパネル、ハンドル、レバー、ペダル類がパーツ化
・ 戦闘室部分は、床面、座席などが再現
・ 車体後部は、隔壁、水上推進装置などがパーツ化されています(エンジンは含まれていません)
●フロントウィンドー、前照灯のガラス部、側部の視察部、前部のペリスコープなどを再現するクリアーパーツが付属
●水上推進装置のメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●「BRDM-2UM」マーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号を再現したデカールが付属しています
●総パーツ数 : 約220
●全長 : 164.7mm
●全幅 : 65mm
●2011年 一部新金型