ドイツ 軍用小型無線通信車 Sd.Kfz.2 170VK w/クルー
「ドイツ 軍用小型無線通信車 Sd.Kfz.2 170VK w/クルー (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB35151 )」です
●「ドイツ 軍用小型無線通信車 Sd.Kfz.2 170VK w/クルー」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の野戦乗用車「Type 170VK」の無線車タイプ「Kfz.2」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●如何にもドイツ軍車輌らしい無骨なスタイルを持つ「Type 170VK」を再現、無線車タイプとして後部に無線機を装備した姿が表現されています
●マスターボックス社製「ドイツ Sd.kfz.2 軍用無線車 Type 170VK」をベースとして、新規フィギュア4体を追加したフィギュアセットアイテムとなります【 「Type 170VK」について 】
●「ベンツ 170V」は、ダイムラーベンツ社が民間用として1936年に発表した小型乗用車です
●同車は、1700cc、38馬力のエンジンを搭載、駆動方式は前部エンジン、後輪駆動式で、曲線を基調としたボディを持っていました
●特徴的なのは、シャーシのフレームがX状にクロスした構造で、これにより軽量で剛性が高い性能をもっています
・ この「ベンツ170V」は、通常の4ドアセダンタイプの他に2ドアのカブリオレタイプなどが作られました
●ドイツ軍は軍の機械化を進めるにあたり、民間車を徴用もしくはメーカーから直接購入し、「ベンツ 170V」も軍用としても使用されました
●また、同車をベースとした野戦用乗用車型である「Type 170VK」も作られました
●この「Type 170VK」は、「ベンツ 170V」のシャーシ、ボンネット部分を流用、車体後部をアインハイツ計画に基づく統制型ボディとしたもので、優雅なフォルムを持つ「ベンツ 170V」に対して、無骨な車体形状となっています
●同車は、1938年から1942年までに19000台が生産され、民間用車輌をベースとした軍用車輌としては最多を誇っています
●一方、ドイツ軍では車体固有の名称の他に、その用途別に型式名が与えられており、「Type 170VK」にも用途によって「Kfz.」という車輌番号が付きました
●「Kfz.2」は、無線車を示しており、「Type 170VK」では右後方ドアを廃止、この部分に無線機取り付け用の台座が設置され、無線機が搭載できるようになっていました
・ パッケージの表記では「Sd.kfz.2」となっていますが、これは装甲車輌などを表す特殊車輌番号となります
【 「ドイツ 軍用小型無線通信車 Sd.Kfz.2 170VK w/クルー」のキット内容について 】
●このドイツ軍の野戦乗用車「Type 170VK」の無線車タイプ「Kfz.2」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●マスターボックス社のスタンダードな細分化したパーツ構成とそこに施された細かな彫刻で、小型の車輌である「Sd.Kfz.2 170VK」の細部を再現した内容となっています
●「Type 170VK Kfz.2」用のドイツ軍将兵を再現したフィギュア4体と馬1頭が付属、本キットのみで「Type 170VK Kfz.2」を中心とした雰囲気あるワンシーンを演出することができる内容となっています
●「Type 170VK Kfz.2」は「シャーシ」「エンジン」「ボディ部」の3ブロックで構成されています
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型で、これにバンパー部、サスペンション、デファレンシャルなどを取り付
ける構成となっています
・ タイヤはホイール部とゴム部、ハブキャップとが分割され、ゴム部はラバー製です
【 エンジン 】
●エンジン部分が再現されています
・ エンジン部は20パーツで構成、エンジン本体の他に、クラッチ、トランスミッション、発電機、ファンベルトなどが細かく表現されています
・ ラジエター部が別パーツで再現
【 ボディ 】
●ボディ部は、ベースとなる車体下部パーツに、ボンネット部、車体後部、内装などを取り付ける構成となっています
・ 車体下部パーツには、フェンダーが一体成型されています
●ボンネット部は各パネルを貼り合せる方式となっています
・ ボンネット側面は開閉状態が選択できます
・ フロントグリルは、通常の状態のパーツと、防寒カバーが付けられている状態のパーツが用意されており、選択して使用します
・ フロントグリル上部のラジエターキャップは、栓状のパーツと、エンブレムの付いたパーツとを選択できます
●車体後部は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ 各ドアは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ トランクの扉は別パーツで開閉状態が選択可能です
・ 尾灯は通常のタイプと車間表示灯との選択式となっています
●運転席部分は、各種レバー、ペダル類がパーツ化されています
・ メーター類はデカールで再現
●前照灯は、通常の状態と、管制カバーが付いた状態とを選択できます
●フロントウィンドーは、枠の部分が成型色パーツ、ガラス部はクリアーパーツとなっています
・ ワイパー、ワイパーの動力装置は別パーツです
・ 運転席部分のウィンドー部の開閉状態が選択できます
・ ウィンドー全体の起倒状態も選択できます
●側面のウィンドー用の枠(成型色パーツ)と、ウィンドー(クリアーパーツ)のパーツが付属しています
●展開した状態の幌のパーツと、折り畳んだ状態のパーツが付属、選択して使用します
●アクセサリーパーツが付属
・ 無線機2種 ×各1
・ モーゼル Kar98k ライフル ×4
●ウィンドー、前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています
【 フィギュア 】
●ドイツ軍将兵のフィギュア4体と馬1頭が付属しています
●高いフィギュア造形力を誇るマスターボックス社によりドイツ軍将兵を再現しています
・ オーソドックスなパーツ分割ながら、ドイツ軍人らしい精悍な顔付き、フィギュアのデッサン、服の皺の表現、細部の彫刻など、インジェクションフィギュアとして極めてハイレベルな内容となっています
●戦線後方において、騎上から書類を受け渡す将校と、「Type 170VK Kfz.2」に乗っている兵士のシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、将校2体、運転手1体、無線手1体の合計4体です
●服装は、将校が将校用野戦服に乗馬ズボン、将校用ブーツを履いた姿、運転手と無線手は「M36野戦服」にブーツを着用、運転手は略帽、無線手は規格帽を被った姿となっています
・ この服装は大戦を通じて見られた姿となりますが、無線手の規格帽は1943年頃から支給されましたので、全体的には大戦中期以降の状態となります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、ポケットやベルトなどの細部は繊細かつ立体的なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
●馬は、左右分割された胴体に、頭部、後頭部、尻尾を取り付ける構成となっています
・ 鞍などの馬具は馬にモールドされていますが、鐙は別パーツで再現されています
【 フィギュアのポージング 】
●将校のフィギュアの1体は、馬上から書類を渡しているポーズです
・ 将校は参謀を表現、右肩にかけて参謀用のモールがモールドされています
●将校のフィギュアの1体は、立った姿で馬上の将校から書類を受け取っているポーズ
●運転手のフィギュアは、運転席に座り、リラックスした状態で将校の様子を眺めているポーズです
・ かなりリラックスしており、上着の全ボタンを外して足を車外に出し、タバコを一服している状態となります
●無線手のフィギュアは、無線手席に座り、無線機を操作しながら無線を聞いているポーズとなっています
●馬は、4本の足を接地させ、静かに立っているポーズです
【 フィギュアランナーに付属している装備品類 】
・ 双眼鏡 ×1
・ 拳銃ホルスター ×2
・ マップケース ×1
・ 将校帽 ×2
・ 規格帽 ×1
など
【 塗装とマーキング 】
●「Type 170VK Kfz.2」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例がボックス裏面に記載されており、国防軍、空軍の合計6種のナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●2013年 フィギュランナー完全新金型