ドイツ Pz.kpfw.736e MK.6 観測軽戦車
「ドイツ Pz.kpfw.736e MK.6 観測軽戦車 (プラモデル) (エース 1/72 ミリタリー No.72519 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の観測戦車「Pz.kpfw.736 €」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●イギリス軍から捕獲した軽戦車「Mk.6」をベースとして砲兵用の観測戦車として改造された「Pz.kpfw.736 €」を再現、車体にキューポラのみを装備した特異なフォルムを表現した内容となっています【 「観測戦車 Pz.kpfw.736 €」について 】
●1940年5月、仏独戦が開始されると緒戦のドイツ軍の動きからフランス軍及びイギリスの大陸派遣軍(連合軍)の主力はベルギー、オランダ方面に急行します
●この間隙を突く形でドイツ軍の機甲戦力がベルギー南部から西へ突進、このため連合軍の主力は包囲されることとなり、全ての装備を放棄してダンケルクから海路によって脱出しました
●連合軍が放棄した装備は膨大な量に上り、その中にはイギリス軍の軽戦車「Mk.6」も多く含まれていました
●イギリス戦車の中でこの軽戦車「Mk.6」は最もひ弱い戦車でしたが、他の巡航戦車、歩兵戦車はドイツ軍の戦車運用に合わず、軽戦車「Mk.6」は機動性能と軽便さ、そしてエンジンを前方に配置したレイアウトにより自走砲などの各種車両へと改造及び転用が行われています
●観測戦車「Pz.kpfw.736 €」は、この軽戦車「Mk.6」をベースとした砲兵の弾着確認用の観測戦車です
●観測戦車「Pz.kpfw.736 €」への改造にあたっては、砲塔を撤去して車体天板部を変更、その天板部に軽戦車「Mk.6」のオリジナルの車長キューポラを装着し、車内には通信用の無線機と弾着確認用の光学機器などが搭載されていました
●観測戦車「Pz.kpfw.736 €」は、大戦初期において正規の砲兵観測車両が不足している中で弾着確認に活躍、砲兵支援の要として有効利用されたのでした【 「ドイツ Pz.kpfw.736 € MK.6 観測軽戦車」のキット内容について 】
●このドイツ軍の観測戦車「Pz.kpfw.736 €」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ACE社特有のハンドメイドによる金型加工技術により観測戦車「Pz.kpfw.736 €」を再現、レジンキットの感覚に近い独特の風合いにより、全体形とディテールとが表現された内容となっています
●ACE社製「イギリス軽戦車 マーク 6 A/B」をベースとして、「観測戦車 Pz.kpfw.736 €」を再現するために、砲塔を省き、天板などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります
●「観測戦車 Pz.kpfw.736 €」は、「車体」をベースとして、フェンダー、足周り、キューポラなどを取り付ける構成となっています
【 車 体 】
●車体は各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ 各サスペンションは左右分割式で、転輪を挟み込むように組み立てます
・ 天板後部のハッチはエッチングパーツにて再現
・ 車長キューポラは左右分割式で、視察口及びハッチは別パーツです
・ フェンダーは各1パーツで構成され、支持架は個別にパーツ化されています
・ フェンダー上に装備される工具類は別パーツとなっています
【 履 帯 】
●履帯は、ラバー製のベルト式履帯が付属しています
・ 履帯の接合は焼き止め式で、裏側のディテールも彫刻されています
●天板部分のハッチなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「観測戦車 Pz.kpfw.736 €」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第227歩兵師団 (ベルギー / 1940年後)
・ 第227歩兵師団 (レニングラード戦区 / 1941年後期)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マークなどを再現したデカールが付属しています
●2014年 一部新金型