ロシア BMP-2 歩兵戦闘車
「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車 (プラモデル) (エース 1/72 ミリタリー No.72112 )」です
●「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」です
●現用ソ連軍(ロシア軍)の歩兵戦闘車「BMP-2」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●歩兵戦闘車の始祖となった「BMP-1」の改良型となる「BMP-2」を再現、主武装を機関砲とし、新たにスモークディスチャージャーなどを装備した先鋭的なスタイルを表現した内容となっています【 「歩兵戦闘車 BMP-2について 】
●ソ連軍は、戦後からの数々の装甲兵員輸送車の開発を経て、1960年代中頃に革新的な歩兵戦闘車「BMP-1」を登場させました
●この「BMP-1」は、歩兵を運搬するだけの装甲兵員輸送車とな異なり、固有の強力な武装により積極的な支援行動も行うことができ、中東戦争などではその特性を活かして活躍を果たしました
●一方で、戦場に投入された「BMP-1」は幾つかの欠点を露呈してしまいます
●最大の問題となったのが主砲として装備された「76mm低圧砲」で、この砲は反動が少ない分、射程が短くて命中精度が低く、口径の関係で威力も小さく、支援火力としては能力不足が否めませんでした
●そこで、1980年代前半に開発されたのが「BMP-1」の改良型である「BMP-2」で、主砲を「30mm機関砲」に変更、砲塔も2名を収納する大型砲塔となりました
●搭載する対戦車ミサイルも、新型で速度が増した「コンクルース」へと変更、大きく戦闘力を増しています
●「BMP-2」は、ソ連軍(ロシア軍)やCSI諸国の主力歩兵戦闘車として配備され、中東地域などの他国にも輸出、東側諸国及び親ソ連諸国の主要車両の一つになりました
●この「BMP-2」は、ソ連崩壊後も継続使用されており、後継車となる「BMP-3」は設計コンセプトの違いとその高コストからその配備は一部にとどまり、「BMP-2」は今後も運用が続けられる予定となっています【 「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」のキット内容について 】
●この現用ソ連軍(ロシア軍)の歩兵戦闘車「BMP-2」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ACE社特有のハンドメイドによる金型加工技術により「BMP-2」を再現、レジンキットの感覚に近い独特の風合いにより、全体形とディテールとが表現された内容となっています
●エース社製「BPM-1 歩兵戦闘車」をベースとして、「BMP-2」を再現するために、砲塔、車体上部などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります
●「BMP-2」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●砲塔は上下分割式となっています
・ 「30mm機関砲」の砲身および防盾は各1パーツで構成
・ 対戦車ミサイル「コンクルース」が付属
・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 砲塔側面のスモークディスチャージャーは個別にパーツ化
・ 砲塔前部、上部のサーチライトは別パーツとなっています
【 車体上部 】
●車体上部は一体成型となっており、エンジングリル、兵員室ハッチなどがモールドで再現されています
・ 前部の乗員ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前照灯、シャベルなどが別パーツで再現
・ サイドスカートは左右各1パーツで構成されています
【 車体下部 】
●車体下部は各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
・ 転輪、誘導輪は一体成型、起動輪は左右分割式となります
【 履 帯 】
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 履帯は、上部と下部の直線部は繋がった状態、前後の曲線部分は1枚づつが分割されたパーツとなっています
【 塗装とマーキング 】
●「BMP-2」のマーキングとして、4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ソ連陸軍親衛部隊 (モスクワパレード時 / 1982年)
・ 東ドイツ陸軍
・ チェコスロバキア陸軍
・ 自由クウェート軍 (「砂漠の嵐」作戦時 / 1991年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車輌記号などを再現したデカールが付属しています