ポーランド TKS 小型戦車 20mm砲搭載型
「ポーランド TKS 小型戦車 20mm砲搭載型 (プラモデル) (FTF 1/72 AFV No.PL1939-001 )」です
●第2次世界大戦時におけるポーランド軍の小型戦車「TKS」の「20mm砲搭載型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「カーデンロイド機銃車」の流れを汲み、ポーランド国産戦車として独自に進化した小型戦車「TKS」を再現、小型の車体に「20mm機関砲」を装備した独特のスタイルを表現した内容となっています
【 小型戦車「TKS」について 】
●1920年代後半、イギリスにおいて豆戦車「カーデンロイド機銃車」が開発、この「カーデンロイド機銃車」は世界恐慌の煽りを受けて軍事費を削減された各国の軍隊にとって、低コストで戦車を揃えることができる車両として世界的なヒット作となります
●第1次世界大戦の結果、国家の主権を取り戻したポーランドは、東側にソ連、西側にドイツという2大国に挟まれていることから、軍備の拡充を急速に進めます
●ポーランド軍も世界的趨勢から「カーデンロイド機銃車」を輸入、1931年からは国産化した「TK-3」の生産を開始しました
●「TKS」は、1933年から生産された「TK-3」の改良型で、足周り部分の改修と、履帯の幅が拡大、不整地での機動性能が向上しています
●「TKS」の「20mm砲搭載型」は、機銃しか装備していない「TK-3」「TKS」の火力強化型で、機銃の代わりに20mm機関砲を装備、1939年から生産が開始されましたが、対独戦までには24両しか作ることができませんでした
●しかし、この「TKS」の「20mm砲搭載型」は、当時まだ装甲が薄かったドイツ軍戦車に対して威力を発揮、ドイツ軍戦車と比べてかなり小型の戦車ながらドイツ軍にとって脅威の存在となったのでした
【 「ポーランド TKS 小型戦車 20mm砲搭載型」のキット内容について 】
●このポーランド軍の小型戦車「TKS」の「20mm砲搭載型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●足周りと車体の主要部は一体成型を多用してパーツ数を抑え、車体上のディテールはかっちりとしたシャープな彫刻で小型の「TKS」の「20mm砲搭載型」をミニスケールに沿って再現した内容となっています
●FTF社は、東欧系メーカーながらかっちりとした繊細な彫刻と、実車のポイントを押さえた造形により、小粒な「TKS 20mm砲搭載型」の姿を気軽に楽しむことができるでしょう
・ 総パーツ数は12点ですので、30分程度で組み立てることが可能、週末モデリングやちょっと時間が空いた際の模型製作に適したキットです
●「TKS 20mm砲搭載型」は、「車体」「左右の足周り」の3ブロックで構成されています
【 車 体 】
●車体は、「TKS 20mm砲搭載型」としての車体レイアウトを再現、エンジングリル、各ハッチ、ペリスコープなどがモールドで表現されています
●「20mm機関砲」の砲身は、一体成型となっています
・ 防盾とマウントは各1パーツで構成されています
●車体は上下分割式となっています
・ 車体上部にはフェンダーが一体成型され、乗員用ハッチ、前部点検ハッチ、エンジングリルなどがモールドされています
・ 排気管、車載工具類は別パーツにて再現
【 足周り 】
●足周りは、サスペンション、転輪、履帯などが一体成型により再現されています
・ 履帯は、表面の滑り止めと裏面のセンターガイドが再現
【 塗 装 】
●ボックス裏側には、「TKS 20mm砲搭載型」のポーランド軍仕様となる1種類の塗装例が記載されています
●2014年 完全新金型